2016年 - 2021年
先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』
- 小原 雄治 ,
- 加藤 和人 ,
- 川嶋 実苗 ,
- 豊田 敦 ,
- 鈴木 穣 ,
- 三井 純 ,
- 林 哲也 ,
- 時野 隆至 ,
- 黒川 顕 ,
- 中村 保一 ,
- 野口 英樹 ,
- 高木 利久 ,
- 岩崎 渉 ,
- 森下 真一 ,
- 浅井 潔 ,
- 笠原 雅弘 ,
- 伊藤 武彦 ,
- 山田 拓司 ,
- 小椋 義俊 ,
- 久原 哲 ,
- 高橋 弘喜 ,
- 瀬々 潤 ,
- 榊原 康文
1総括支援活動では、応募の機会増加の要望に応えるため今年度から年2回の公募とした。その結果、合計466の応募課題があり、207課題(44%)を採択した。コロナ禍の影響の中、昨年度より応募数は100件近く増加したが、支援内容の精査や支援経費の限度額設定等により、40%超の採択率を維持した。審査委員はすべてプラットフォーム外の専門家とし、評価が同程度の場合は若手、女性、少額科研費からの課題、初めての応募課題を優先した。支援課題は科研費生物系のほぼすべての分野に渡っており、支援の成果を含む論文として2020年度に161報が発表された。この中には「単核貪食細胞系の分化における遺伝子発現制御機構の包括的解明」(Nature Immunol.)、「キンギョの変異体の表現型多様性を作り上げる分子機構の理解」(Current Biol.)、「植物二次代謝経路のゲノム進化に学ぶ生合成デザイン」(Nature Comm.)など広い分野でのレベルの高い成果が含まれている。拡大班会議や情報解析講習会はオンサイト開催が必要なためにコロナ禍の中で見送ったが、WEB開催としたヒトゲノム研究倫理を考える会は5回開催し、各回約500名が参加した。
2大規模配列解析拠点ネットワーク支援活動においては、最先端技術を支援に提供するとともに、染色体レベルの高精度ゲノム配列決定、シングルセル・空間遺伝子発現解析等の支援技術高度化を進めた。
3高度情報解析支援ネットワーク活動では、支援から浮かび上がった課題を解決するソフトウェアの開発を進め、実際の課題への適用を進めた。2020年度には、超高速相同性検索ソフトウェアPZLASTの開発、Hi-Cデータを使ったゲノムアセンブリソフトウエア、ロングリードシミュレータPBSIM2の開発などを進め、2と合わせて24報の論文を発表した。
2大規模配列解析拠点ネットワーク支援活動においては、最先端技術を支援に提供するとともに、染色体レベルの高精度ゲノム配列決定、シングルセル・空間遺伝子発現解析等の支援技術高度化を進めた。
3高度情報解析支援ネットワーク活動では、支援から浮かび上がった課題を解決するソフトウェアの開発を進め、実際の課題への適用を進めた。2020年度には、超高速相同性検索ソフトウェアPZLASTの開発、Hi-Cデータを使ったゲノムアセンブリソフトウエア、ロングリードシミュレータPBSIM2の開発などを進め、2と合わせて24報の論文を発表した。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H06279
- 体系的番号 : JP16H06279