北部地区秋季演劇発表会

こんにちは!演劇部です晴れのち曇り

9月27日(土)・28日(日)の2日間、熊谷文化創造館さくらめいとにて北部地区秋季演劇発表会が開催され、本校演劇部は越智優作『夏芙蓉』を上演しました。
この作品は長く高校演劇界で取り上げられてきた有名な戯曲であり、私たちも県大会出場を目指して、6月から稽古や準備を重ねてきました。

夏休みには、高さ約2.7mのパネルを8枚製作し、教室を模した舞台セットを自作しました。引き戸の調整など細部にも工夫を凝らし、「本物の教室のようだ」とお褒めの言葉をいただくこともできました。

舞台上では、部員たちが持てる力を出し切り、全力で表現しました。惜しくも県大会への出場はなりませんでしたが、審査員や他校の先生方から「多くの夏芙蓉を見てきたが、その中でも完成度の高い舞台であった」などの言葉をいただき、大きな励みとなりました。来年度の大会に向けてまた力をつけて参ります!

また、大会は各校の演劇部員が協力して運営を担う場でもあります。受付やアナウンス、座席準備などを通じ、他校との交流を深められたことも、部員たちにとって貴重な経験となりました。

この夏に積み重ねた努力・経験は、演劇にとどまらず、これからの学校生活や人生において必ず活きるものだと思います。春に引退せずに部活動を継続していた3年生はこの大会をもって完全に引退となりますが、勉強や進路と両立しながら最後までやり抜いた姿勢に心から敬意を表します。

最後に、大会開催にあたりご支援くださった企業の皆様に、厚く御礼申し上げます。

鴻巣女子高校演劇部