組合概要

概要

設立

昭和24年11月29日 法人団体 西部金属熱処理工業協同組合 を設立
昭和33年10月6日 任意団体 西部金属熱処理工業会を設立
平成5年 4月1日 協同組合と工業会を一元化し、協同組合一本となる。

エリア

近畿以西一帯

組合員数、賛助会員数

令和6年3月31日現在 組合員 48社 賛助会員 56社

組織

1役員

理事長渡邊弘子
副理事長竹内靖明、森嶋 勲、山川耕司、隅谷賢三
理事大山照雄、葛村安弘、妻藤 誠、寺内俊太郎、坪屋慎一、川嵜隆司、川上貴次、北原慎介
監事葛村 肇、内田弘之

2委員会

マーケティング
委員会
担当副理事・担当理事竹内靖明、坪屋慎一
委員長早瀬省吾
副委員長濱澤史郎、小田信一
委員川上貴次、山中孝志、中井和夫、髙沼大地、福地隆典、滝元邦隆、 荒井秀哉、山田勝俊、福羅裕之、金子 満、西山裕樹、原田忠孝、小川眞希、福井俊彦
技術委員会担当副理事・担当理事森嶋 勲、葛村安弘、寺内俊太郎
委員長中井靖文
副委員長浅田善照、山川 功
委員川上貴次、南田正嗣、岩佐康弘、坪田輝一、船津友佑、大槻 学、 山下順一、犬嶋宏明、麓 功一、高橋紀子、西川嘉人、 山本英則、酒井宏和、徳山信吉、中吉博文
総務委員会担当副理事・担当理事山川耕司、妻藤誠、北原慎介、葛村 肇
委員長北川雅之
副委員長小田 実、葛村 肇
委員森嶋 勲、織田彰宏、山地真由美、赤野雅人、山口智博、笠原 茂、吉川清美
魅力向上委員会
(旧若手勉強会)
担当副理事・担当理事隅谷賢三、坪屋慎一、川嵜隆司、川上貴次、内田弘之
委員長川嵜隆司
副委員長織田章宏、後藤光宏
委員葛村 肇、松下智史、岩佐康弘、大石達也、山川 功、濟木昭吾、佐川智彦、九埜嘉伸、小田信一、山本唯之、福原章訓、横尾臣則、谷野浩平、坂口宏睦、藤木孝太郎、川嵜健太、藤岡稔、坂本逸郎、岡田正義、小西 明、中井靖文、森嶋 希、小川眞希
事務局水越朋之

関連団体の組織

関連団体の組織

事業内容

1金属熱処理事業に関する情報及び資料収集並びに提供
2熱処理技術者養成講座を階層別に開催
3金属熱処理技能検定の開催
4労務管理の近代化及び福利厚生事業
5熱処理業界の業況調査報告

理事長のご挨拶

西部金属熱処理工業協同組合
理事長 渡邊 弘子
(富士電子工業株式会社 代表取締役社長)

2023年5月の総会でご承認を賜り、大山前理事長の後任となった富士電子工業の渡邊弘子です。どうか宜しくお願い申し上げます。

前任の大山様におかれましては、4年前にご就任になった時には、組合員全体の団結や自らが率先垂範されてきた産官学の連携と言ったことを力に、更に組合自身の強みを増していくことにとても強い意欲をお持ちでした。しかし、ご就任期間中のそのほとんどがコロナ禍となったことで、様々な行事が対面で行うことが出来なかったり、人数の制限や段取りが規制されたり、本当にご苦労されたことと存じます。その無念なお気持ちがあるかと推察される中ではありましたが、未来に向けて人材の刷新や、エネルギー価格が高騰する中にあってもカーボンニュートラルに向けての新しい組合活動の取り組みが急がれる今、継承を望まれたことを大変重く、有り難く受け止めております。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。もちろん、この数年前理事長の下で取り組んできた、金属熱処理の技能実習制度対象職種への移行など、大詰めを迎えている時ではありますが、引き続き、丁寧に取り組んでいきたいと考えております。

西部金属熱処理工業協同組合は、戦後まもなくの1949年に発足した歴史ある会です。その頃から技術研鑽に於いても、人材交流と協力体制においても、官学への協力機関としても、大きな役割を果たしてきました。そして今、我々を取り巻く状況は、環境対策との融合、働き方改革を考えた人材の確保と育成、といった従来とは違った厳しいモノになろうとしています。しかし、こういう時だからこそ、熱処理という前後工程に及ぼすその経済効果や環境への好影響といった、見えにくい部分を広く世の中に理解して貰う努力と共に、逆に我々自身が、自分達の都合のみに固執することなく、新しい時代に向けての研鑽もしていかなくてはならないと考えます。その一助としての役割も担えるように、誠心誠意努力して参ります。

