友達と同じ人を好きになっても、絶対に好きだって伝えます
恋をしている男の子たちは、どうしてこんなに綺麗なんだろう。
四者四様の片想いを描いた映画『思い、思われ、ふり、ふられ』が8月14日(金)より公開される。
物語の中で、北村匠海、赤楚衛二という旬の若手俳優が、すれ違う想いに心を焦がす表情を、切なく、甘酸っぱく演じ、観る者をときめかせてくれる。
北村「自分の気持ちを伝えるって、すごく大変なこと。もしかしたら自分が傷つくかもしれないし、相手を傷つけるかもしれない。だけど、気持ちに素直にならないと何も始まらない。
僕は今まで素直に生きてこられなかった人間なので、悩みながらも自分の本当の気持ちと向き合って恋愛をしている4人を見て素敵だなと思いました」
赤楚「僕は自分の気持ちをすぐに伝えちゃうタイプなんで、今回の役を通して想いを伝えられない苦しさが初めてわかりました。
ああいうグチャグチャした感情って今まで経験してこなかったから、こんな気持ちが自分の中にもあるんだって新しい発見になりましたね」
北村演じる理央と、赤楚演じる和臣。ふたりの間には、浜辺美波演じる朱里がいる。
もし友達と同じ人を好きになったら、ふたりはどうするのだろうか。
北村「僕は構わず好きだって伝えますね」
赤楚「うん。好きの度合いによるけど、本気なら僕も行く」
北村「昔の取材だと、カッコつけて『奥手なんで、譲ります』とか言ってたんですよ。でもそんなわけがないっていう(笑)。
もし同じ人を好きになったとしても、本当に友達ならどちらか片方がうまくいっても両方振られても笑い話にできるだろうし。それに、ふたりとも好きになるなんて、めっちゃ魅力的な人ってことじゃないですか。
だったら、ちゃんと友達に言います、『僕もあの子のことが好き。絶対負けないけどね』って」
赤楚「わかる。俺もちゃんと友達にその子のことが好きって伝えてから勝負に行きます。そういうことで仲が悪くならないのが、男同士の友情の良さ。
ただ、もし僕がまだそこまで好きじゃない中で、友達がその子のことを好きって知ったら、急激に冷めちゃうタイプでもある。
友達が片想いしている女の子とか、それこそ付き合っている相手とかは異性として見られなくなるんですよね」