調査結果
調査の概要
1.調査目的
身近な環境(水辺、緑地、大気など)に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする。
2.調査項目
- 身近な環境への関心について
- 身近な環境への満足度について
- 身近な環境に対する課題について
- 身近な環境に対する印象について
3.関係省庁
環境省
4.調査対象
- 母集団 全国18歳以上の日本国籍を有する者
- 標本数 5,000人
- 抽出方法 層化2段無作為抽出法
5.調査時期
令和6年10月10日〜11月17日
6.調査方法
郵送法
7.調査実施機関
一般社団法人 中央調査社
8.回収結果
- 有効回収率 60.2%、調査不能率 39.8%
- 有効回収数 3,009人
- 調査不能数 1,991人
- うち宛先不明による返送 30人
- うち未返送 1,823人
- うち白票 5人
- うち代理回答・記入不備 103人
- うち期間外 4人
- うち災害 0人
- うちその他 26人
9.性・年齢別回収結果
本調査の性・年齢別の標本数、回収数及び回収率を示しています。このうちの回収数は、集計表の該当者数にて確認いただけます。
調査結果の概要
目次
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1.身近な環境への関心について
(1) 身近な環境についての関心
水辺、緑地、大気などの身近な環境について、関心があるか聞いたところ、「関心がある」とする者の割合が86.5%(「関心がある」の割合38.9%と「ある程度関心がある」の割合47.7%との合計)、「関心がない」とする者の割合が13.2%(「あまり関心がない」の割合12.0%と「全く関心がない」の割合1.2%との合計)となっている。
年齢別に見ると、「関心がある」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、「関心がない」とする者の割合は18〜29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると、「関心がある」とする者の割合は男性の60歳代、70歳以上、女性の60歳代、70歳以上で、「関心がない」とする者の割合は男性の18〜29歳、30歳代、女性の18〜29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表1をご確認ください。
(2) 身近にどのような環境があるか
身近には、どのような環境があるか聞いたところ、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合が59.1%と最も高く、以下、「川、湖沼、海などのきれいな水辺」(40.9%)、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」(37.9%)、「花、果樹、森林などの季節に応じた自然の香りのある環境」(35.6%)などの順となっている。なお、「ほとんどない」と答えた者の割合が11.6%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合は中都市で、「川、湖沼、海などのきれいな水辺」、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」、「花、果樹、森林などの季節に応じた自然の香りのある環境」を挙げた者の割合は小都市、町村で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合は女性で、「川、湖沼、海などのきれいな水辺」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合は30歳代、40歳代で、「川、湖沼、海などのきれいな水辺」を挙げた者の割合は40歳代で、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合は女性の18〜29歳、40歳代で、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合は男性の70歳以上、女性の70歳以上で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表2をご確認ください。
(3) 観光先を選ぶ際に意識する環境
観光先を選ぶ際に、どのような環境があることを意識するか聞いたところ、「川、湖沼、海などのきれいな水辺」を挙げた者の割合が54.3%と最も高く、以下、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」(44.5%)、「せせらぎ、波音、小鳥のさえずりなどの心地よい自然の音がする環境」(43.8%)、「花、果樹、森林などの季節に応じた自然の香りのある環境」(42.5%)などの順となっている。なお、「特に意識しない」と答えた者の割合が14.9%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」、「花、果樹、森林などの季節に応じた自然の香りのある環境」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「川、湖沼、海などのきれいな水辺」を挙げた者の割合は50歳代で、「せせらぎ、波音、小鳥のさえずりなどの心地よい自然の音がする環境」、「花、果樹、森林などの季節に応じた自然の香りのある環境」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると、「川、湖沼、海などのきれいな水辺」を挙げた者の割合は男性の60歳代、女性の50歳代で、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合は女性の60歳代で、「せせらぎ、波音、小鳥のさえずりなどの心地よい自然の音がする環境」を挙げた者の割合は男性の70歳以上で、「花、果樹、森林などの季節に応じた自然の香りのある環境」を挙げた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表3をご確認ください。
