R7 地域との連携3 : 7月事例研修会の様子
地域の小、中学校の先生方と特別支援学校の教員が協力して、児童への効果的な支援を考える事例研修会を以下のとおり実施しました。
日 程: 令和7年7月25日(金)
テーマ: 「集中することが苦手な児童の事例について(小学校)
講 師: 公認心理師・臨床心理士 小栗香奈子先生
研修会には、33名の小学校・中学校・特別支援学校の先生方が参加されました。
本研修では、小学校の通常級に通う児童の中で「集中が苦手な児童」の事例を共有し、支援方法を検討しました。グループ協議では、特別支援教育に携わる先生方が支援方法を出し合いながら検討し、お互いの知識や経験を共有することができました。さらに、他の学校種の先生方との情報交換をすることもできました。
グループ協議後、小栗先生から「困難さを抱える子どもの背景と保護者へのかかわり」と題して、ご講義いただきました。
参加者の方々からは、
・ 実際の事例について検討することで、具体的な方策をたくさん聞くことができました。とても参考になりました。
・とても貴重な研修でした。また、自校でも似たような事例があるので、研修で学んだことを2学期から生かしていき たいと思います。
・ 実行機能の話、すごく納得できました。時間をかけて指導していこうと思いました。
といった感想をいただきました。
今後も「切れ目のない支援」を目指し、地域と連携しながら、児童生徒を支援していきます。講師の小栗先生、事例を提供してくださった先生、ご参加くださった先生方、ありがとうございました。