佐賀

SAGA2024国スポ・全障スポ

ウォールアートでおもてなし 会場までの道路沿い彩る 多久 /佐賀

◇県内外のアーティスト招き制作 壁画による街の活性化を目指す「ウォールアートプロジェクト」に取り組む多久市は、県内外のアーティストらを招いたライブペインティングを8月下旬から9月末にかけて実施している。10月に市内で開催される国民スポーツ大会(国スポ)のスポーツクライミング競技に向け、観客らへのお

はがき随筆

また会おう 鳥栖市田代外町 荒木文夫(76) /佐賀

「会いたかった」「何十年ぶりね」「元気でなにより」。笑顔とおしゃべりが途切れない。「文夫君、喜寿おめでとう。乾杯」。最高齢の叔母の発声で始まった会は、喜びがあふれた。 娘からお祝いの相談があった時、思いを伝えた。「生まれ育った天草で、めったに会えない身内の者が顔を合わせる。そんな機会にしてはどうか

県戦没者追悼式、来年開催へ 35年の次回予定 遺族高齢化踏まえ前倒し /佐賀

山口祥義知事は20日、終戦から80年となる2025年に県主催の戦没者追悼式を開催する意向を示した。1975年以降は20年ごとに開催してきたが、遺族の高齢化を踏まえて開催を前倒しする考えだ。 県議会の一般質問に答えた。 県によると、県主催の戦没者追悼式は戦後30年の1975年以降は20年ごとの節目に

山口知事、不信任可決「重い」 兵庫パワハラ疑惑に言及 /佐賀

兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、兵庫県議会が不信任決議を全会一致で可決したことについて、山口祥義知事は20日、「(議会の判断は)重い」と言及した。 県議会終了後、報道陣の取材に答えた。 斎藤知事の現状の対応について「あまり自分の主張をされないのかな」と印

はがき随筆

四季 唐津市鏡 坂本エミ子(75) /佐賀

34度、35度の気温が続いているのに、近くの山には何と萩の花。思わず車を止めてしまった。紛れもなく紫色の萩の花だ。 その横は、一面緑色濃いお茶畑。何番茶かを摘むのだろうか。黒い寒冷紗(かんれいしゃ)を外している。刈り取ったであろう列と、そうでない列の緑が違う。色紙を張ったような小気味よい色合いであ

新型コロナ 定点当たり3.23人感染 /佐賀

県は19日、新型コロナウイルスの39医療機関での定点観測による9〜15日の感染状況を発表した。感染者報告数は126人(前回166人)で、定点当たりの感染者報告数は3・23人(同4・26人)だった。高齢者施設2カ所(計24人)、医療施設1カ所(12人)でクラスター(感染者集団)が確認された。【斎藤毅

鹿児島県屋久島沖のオスプレイ墜落 「技術的評価さらに検証を」 山口知事 県議会で言及 /佐賀

◇人為的ミス一定理解 防衛省に安全対策徹底求める 鹿児島県・屋久島沖で2023年11月に米空軍輸送機CV22オスプレイが墜落した事故について、山口祥義知事は19日、ギアの不具合などが事故原因とされた調査結果に対し、「技術的評価などはさらに検証してほしい」と述べ、防衛省に引き続き安全対策の徹底を求め

厳しい暑さ続く 佐賀市37.9度 唐津市35.8度 9月観測史上最高 /佐賀

彼岸の入りの19日も県内は厳しい暑さが続いた。佐賀地方気象台によると、最高気温が佐賀市で37.9度、唐津市で35.8度と共に9月の観測史上最高を記録。佐賀市で9月の記録を更新するのは今月6回目だという。 気象台は、高気圧に覆われて晴れたうえ、台風14号の影響でフェーン現象が発生したことが原因だとし

核再処理工場延期 知事「信頼揺るがす」 国、原燃に説明求める /佐賀

日本原燃が使用済み核燃料の再処理工場(青森県六ケ所村)の完成目標を延期したことについて、山口祥義知事は18日、「度重なる延期は核燃料サイクルに対する信頼を揺るがすものだ」と苦言を呈し、国と原燃に対して説明を果たすよう求めた。県議会9月定例会の一般質問に答えた。 再処理工場を巡っては日本原燃が8月、

はがき随筆

8月度 月間賞に荒木さん(鳥栖市) 喜びの声 /佐賀

◇苦しみ伝わる作品 荒木文夫さんの話 日本人は戦争の事を忘れてはならない。そんな思いから退職後、夏に旅を続けています。香月泰男のシリーズ作品を直接見たのは今回が初めて。戦争による言葉にならない苦しみがよく伝わってきました。でも、会場は私と同年配ばかりで若い人がほとんどいなかった。その事も気になりま