2.身近な環境への満足度について
(1) 身近な環境に満足しているか
現在身近にある水辺、緑地、大気などの環境について満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が77.0%(「満足している」の割合13.7%と「まあ満足している」の割合63.2%との合計)、「不満だ」とする者の割合が22.5%(「やや不満だ」の割合18.6%と「不満だ」の割合3.9%との合計)となっている。
都市規模別に見ると、「満足している」とする者の割合は小都市、町村で、「不満だ」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は70歳以上で高くなっている。
性・年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は男性の70歳以上で高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表4をご確認ください。
ア 満足している点
現在身近にある水辺、緑地、大気などの環境について「満足している」、「まあ満足している」と答えた者(2,316人)に、満足している点は何か聞いたところ、「気持ちよく暮らすことができる」を挙げた者の割合が74.3%と最も高く、以下、「健康によい暮らしができる」(51.0%)、「地域の方々と交流しやすい」(22.2%)、「子育てしやすい暮らしができる」(21.7%)の順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「健康によい暮らしができる」、「地域の方々と交流しやすい」を挙げた者の割合は小都市、町村で、「子育てしやすい暮らしができる」を挙げた者の割合は小都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、「地域の方々と交流しやすい」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「気持ちよく暮らすことができる」を挙げた者の割合は50歳代で、「健康によい暮らしができる」、「地域の方々と交流しやすい」を挙げた者の割合は70歳以上で、「子育てしやすい暮らしができる」を挙げた者の割合は30歳代、40歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表5をご確認ください。
イ 満足していない点
現在身近にある水辺、緑地、大気などの環境について「やや不満だ」、「不満だ」と答えた者(678人)に、満足していない点は何か聞いたところ、「散歩する場所や遊び場が少ない」を挙げた者の割合が45.6%と最も高く、以下、「空気が悪い」(38.6%)、「緑が少ない」(32.3%)、「水辺が少ない」(28.8%)の順となっている。なお、「その他」と答えた者の割合が26.5%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
性別に見ると、大きな差異は見られない。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表6をご確認ください。
(2) 身近な環境の満足度
ア 身近な環境の満足度―きれいな水辺―
水辺、緑地、大気などの身近にある環境のきれいな水辺の側面について、どの程度満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が61.8%(「満足している」の割合9.6%と「まあ満足している」の割合52.2%との合計)、「不満だ」とする者の割合が36.5%(「やや不満だ」の割合27.9%と「不満だ」の割合8.6%との合計)となっている。
都市規模別に見ると、「満足している」とする者の割合は小都市、町村で、「不満だ」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は70歳以上で、「不満だ」とする者の割合は40歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表7をご確認ください。
イ 身近な環境の満足度―豊かな緑地―
水辺、緑地、大気などの身近にある環境の豊かな緑地の側面について、どの程度満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が78.4%(「満足している」の割合20.9%と「まあ満足している」の割合57.5%との合計)、「不満だ」とする者の割合が20.8%(「やや不満だ」の割合17.2%と「不満だ」の割合3.6%との合計)となっている。
都市規模別に見ると、「満足している」とする者の割合は小都市、町村で、「不満だ」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は30歳代で高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表8をご確認ください。
ウ 身近な環境の満足度―大気・空気の質―
水辺、緑地、大気などの身近にある環境の大気・空気の質の側面について、どの程度満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が73.4%(「満足している」の割合21.7%と「まあ満足している」の割合51.7%との合計)、「不満だ」とする者の割合が26.0%(「やや不満だ」の割合20.2%と「不満だ」の割合5.8%との合計)となっている。
都市規模別に見ると、「満足している」とする者の割合は小都市、町村で、「不満だ」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は70歳以上で、「不満だ」とする者の割合は30歳代から50歳代で、それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は男性の70歳以上、女性の70歳以上で、「不満だ」とする者の割合は男性の40歳代、女性の30歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表9をご確認ください。
