R6地域との連携3:7月事例研修会の様子
地域の先生方と特別支援学校の教員が協力して、生徒への効果的な支援を考える事例研修会を下記の通り実施しました。
日 程: 令和6年7月29日(月)
テーマ: 「感情のコントロールが苦手な生徒について(高等学校の事例)」
講 師: 公認心理師・臨床心理士 小栗香奈子先生
研修会には、40名の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の先生方が参加されました。本研修では、高等学校に通う生徒の中で感情のコントロールが苦手な生徒の事例を共有し、グループで支援方法を検討しました。グループ協議では、特別支援教育に携わる先生方が共同で事例を検討する中で、お互いの知識や経験を共有することができました。さらに、他の学校種の先生方との情報交換をすることもできました。
グループ協議後、小栗先生から「気持ちのコントロールが苦手な児童生徒への対応〜ストレスマネジメントとアンガーマネジメント〜」と題して、ご講義いただきました。
参加者の方々からは、
- 高校生の事例ということで、小学校からの支援の繋がりや、医療との関わりなど、小学校での支援がどのように繋がっていくのか考えながら取り組むことができました。
- 気持ちのコントロールやストレスについて、児童生徒への指導の仕方だけではなく、自分自身にも当てはめて考えることもでき、非常に有意義な研修でした。
- 自分が担当している児童のことを思い浮かべながら研修を受けることができました。
といった感想をいただきました。
今後も「切れ目のない支援」を目指し、地域と連携しながら、児童生徒を支援していきます。講師の小栗先生、ご参加くださった先生方、ありがとうございました。