マネジャーになる決意ができたきっかけ -アイティメディア 執行役員 酒井利佳さん【後編】

圧倒的に強い営業を生み出していきたい

営業は、本当に面白い仕事です。それを日々実感し、営業としての達成感を感じつつあった頃、周囲の若手があまりそう思っていない様子なのが気になるようになりました。伸び悩んでいたり、モチベーションが低下していたりする若手を見て残念に感じた時、「自分がマネジャーをやってみたい」と思いました。自分なりに覚悟を決め、社内転職制度を活用してマネジャーに着任。自身の営業としての強みを広げる意図もあって、新しい事業にチャレンジしました。

特に女性は、管理職になることや新しいフィールドに飛び込むことを躊躇してしまう傾向にあると聞いたことがありますが、私は情報をきちんと集め、本当に自分ができるか判断したうえで飛び込めば、きちんと道は開けるはずと思いましたし、真摯に取り組んでいれば、必ず周囲の方が助けてくれると考えています。

その後、着任した事業の譲渡に伴いリクルートを退職し、アイティメディアに転籍し、アイティメディアにて執行役員となりましたが、そうした想定外の変化も、まずは前向きに捉え、楽しんでみることで、思いもよらなかった世界が拓くのではないでしょうか。