情報通信研究機構では、これまで宇宙天気情報の提供を行ってきております。サイクル24の極大に向けて、徐々に太陽活動が上昇しつつあり、宇宙天気情報の重要性もさらに増していくものと確信しております。宇宙天気情報の利用者の皆様との情報交換を行い、今後の情報提供に活用していくため、「宇宙天気ユーザーズフォーラム」を2009年12月21日開催致しました。当日は多くの方においでいただき、盛況の内に無事に第一回宇宙天気ユーザーズフォーラムを終了することができました。
フォーラムでは、講演に対する質疑応答も活発で、予定時間をオーバーする場面もありました。午後には宇宙天気に関連したポスター*発表(20件程度)の説明や、科学技術可視化プロジエクトの展示・説明、宇宙天気予報室の見学会も催され、多くの人に関心も持っていただきました。
講演時の資料 は、以下のプログラムの講演タイトルの横にありますボタン(資料)を クリックしていただくと、ダウンロードできます。ファイル形式はPDFかPowerPoint形式になります。
開催場所
NICT小金井本部4階国際会議室
(NICT本部へのアクセス:http://www.nict.go.jp/about/hq.html)
開催日時
2009年12月21日(月)
主 催
電磁波計測研究センター 宇宙環境計測グループ
問い合わせ先
問い合わせ先
司会:村田健史(NICT)
10:00-10:10
10:10-10:20
10:20-10:45
10:45-11:10
11:00-11:35
11:35-11:45
あいさつ 井口 俊夫 (NICT電磁波計測研究センター センター長)
宇宙環境計測グループの概要 村田健史(NICT)宇宙環境計測グループの概要-資料
電離圏情報の活用法について 石井 守(NICT)電離圏情報の活用法について-資料
宇宙天気情報サービスの活用法について 亘 慎一(NICT)宇宙天気情報サービスの活用法について-資料
最近の宇宙環境について 長妻 努(NICT) 最近の宇宙環境について-資料
宇宙天気クラウドサービスについて 村田健史(NICT)宇宙天気クラウドサービスについて-資料
昼休み
13:00-13:20
13:20-13:40
13:40-14:00
14:00-14:20
14:20-14:40
海域電磁気観測における宇宙天気の利用について
笠谷貴史(海洋研究開発機構)海域電磁気観測における宇宙天気の利用について-資料
衛星帯電について 古賀清一(宇宙航空研究開発機構)海域電磁気観測における宇宙天気の利用について-資料
宇宙飛行士の被ばく限界について
藤高和信 (放射線医学総合研究所名誉研究員)宇宙飛行士の被ばく限界について-資料
航空航法における衛星航法の利用と電離圏の影響
斉藤 享(電子航法研究所)航空航法における衛星航法の利用と電離圏の影響-資料
アマチュア無線での利用について 芳野赳夫(電気通信大学名誉教授)アマチュア無線での利用について-資料
休 憩(ポスター・見学・お茶)
16:00-16:20
16:20-16:40
16:40-17:25
ALOS/PALSARによる電離層異常の観測
島田政信(宇宙航空研究開発機構)ALOS/PALSARによる電離層異常の観測-資料
宇宙太陽発電所(SPS)と電離圏について
橋本弘藏(京都大学生存圏研究所)ALOS/PALSARによる電離層異常の観測-資料
今後の計画・総合と討論
懇親会
(*)講演のタイトル等は変更の可能性があります。
(*)ポスターボードのサイズは120cm(横)X210cm(縦)です。
P01
NICT電離圏情報サービスの活用法について
石井 守、久保田 実(NICT)
P02
NICT宇宙天気情報サービスの活用法について
亘 慎一(NICT)
P03
最近の宇宙環境について
長妻 努(NICT)
P04
NICT宇宙天気シミュレーションについて
品川裕之(NICT)
P05
宇宙天気クラウドサービスについて
村田 健史(NICT)
P06
太陽光球面磁場による最大フレア規模の予測
山本哲也(名大STE研)、桜井 隆(国立天文台)
P07
惑星間空間衝撃波の到来予測について
田 光江(NICT)
P08
航路線量計算の方法と課題
保田 浩志(放医研)
P09
静止軌道における人工衛星障害と磁気圏境界位置の関係
玉置 晋(宇宙技術開発(株)), 野沢 恵(茨城大),
浦山 文隆(宇宙技術開発(株)), 永野 達也(茨城大)
P10
宇宙環境情報システム(SEES):
WEBによる宇宙環境データ、工学モデル及び警報システムの提供
東尾 奈々(JAXA)、松本 晴久(JAXA)、小原 隆博(JAXA)、越石 英樹(JAXA)、
古賀 清一(JAXA)、小川 敏春(SED)、中山 正史(SED)
P11
イオノグラムの読み方について
上本 純平(NICT)ほか
P12
アジア・オセアニア地域マルチGNSS利用実証キャンペーンの紹介
館下 博昭(JAXA)
P13
準天頂衛星などを用いた時刻比較及び測距への宇宙天気の影響について
中村真帆, 浜真一 雨谷純, 高橋靖宏 中川史丸, 田渕良(NICT)
P14
日本における国内外GPS電離圏観測の現状と今後の展望
津川 卓也(NICT), 齊藤 昭則(京大), 大塚 雄一(名大STE研),
五井 紫(京大理), 西岡 未知(京大、ボストンカレッジ科学研究所),
陣 英克(NICT), 丸山 隆(NICT), 三宅 亙(東海大)
P15
JAXA超低高度衛星技術試験機(SLATS)での宇宙天気の利用について
JAXA
P16
リアルタイム数値宇宙天気予報システムの開発
日本電気株式会社
P17
大気圏-ダイナモ-電離圏結合過程のシミュレーション
品川 裕之(NICT), 陣 英克(NICT), 藤原 均(東北大), 三好勉信(九大)
P18
磁気嵐の長期発生確率の予測
坪内 健(NICT)
P19
地磁気活動指数が示すcycle24太陽活動期の特徴
源 泰拓、田口陽介(気象庁地磁気観測所)
P20
シューマン共振と交通事故死者数との関連について
光武 元(ミネソタ大)、早川 正士(電通大)、関口 美菜子(電通大)、
Germaine Cornelissen (ミネソタ大)、Franz Halberg (ミネソタ大)
Copyright © National Institute of Information and Communications Technology. All Rights Reserved.