ツルバダ®/TDF/FTC | ACC患者ノート「からだ・こころ・くらし・くすりノート」

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(核酸系)逆転写酵素阻害剤

ツルバダ^®

ツルバダ/TDF/FTC

商品名	ツルバダ^®
一般名	テノホビルジソプロキシルエムトリシタビン
略名	TDF/FTC
剤形	青色のフィルムコーティング錠 yakuzai_hunsai_zyouken_2025.png
記号	表:GILEAD 裏:701
規格(含量)	TDF300mg・FTC 200mg/錠
保管方法	室温
服薬方法	1回1錠を1日1回 ●くろまる食事に関係なく服用できます。
主な副作用	吐き気(11%)、血中アミラーゼ増加(8%)、CK(CPK)増加(7%)、下痢(7%)、血中トリグリセリド増加(4%)、疲労(3%)、AST(GOT)増加(3%)、好中球数減少(3%)、頭痛(3%)、乳酸アシドーシス(頻度不明) ●くろまる副作用の発生頻度は国内における薬剤承認時及び使用成績を参考にしています。
注意事項	●くろまる腎機能低下により処方が変更される場合があります。 ●くろまる慢性B型肝炎を合併している場合は、本剤中止後のB型肝炎の悪化に注意して経過観察して下さい。 ●くろまる B型肝炎治療薬(ゼフィックス^® 、テノゼット^®、ベムリディ^®)を服用したことのある人は必ず申し出て下さい。
薬価 2025年4月現在	1錠 2,442.⁴⁰円 1日1錠処方の場合、30日で73,272円
併用禁忌	なし
併用注意	2本剤の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性があるアシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス) アタザナビル(レイアタッツ) ガンシクロビル(デノシン) ダルナビル/リトナビル(プリジスタ/ノービア) バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス) バルガンシクロビル塩酸塩(バリキサ) レジパスビル/ソホスブビル配合錠(ハーボニー) ロピナビル・リトナビル配合剤(カレトラ) 3併用薬の効果(血中濃度)が低下する可能性があるアタザナビル(レイアタッツ) 4併用薬の副作用が出現(血中濃度が上昇)する可能性があるアシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス) ガンシクロビル(デノシン) ジダノシン(ヴァイデックス) バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス) バルガンシクロビル塩酸塩(バリキサ) 5その他(機序不明の副作用増強、薬物血中濃度変化が予測できない、有用性が示されていないなど) 腎毒性を有する薬剤

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薬剤リスト、併用禁忌・注意薬リスト一覧

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世界で最初のAIDS患者さんが1981年に報告され、1987年に最初の抗HIV薬AZTが誕生し、現在までに20種類以上の薬剤が国内で承認されています。1996年以降、複数の抗HIV薬を組み合わせる多剤併用療法(ART)により長期生存が可能となり、治療を受けながら仕事や学業などの生活を送る人が世界中で増えています。長期にわたり良い体調を維持するためには、自己管理がとても大切です。