エ 身近な環境の満足度―季節に応じた自然の香りのある環境―
水辺、緑地、大気などの身近にある環境の季節に応じた自然の香りのある環境の側面について、どの程度満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が77.0%(「満足している」の割合20.2%と「まあ満足している」の割合56.8%との合計)、「不満だ」とする者の割合が22.2%(「やや不満だ」の割合17.7%と「不満だ」の割合4.5%との合計)となっている。
都市規模別に見ると、「満足している」とする者の割合は小都市、町村で、「不満だ」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、「満足している」とする者の割合は女性で、「不満だ」とする者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表10をご確認ください。
オ 身近な環境の満足度―心地よい自然の音がする環境―
水辺、緑地、大気などの身近にある環境の心地よい自然の音がする環境の側面について、どの程度満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が67.4%(「満足している」の割合17.1%と「まあ満足している」の割合50.2%との合計)、「不満だ」とする者の割合が31.8%(「やや不満だ」の割合23.9%と「不満だ」の割合7.9%との合計)となっている。
都市規模別に見ると、「満足している」とする者の割合は小都市、町村で、「不満だ」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、「満足している」とする者の割合は女性で、「不満だ」とする者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表11をご確認ください。
(3) 身近な環境で気持ちよさを感じる時
日頃の生活の中で、身近な環境について、気持ちよさを感じるのは、どのようなときか聞いたところ、「きれいな青空や星空をみたとき」を挙げた者の割合が65.6%、「季節に応じた自然の香りのある環境を感じたり、見たりしたとき」を挙げた者の割合が62.4%、「豊かな緑地に接したり、豊かな緑地を見たりしたとき」を挙げた者の割合が59.2%などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「きれいな青空や星空をみたとき」を挙げた者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると、「きれいな青空や星空をみたとき」、「季節に応じた自然の香りのある環境を感じたり、見たりしたとき」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表12をご確認ください。
3.身近な環境に対する課題について
(1) どのような環境が増えてほしいか
身近にどのような環境が増えてほしいと思うか聞いたところ、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合が51.8%、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合が50.6%などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位2項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合は50歳代で、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると、「清浄な空気・星空が見える澄んだ空」を挙げた者の割合は女性の50歳代で、「花壇、街路樹、公園などの豊かな緑地」を挙げた者の割合は男性の70歳以上、女性の60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表13をご確認ください。
ア 増えてほしい場所
身近に増えてほしい環境を挙げた者(2,719人)に、どのような場所に増えてほしいと思うか聞いたところ、「自宅の近く」を挙げた者の割合が67.5%と最も高く、以下、「買い物や通勤・通学経路など日常の行動範囲内」(51.8%)、「都市や街の中」(36.6%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「都市や街の中」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると、「買い物や通勤・通学経路など日常の行動範囲内」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「都市や街の中」を挙げた者の割合は18〜29歳、60歳代で高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表14をご確認ください。
イ 増えてほしい理由
身近に増えてほしい環境を挙げた者(2,719人)に、どのような理由から増えてほしいと思うか聞いたところ、「癒やしや安らぎを感じるから」を挙げた者の割合が74.3%と最も高く、以下、「心身の健康につながるから」(64.0%)、「環境が豊かになること自体がよいことだから」(54.1%)、「子育て環境やこどもの教育に適しているから」(30.3%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「子育て環境やこどもの教育に適しているから」を挙げた者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると、「環境が豊かになること自体がよいことだから」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「癒やしや安らぎを感じるから」を挙げた者の割合は18〜29歳、50歳代、60歳代で、「心身の健康につながるから」を挙げた者の割合は60歳代で、「環境が豊かになること自体がよいことだから」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で、「子育て環境やこどもの教育に適しているから」を挙げた者の割合は30歳代、40歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表15をご確認ください。
