調査結果
調査の概要
1.調査目的
水循環に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考とする。
2.調査項目
- 水循環について
- 水の利用について
- 地球環境の水問題について
3.関係省庁
国土交通省
4.調査対象
- 母集団 全国18歳以上の日本国籍を有する者
- 標本数 3,000人
- 抽出方法 層化2段無作為抽出法
5.調査時期
令和6年7月18日〜8月25日
6.調査方法
郵送法
7.調査実施機関
一般社団法人 中央調査社
8.回収結果
- 有効回収率 58.3%、調査不能率 41.7%
- 有効回収数 1,750人
- 調査不能数 1,250人
- うち宛先不明による返送 17人
- うち未返送 1,141人
- うち白票 2人
- うち代理回答・記入不備 68人
- うち期間外 4人
- うち災害 0人
- うちその他 18人
9.性・年齢別回収結果
本調査の性・年齢別の標本数、回収数及び回収率を示した表。18歳から70歳以上の年齢別、男性、女性、男女計、標本数、回収数及び回収率を示しています。全体の回収率は58.3%。具体的な回収数は、集計表の該当者数にて確認いただけます。
調査結果の概要
目次
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1.水循環について
(1) 水とのかかわりのある豊かな暮らし
水とのかかわりのある豊かな暮らしとはどのようなものだと思うか聞いたところ、「安心して水が飲める暮らし」を挙げた者の割合が86.9%と最も高く、以下、「いつでも水が豊富に使える暮らし」(50.8%)、「洪水の心配のない安全な暮らし」(48.6%)、「身近に潤いとやすらぎを与えてくれる水辺がある暮らし」(44.5%)、「おいしい水が飲める暮らし」(43.0%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位5項目まで掲載)
前回の調査結果と比較してみると、「身近に潤いとやすらぎを与えてくれる水辺がある暮らし」(34.2%→44.5%)、「おいしい水が飲める暮らし」(35.7%→43%)を挙げた者の割合が上昇し、「いつでも水が豊富に使える暮らし」(60.2%→50.8%)、「洪水の心配のない安全な暮らし」(59.4%→48.6%)を挙げた者の割合が低下している。
性別に見ると、「安心して水が飲める暮らし」、「洪水の心配のない安全な暮らし」を挙げた者の割合は女性で、「身近に潤いとやすらぎを与えてくれる水辺がある暮らし」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「安心して水が飲める暮らし」を挙げた者の割合は50歳代で、「洪水の心配のない安全な暮らし」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。
「水とのかかわりのある豊かな暮らし」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータはページ下部にある集計表の「表1水とのかかわりのある豊かな暮らし」をご確認ください。
(2) 水道水の水源の認知度
使っている水道水の水源は何か知っているか聞いたところ、「知っている」とする者の割合が69.7%(「具体的な河川や湖などの名称まで知っている」の割合36.3%と「河川や湖などであることは知っている」の割合33.4%との合計)、「知らない」とする者の割合が29.7%(「漠然としか知らない」の割合21.3%と「知らない」の割合8.3%との合計)となっている。
前回の調査結果と比較してみると、「知らない」(21.6%→29.7%)とする者の割合が上昇し、「知っている」(76.6%→69.7%)とする者の割合が低下している。
性別に見ると、「知っている」とする者の割合は男性で、「知らない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「知っている」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、「知らない」とする者の割合は18〜29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。
「水道水の水源の認知度」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータはページ下部にある集計表の「表2水道水の水源の認知度 」をご確認ください。
2.水の利用について
(1) 水道水の質の満足度
現在使用している水道水の質について満足しているか聞いたところ、「全ての用途において満足している」と答えた者の割合が58.3%、「飲み水以外の用途において満足している」と答えた者の割合が38.2%、「全ての用途において満足していない」と答えた者の割合が3.1%となっている。
前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると、「全ての用途において満足している」と答えた者の割合は小都市、町村で、「飲み水以外の用途において満足している」と答えた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、「全ての用途において満足している」と答えた者の割合は男性で、「飲み水以外の用途において満足している」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると、「全ての用途において満足している」と答えた者の割合は70歳以上で、「飲み水以外の用途において満足している」と答えた者の割合は30歳代、40歳代で、それぞれ高くなっている。
「水道水の質の満足度」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータはページ下部にある集計表の「表3水道水の質の満足度」をご確認ください。
(2) 水をどのように飲んでいるか
普段、水をどのように飲んでいるか聞いたところ、「特に措置を講じずに、水道水をそのまま飲んでいる」を挙げた者の割合が39.1%と最も高く、以下、「ミネラルウォーターなどを購入して飲んでいる」(36.1%)、「浄水器を設置して水道水を飲んでいる」(34.3%)、「水道水を一度沸騰させて飲んでいる」(16.2%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
