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10月16日(金)〜18日(日)の3日間、長崎・佐賀・福岡の3都市で開催される「韓国ドラマフェスティバル in 九州」に、実力派俳優のチョ・ジェユンが出演する。
ドラマ『奇皇后―ふたつの愛 涙の誓いー』では、チ・チャンウク演じる皇帝タファンの側近として重要な役どころを担い、日本でも知名度が高まっている名バイプレーヤー。
人気ドラマに欠かせない名脇役の彼にインタビューした。
――もともと、舞台演出家だったそうですが、どうして俳優の道を歩み始めたのですか?
もともと専攻は舞台美術で、大学卒業後は子どもミュージカルの舞台演出家として活動していました。そんなとき、今は亡き父と食事をしていると、「私の息子はテレビに出ないのかな......」とひとり言のようにつぶやいたんです。親孝行をしたこともなく、何もできなかった息子として、父が望むことを一度やってみたいと思い、そのときからプロフィールを作ってテレビ局や映画制作会社に応募して、キャスティングされて俳優になりました。
――俳優デビュー後、ドラマ『奇皇后―ふたつの愛 涙の誓い―』で認知度が上昇するまで多くの作品で助演として活躍してきましたが、記憶に残る作品は?
ドラマ『ヒーロー』の前まではほとんど脇役で、『追跡者〔チェイサー〕』あたりから少しずつ知っていただけるようになりました。当時、映画『サスペクト 哀しき容疑者』にも出演していたんですが、その作品も記憶に残っています。