(2) 生活の便利さと環境の豊かさのどちらを重視するか
居住場所を選ぶ場合に、生活の便利さを重視するか、それとも環境の豊かさを重視するか聞いたところ、「生活の便利さよりも環境の豊かさを重視する」とする者の割合が30.7%(「生活の便利さよりも環境の豊かさを重視する」の割合7.4%と「どちらかといえば生活の便利さよりも環境の豊かさを重視する」の割合23.3%との合計)、「環境の豊かさよりも生活の便利さを重視する」とする者の割合が67.2%(「どちらかといえば環境の豊かさよりも生活の便利さを重視する」の割合58.6%と「環境の豊かさよりも生活の便利さを重視する」の割合8.5%との合計)となっている。
都市規模別に見ると、「生活の便利さよりも環境の豊かさを重視する」とする者の割合は小都市で、「環境の豊かさよりも生活の便利さを重視する」とする者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、「生活の便利さよりも環境の豊かさを重視する」とする者の割合は男性で、「環境の豊かさよりも生活の便利さを重視する」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「生活の便利さよりも環境の豊かさを重視する」とする者の割合は70歳以上で、「環境の豊かさよりも生活の便利さを重視する」とする者の割合は18〜29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表16をご確認ください。
(3) 水環境についてどのような改善策を期待するか
身近な水環境のうち、水辺について、どのような改善策を期待するか聞いたところ、「水質汚濁の改善」を挙げた者の割合が58.1%、「散乱ごみの対策」を挙げた者の割合が56.9%と高く、以下、「緑や生き物の豊かさ」(46.2%)、「水に親しみやすい場所の増加」(26.4%)の順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「水質汚濁の改善」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると、「水質汚濁の改善」、「散乱ごみの対策」を挙げた者の割合は女性で、「水に親しみやすい場所の増加」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「水質汚濁の改善」を挙げた者の割合は50歳代で、「散乱ごみの対策」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で、「緑や生き物の豊かさ」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、「水に親しみやすい場所の増加」を挙げた者の割合は60歳代で、それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると、「水質汚濁の改善」を挙げた者の割合は女性の50歳代で、「散乱ごみの対策」を挙げた者の割合は女性の30歳代から50歳代で、「緑や生き物の豊かさ」を挙げた者の割合は男性の70歳以上、女性の60歳代、70歳以上で、「水に親しみやすい場所の増加」を挙げた者の割合は男性の60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表17をご確認ください。
(4) 身近な環境の保全活動など取り組んでいること
身近な水辺、緑地、大気などの環境の保全活動で何か取り組んでいることはあるか聞いたところ、「ごみ拾いなどのクリーン活動」を挙げた者の割合が30.1%と最も高くなっている。なお、「特に取り組んでいない」と答えた者の割合が57.1%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位1項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「ごみ拾いなどのクリーン活動」を挙げた者の割合は小都市、町村で高くなっている。
年齢別に見ると、「ごみ拾いなどのクリーン活動」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で高くなっている。
性・年齢別に見ると、「ごみ拾いなどのクリーン活動」を挙げた者の割合は男性の60歳代、70歳以上で高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表18をご確認ください。
ア どのような保全活動に取り組みたいか
身近な水辺、緑地、大気などの環境の保全活動で何か取り組んでいることについて「特に取り組んでいない」と答えた者(1,719人)に、身近な環境の保全に取り組む機会があれば、どのような活動に取り組みたいと思うか聞いたところ、「ごみ拾いなどのクリーン活動」を挙げた者の割合が53.2%と最も高く、以下、「豊かな緑地の整備」(22.3%)、「季節に応じた自然の香りのある環境の保全」(21.0%)などの順となっている。なお、「取り組みたいと思わない」と答えた者の割合が15.7%となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位3項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「ごみ拾いなどのクリーン活動」、「季節に応じた自然の香りのある環境の保全」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