地元作家の作品展や活動支援 ギャラリーniko開設 アートで交流の場目指す 佐賀・大和 /佐賀

佐賀市大和町久池井に16日、「ギャラリーniko(ニコ)」がオープンした。アートを通じて、作家や地域の住民が交流できる場所を目指していく。【山崎あずさ】 同ギャラリーオーナーの嶽本育子さん(55)=神埼市=は、美術関係の仕事の経験はないが、切り絵などを手がける知人らの作品に触れる機会が多かったとい

オスプレイ、来年7月移駐 配備計画 防衛省、県に伝達 /佐賀

陸上自衛隊の輸送機オスプレイを佐賀空港(佐賀市)に配備する計画を巡り、県は18日、オスプレイの配備と佐賀駐屯地(仮称)の開設時期について2025年7月に計画していると防衛省から伝達を受けていることを明らかにした。 県議会9月定例会の一般質問に平尾健政策部長が答えた。オスプレイ配備の行程について、平

「ちゃんとしとってもらえれば...」知床の事故で夫を亡くした妻の思い

「ちゃんとしとってもらえれば、助かったかも分からんしね......。自然を相手に人命を預かる仕事なら、安全第一でしてもらいたかった」 北海道・知床半島沖で2022年4月、観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で死亡が確認された林善也(よしや)さん(当時78歳)=佐賀県有田町=の妻(82)は、運航

はがき随筆

歌い続ける 佐賀市高木瀬西 松永敦彦(64) /佐賀

40年前、平和をテーマに小さなコンサートを計画した。私も友人とギターを練習した。そして当日、そろそろ出番という時に、用意したはずの楽譜が見当たらない、見つからない。歌詞とコードを落ち着いて思い出せばよいものを、楽譜がないという焦りで散々な出来となった。 楽譜はスピーカーの上にあった。会場設営の際に

全国高校ラグビー

県予選 組み合わせ決定 3チーム花園目指す /佐賀

第104回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)県予選の組み合わせが17日、決まった。鳥栖工と佐賀西、致遠館が合同チームを編成し、佐賀工と早稲田佐賀の計5校3チームで優勝を争う。 10月26日に佐賀工グラウンドで開幕し、決勝は11月2日にSAGAスタジアムである。

与那国町長、避難受け入れに謝意 山口知事と面会 交流促進で一致 /佐賀

台湾有事などを念頭に沖縄県の先島諸島の住民を島外に避難させる計画を巡り、佐賀県への避難が検討されている沖縄県与那国町の糸数健一町長が17日、県庁で山口祥義知事と面会し、避難受け入れに謝意を示した。両者は今後の交流促進で一致。県は早ければ9月末にも職員が与那国町を視察する方針。 避難計画を巡っては政

県内100歳以上812人 最高齢、伊万里の佐藤さん112歳 /佐賀

県は17日、「老人の日」(15日)に合わせて県内の100歳以上の高齢者の状況を公表した。1日現在で集計した15日時点の100歳以上の高齢者は、過去最多となった昨年と同数の812人となった。 県内最高齢者は112歳の伊万里市の佐藤アサヨさんで、男性の最高齢者は106歳の多久市の荒谷常男さんだった。

基準地価 住宅、商業地 3年連続上昇 県「低金利環境継続、上昇率拡大」 /佐賀

県は17日、土地取引の指標となる7月1日現在の基準地価を発表した。調査対象は220地点で、林地を除く継続地点215地点のうち99地点(昨年80地点)が上昇し、対前年平均変動率は住宅地、商業地ともに3年連続の上昇となった。県土地利活用課は「景気は緩やかな回復傾向にあるほか、低金利環境なども継続してお

学生音コン

学生音コン北九州 ピアノ部門中学校 本選出場者決まる /佐賀

北九州市立響ホールで開かれている第78回全日本学生音楽コンクール北九州大会(毎日新聞社主催、北九州市共催、河合楽器製作所九州支店協力)は16日、ピアノ部門中学校の部の予選があり、本選出場者が決まった。【加藤三紀子】 予選通過者は次の皆さん。(敬称略、数字は学年、演奏順) 【ピアノ】▽中学校の部 松

平成から令和の現代アート 県立美術館に44点 /佐賀

平成から令和にかけて生まれた現代アートを紹介する特別展「ジパング―平成を駆け抜けた現代アーティストたち―」が県立美術館(佐賀市)で開かれている。 村上隆さんの「黄色い麦藁(わら)帽子の女の子」や会田誠さんの「灰色の山」、池田学さんの「誕生」など44点を展示。10月20日まで。観覧料は一般1200円

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