どうか、会員の皆様のご理解と一層のご支援ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

委員会のご紹介

マーケティング委員会

マーケティング委員会は昭和46年(1971)に「営業会」として発足し、昭和48年(1973)に「営業委員会」、平成27年(2015)に「マーケティング委員会」と改称しました。マーケティング委員会では、各社の代表者・営業の主要メンバーが集まり、営業活動の困りごとなど相談が出来る場で、熱処理業界のレベルアップを目指す委員会として年に3回開催しております。特に西部金属では今年で8回目となる若手社員対象の「現場最前線担当者向け研修会」を行っており、当初は各社営業マンがメインで参加していましたが、今では品質管理の担当者も参加し、社内では中々言い出せない悩み事など意見交換が出来る有意義な研修会となっております。継続的な議題としては、熱処理価格・付帯作業の価格の見直し・副資材・運送費用他などがあります。今後、総務・製造の担当者も参加していただき、色々な議題を掲げてもらい充実した情報交換が出来る委員会にしたいと思っております。
西部金属熱処理工業協同組合
マーケティング委員会 委員長 早瀬省吾
(株式会社共立ヒートテクノ 執行役員営業部部長)

技術委員会

技術委員会は、昭和31年(1956年)に大阪府工業奨励館の熱処理技術委員会に参加することで始まり、昭和33年(1958年)西部金属熱処理工業会設立後は、社内標準化研究会・熱処理標準化研究会を発足して活動し、熱処理JIS原案作成にも参画しました。昭和43年(1968年)6月正式に技術委員会を設置し現在に至っております。技術委員会では、会員各社の熱処理の専門家20数名が集まり、ものづくり基盤技術である熱処理技術・技能者の育成、及び会員企業の更なる技術力向上に少しでも貢献できるよう活動を行っております。熱処理初期入門講座をはじめ工場見学会や技術講習会など、幅広く企画・開催し多数のご参加をいただいております。令和4年度春の技術講習会は、「カーボンニュートラル対策と新たな付加価値を創造する熱処理技術と鋼材開発の動向」をテーマに開催しました。

西部金属熱処理工業協同組合
技術委員会 委員長 中井靖文
(富士電子工業株式会社 執行役員加工部部長)

総務委員会

総務委員会は、昭和41年(1966)に労務部会として発足、昭和51年(1976)労務委員会を設置しました。その後、平成28年(2016)に日本金属熱処理工業会総務委員会設置に合わせ総務委員会に改称しました。賃金制度、人事制度、人材育成、福利厚生などの各種労務問題ならびにIT委員会の事項に関して、会社という垣根を超えた情報交換、情報発信を行っております。また会員の福利厚生業務の一助として毎年開催しているボウリング大会は、総務委員会が主催し、昭和48年(1973年)の第1回開催から通算47回を数え、毎年百数十名の会員企業の従業員の皆様に参加いただいております。総務委員会では、諸問題に対する会員各社の取組状況の情報交換や外部講師を招いての研修会を実施するほか、日本金属熱処理工業会総務委員会とも連携しながらその時々のテーマに幅広く取り組んでいます。平成27年(2015年)には高齢者雇用推進事業としての「金属熱処理業高齢者雇用促進の手引き」作成に参画しました。現在は、外国人技能実習制度の対象業種に熱処理業を追加する活動、特定技能の在留資格に係る制度への対応にも取り組んでいます。

西部金属熱処理工業協同組合
総務委員会 委員長 北川雅之
(株式会社TONEZ 常務取締役)

魅力向上委員会

2015 年4 月、業界の次世代を担う人材育成を主眼に「若手勉強会」が発足しました。 大阪府中小企業団体中央会 中尾博一先生の指導のもと組合ビジョンを作成し、2017 年 6 月に「魅力向 上委員会」と改称し正式な委員会活動として承認されました。2018 年より西日本の工業高校および工業 高等専門学校を対象に「金属熱処理出前講座」を開催しており、これまで延べ約1700人の学生に熱処理の 重要性や魅力を伝えています。学生に熱処理に興味を持っていただく事により、1.通常授業の学習効 果を高める、2.学生の就職選択肢を広げる、3.熱処理業界の採用PR、 などの狙いがあります。また学校教育に貢献するためには一度きりではなく継続的な活動とする必要がありますが、講師は約20名登録しており、全員同じ講義ができる体制を取っております。これからも熱処理業界はもちろんのこと、モノづくりの面白さや奥深さの魅力を広く世の中に伝えてまいります。

西部金属熱処理工業協同組合
魅力向上委員会 委員長 川嵜隆司
(株式会社東研サーモテック 代表取締役社長)

事業概要