性別に見ると、「季節に応じた自然の香りのある環境の保全」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表19をご確認ください。
4.身近な環境に対する印象について
(1) 身近な環境は、こどもの頃と比べてどのように変化しているか
身近な水辺、緑地、大気などの環境は、こどもの頃と比べてどのように変化していると思いうか聞いたところ、「豊かになっている」と答えた者の割合が13.4%、「変わらない」と答えた者の割合が30.7%、「貧しくなっている」と答えた者の割合が53.9%となっている。
都市規模別に見ると、「豊かになっている」と答えた者の割合は大都市で、「変わらない」と答えた者の割合は町村で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「豊かになっている」と答えた者の割合は70歳以上で、「変わらない」と答えた者の割合は18〜29歳、30歳代で、「貧しくなっている」と答えた者の割合は40歳代から60歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表20をご確認ください。
(2) 身近な環境で過ごす時間はあったか
身近にあるきれいな水辺や緑地の環境で過ごす時間は、これまでどの程度あったか聞いたところ、「あった」とする者の割合が82.7%(「ほとんど毎日」の割合19.9%と「週に1〜2日程度」の割合16.6%と「月に1〜2日程度」の割合25.2%と「年に1〜2日程度」の割合21.0%との合計)、「ほとんどなかった」と答えた者の割合が17.0%となっている。
都市規模別に見ると、「あった」とする者の割合は小都市で、「ほとんどなかった」と答えた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表21をご確認ください。
(3) 身近な環境は、今後どうなっていくと思うか
身近な水辺、緑地、大気などの環境は、これから先、どうなっていくと思うか聞いたところ、「豊かになっていく」と答えた者の割合が10.7%、「変わらない」と答えた者の割合が41.3%、「貧しくなっていく」と答えた者の割合が47.8%となっている。
都市規模別に見ると、「豊かになっていく」と答えた者の割合は大都市で、「貧しくなっていく」と答えた者の割合は小都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「豊かになっていく」、「変わらない」と答えた者の割合は70歳以上で、「貧しくなっていく」と答えた者の割合は18〜29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表22をご確認ください。
(4) 身近な環境はどのような場だと思うか
身近な水辺、緑地、大気などの環境はどのような場だと思うか聞いたところ、「休息・やすらぎの場」を挙げた者の割合が83.5%と最も高く、以下、「運動やレクリエーションの場」(33.2%)、「こどもを育てる場」(32.4%)、「家族団らんの場」(27.6%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
都市規模別に見ると、「運動やレクリエーションの場」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
性別に見ると、「運動やレクリエーションの場」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。年齢別に見ると、「休息・やすらぎの場」を挙げた者の割合は18〜29歳、50歳代、60歳代で、「こどもを育てる場」を挙げた者の割合は30歳代、40歳代で、「家族団らんの場」を挙げた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。
調査結果のグラフ。グラフのデータは表23をご確認ください。
集計表
集計表中*印のある質問文および回答肢は、一部省略のあることを示す。
- 集計表1(問1)身近な環境についての関心 (5.8KB)
- 集計表2(問2)身近にどのような環境があるか (6.9KB)
- 集計表3(問3)観光先を選ぶ際に意識する環境 (6.9KB)
- 集計表4(問4)身近な環境に満足しているか (15.0KB)
- 集計表5(問5)満足している点 (15.2KB)
- 集計表6(問6)満足していない点 (15.3KB)
- 集計表7(問7)身近な環境の満足度(1)きれいな水辺 (8.7KB)
- 集計表8(問7)身近な環境の満足度(2)豊かな緑地 (8.2KB)
- 集計表9(問7)身近な環境の満足度(3)大気・空気の質 (8.2KB)
- 集計表10(問7)身近な環境の満足度(4)季節に応じた自然の香りのある環境 (8.2KB)
- 集計表11(問7)身近な環境の満足度(5)心地よい自然の音がする環境 (8.3KB)
- 集計表12(問8)身近な環境で気持ちよさを感じる時 (9.7KB)
- 集計表13(問9)どのような環境が増えてほしいか (10.8KB)
- 集計表14(問10)増えてほしい場所 (10.3KB)
- 集計表15(問11)増えてほしい理由 (10.9KB)
- 集計表16(問12)生活の便利さと環境の豊かさのどちらを重視するか (13.6KB)
- 集計表17(問13)水環境についてどのような改善策を期待するか (9.5KB)
- 集計表18(問14)身近な環境の保全活動など取り組んでいること (17.6KB)
- 集計表19(問15)どのような保全活動に取り組みたいか (10.0KB)
- 集計表20(問16)身近な環境は、こどもの頃と比べてどのように変化しているか (5.9KB)
- 集計表21(問17)身近な環境で過ごす時間はあったか (7.7KB)
- 集計表22(問18)身近な環境は、今後どうなっていくと思うか (5.8KB)
- 集計表23(問19)身近な環境はどのような場だと思うか (4.9KB)