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地元企業のチラシ製作やイベントの企画運営...川内商工高3年生 学びの成果を還元しまちづくりに一役
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2024年01月16日)
川内商工高校の生徒(左)が作った木製のおもちゃで遊ぶ子どもたち=薩摩川内市の平佐保育園
薩摩川内市の川内商工高校の3年生が、授業で学んだ専門的な技術や知識を生かし、まちの課題解決を図る活動に取り組んでいる。2020年に始めた「コンソーシアムSHOKO」と銘打った事業。これまで約30のプロジェクトに携わり、まちづくりに一役買っている。
川内商工高校の生徒(左)が作った木製のおもちゃで遊ぶ子どもたち=薩摩川内市の平佐保育園
産官学が連携し、将来を担う人材を育成することを目的とする。事業者や住民、自治体を対象に、産業振興や雇用確保、少子高齢化による地域の活力低下といった課題の解決を目指す。
電気、機械、商業、インテリアの4学科の生徒がこれまで、改装店舗の家具や飲食店のチラシ製作、イベントの企画・運営などをしてきた。事業者らには「地元企業を知ってもらうきっかけにもなる」と好評だという。
この一環でインテリア科の4人が10日、木製の手作りおもちゃを平佐保育園に贈った。デザインから仕上げの塗装まで半年かけたミニキッチンや手押し車などで、早速遊んだ小園佳叶ちゃん(6)は「作ってくれたお兄ちゃんたちはかっこいい」と笑顔。手押し車を担当した上野潤希愛さんは「失敗もあり大変だったが、たくさん遊んでくれてうれしい」と話した。
同校は今後、事業の対象を1、2年生に広げることも検討する。
川内商工高校の生徒が製作した木製のミニキッチンで遊ぶ子どもたち=薩摩川内市の平佐保育園
川内商工高校の生徒が製作した木製のミニキッチンで遊ぶ子どもたち=薩摩川内市の平佐保育園
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