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9旧渡辺家

市指定有形文化財

江戸時代後期に建てられた、福島市の上層農民住居で、幕末には庄屋であったとの口伝や、菩堤寺(ぼだいじ)の寄進書(きしんしょ)から元禄年間には定住していたこと、分家があったことなどがわかっています。
この住居の特色は、この地方には珍しい「とおりのま」とよばれる通路があること、「なんど」にある「とこ」、「どま」の前の軒下吹き放し部分があることなどです。
同じ上層農民住居の旧奈良輪家より40〜60年後の建築ですが、比較するとその違いがよく理解できます。