前回の調査結果と比較してみると、「浄水器を設置して水道水を飲んでいる」(28.0%→34.3%)を挙げた者の割合が上昇し、「特に措置を講じずに、水道水をそのまま飲んでいる」(43.9%→39.1%)を挙げた者の割合が低下している。
都市規模別に見ると、「特に措置を講じずに、水道水をそのまま飲んでいる」と答えた者の割合は小都市、町村で、「ミネラルウォーターなどを購入して飲んでいる」、「浄水器を設置して水道水を飲んでいる」と答えた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
性別に見ると、「特に措置を講じずに、水道水をそのまま飲んでいる」と答えた者の割合は男性で、「ミネラルウォーターなどを購入して飲んでいる」、「水道水を一度沸騰させて飲んでいる」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
「水をどのように飲んでいるか」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータはページ下部にある集計表の「表4水をどのように飲んでいるか」をご確認ください。
(3) 「水の日」、「水の週間」の認知度
8月1日が「水の日」、この日から1週間が「水の週間」であることを知っているか聞いたところ、「「水の日」、「水の週間」を両方とも知っている」と答えた者の割合が4.4%、「「水の日」だけ知っている」と答えた者の割合が8.1%、「「水の週間」だけ知っている」と答えた者の割合が3.0%、「「水の日」、「水の週間」を両方とも知らない」と答えた者の割合が84.3%となっている。
前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
都市規模別に見ると、「「水の日」、「水の週間」を両方とも知らない」と答えた者の割合は中都市で高くなっている。
年齢別に見ると、「「水の日」、「水の週間」を両方とも知らない」と答えた者の割合は18〜29歳から40歳代で高くなっている。
「「水の日」、「水の週間」の認知度」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータはページ下部にある集計表の「表5「水の日」、「水の週間」の認知度」をご確認ください。
3.地球環境の水問題について
(1) 気候変動の影響による水問題
世界的に、地球温暖化に伴う気候変動の影響により、水問題がさらに深刻化することが懸念されている。どのようなことが心配だと思うか聞いたところ、「気候の不安定化による洪水や土砂災害の頻発」を挙げた者の割合が84.3%と最も高く、以下、「降水量の変化や水温の上昇による自然環境や生態系への影響」(67.0%)、「渇水の増大による水不足及び海外での食料生産の不安定化」(56.3%)、「海面上昇による標高の低い沿岸地域の氾濫」(43.7%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位4項目まで掲載)
前回の調査結果と比較してみると、「渇水の増大による水不足及び海外での食料生産の不安定化」(41.9%→56.3%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると、「海面上昇による標高の低い沿岸地域の氾濫」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると、「気候の不安定化による洪水や土砂災害の頻発」、「降水量の変化や水温の上昇による自然環境や生態系への影響」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「気候の不安定化による洪水や土砂災害の頻発」、「降水量の変化や水温の上昇による自然環境や生態系への影響」を挙げた者の割合は60歳代で、「海面上昇による標高の低い沿岸地域の氾濫」を挙げた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。
「気候変動の影響による水問題」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータはページ下部にある集計表の「表6気候変動の影響による水問題」をご確認ください。
(2) 行政に力を入れて欲しいこと
水とかかわりのある豊かな生活を将来にも続けていくために、行政に力を入れて欲しいと思うことはなにか聞いたところ、「洪水・土砂災害防止施設の整備」を挙げた者の割合が71.3%、「老朽化や災害による被害を受けた上下水道の整備」を挙げた者の割合が70.7%と高く、以下、「水質汚濁防止のための下水道などの整備」(46.3%)、「雨水利用や水の再利用の促進」(42.6%)、「水源地域の整備・保全」(42.2%)、「河川や湖沼の水質浄化対策」(38.2%)などの順となっている。(複数回答の質問、選択肢の上位6項目まで掲載)
前回の調査結果と比較してみると、「雨水利用や水の再利用の促進」(26.7%→42.6%)を挙げた者の割合が上昇し、「洪水・土砂災害防止施設の整備」(78.5%→71.3%)を挙げた者の割合が低下している。
都市規模別に見ると、「水質汚濁防止のための下水道などの整備」、「雨水利用や水の再利用の促進」、「水源地域の整備・保全」、「河川や湖沼の水質浄化対策」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると、「老朽化や災害による被害を受けた上下水道の整備」、「水質汚濁防止のための下水道などの整備」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「洪水・土砂災害防止施設の整備」を挙げた者の割合は50歳代で、「雨水利用や水の再利用の促進」を挙げた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。
「行政に力を入れて欲しいこと」の調査結果のグラフ。各選択肢ごとの回答割合を示しています。グラフのデータはページ下部にある集計表の「表7行政に力を入れて欲しいこと」をご確認ください。
集計表
集計表中*印のある質問文および回答肢は、一部省略のあることを示す。