大成建設次世代技術研究所でのワークショップ実施
11月25日(火)、1,2年生8名の生徒が大成建設次世代技術研究所(2026年2月OPEN)にて、自然共生ワークショップに参加してきました。世界における「※(注記)ネイチャーポジティブ」の動きが活性化する中、大成建設グループは、「今後の社会と経済も豊かにすると同時に自然資本を豊かにしていく」という考えのもと、脱酸素の建材、舗装材の開発等を行う研究拠点を幸手市に建設しました。今回、地元行政、高校と連携したワークショップを行っていただけるということで、参加の運びとなりました。
本日は、「幸手市が抱える自然環境の課題解決」をテーマに、4グループにわかれてディスカッションをし、解決策を発表しました。「幸手市の自然環境があまり知られていない」「子供が学びながら自然に触れ合える施設が少ない」「イノシシやアライグマ等の野生動物をどうするか」などの課題について、市職員、大成建設のエンジニアの皆さん、本校生徒が協力して様々な解決策を話し合いました。
その後、研究所敷地内に作られたビオトープに移動し、地域本来の自然に倣った湿地植物の植栽や野鳥のための巣箱を設置しました。
日本初の最先端の技術の数々(3Dプリンターで作った二酸化炭素を取り込む素材を使った柱、脱炭素建材と軽量化天井を両立させた新建材の段ボール天井など)に触れながらの有意義な時間を過ごすことができました。大成建設グループの皆様、幸手市の皆様、貴重な機会をご提供いただきありがとうございました。
「ネイチャーポジティブ」・・・日本語訳で「自然再興」となり、人間活動による自然の損失を食い止め、回復軌道に乗せること
大成建設HP
https://www.taisei-techsolu.jp/solution/sol_environment/zcb/
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