木の家LAB心にも体にも良い影響
木造校舎は、インフルエンザによる学級閉鎖率が少ないという事実。鉄筋コンクリート造の校舎に比べ、木造校舎では、インフルエンザによる学級閉鎖の割合が 約1/3という調査結果があります。
インフルエンザウイルスは、気温が低く空気が乾燥している環境で長期間生存するため、木の調湿効果が空気の乾燥を防ぎ、木造校舎でのインフルエンザの蔓延を防いでくれたのではと考えられています。
木造校舎では子どもたちは集中して勉強できる?!木造校舎と鉄筋コンクリート造校舎で、子どもたちの「疲労度」と「集中力」を比較した実験では、木造校舎のほうが良い結果が出ています。
保健室利用が少なく、健康面にいい影響があるようです。木造校舎と鉄筋コンクリート造校舎で、子どもたちの保健室利用状況を調べたデータによると、木造校舎のほうが保健室利用が少ないということがわかります。
保健室の利用状況 ※(注記)生徒一人当たりの場合
石油ストーブによる教室の温度比較
足元の冷えは倦怠感や眠気の原因となり、集中力の低下につながります。木の床の場合は、室温と床の温度の差が小さくなり、足元の快適性が向上します。
木目は、集中力を高めたり、リラックスさせたりします。壁紙が白色壁紙と木目3色の空間で、小・中学生の子どもたち10名に単純な計算問題に挑戦してもらいました。
集中と休憩のメリハリがつくことで
勉強や仕事が効率よくはかどります。
同じ空間でも内装によって、集中力やリラックス度が異なるという結果に。木目を活かした子ども部屋や書斎をつくれば、勉強や仕事を効率よくこなせるようになることが期待できます。