トリーメク®/TRI | ACC患者ノート「からだ・こころ・くらし・くすりノート」

シングルタブレットレジメン(STR)

トリーメク^®

トリーメク/TRI

商品名	トリーメク^®
一般名	ドルテグラビルアバカビルラミブジン
略名	TRI(DTG/ABC/3TC)
剤形	紫色のフィルムコーティング錠 yakuzai_hunsai_ka_2025.png
記号	572Tri
規格(含量)	DTG 50mg・ABC 600mg・ 3TC 300mg/錠
保管方法	室温
服薬方法	1回1錠を1日1回 ●くろまる食事に関係なく服用できます。
主な副作用	吐き気(12%)、不眠症(7%)、頭痛(6%)、めまい(6%) ●くろまる副作用の発生頻度は海外臨床試験の成績を参考にしています。
注意事項	●くろまるテビケイ^®、ザイアジェン^®、エピビル^®の記載内容を参照して下さい。 ●くろまる過敏症状(発熱、発疹、疲労感、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、眠気、筋肉や関節の痛み、頭痛、呼吸困難、咽頭痛、咳など):服用開始後、6週間以内(平均11日目)に出現することが多いです。症状が出たら、すぐに病院に連絡し、服用を中止するべきかどうか相談して下さい。 ●くろまる過敏症状のために服用を中止した場合は、アバカビル(ABC)を含む製剤を二度と服用しないようにしてください。 ●くろまるミネラル(マグネシウム、アルミニウム、鉄、カルシウム、亜鉛)を含むサプリメントは本剤の効果が減弱する可能性があるので同時摂取を避けましょう。
薬価 2025年4月現在	1錠 6,639.⁰⁰円 1日1錠処方の場合、30日で199,170円
併用禁忌	なし
併用注意	1本剤の効果(血中濃度)が低下する可能性があるカルシウム含有製剤カルバマゼピン(テグレトール) セイヨウオトギリソウ(St.John'sWort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品ソルビトールフェニトイン(アレビアチン、ヒダントール) フェノバルビタール(フェノバール) ホスフェニトイン(ホストイン) マグネシウム・アルミニウム含有制酸剤リファンピシン(リファジン) 鉄剤 2本剤の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性があるエタノールスルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤(バクタ、ダイフェン) 3併用薬の効果(血中濃度)が低下する可能性があるメサドン(メサペイン) 4併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性があるピルシカイニド(サンリズム) メトホルミン(メトグルコ、グリコラン、メデット) リオシグアト(アデムパス)

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世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。