授業風景:ピザづくり
11/18に、寄居町にある「正喜バル」の御二方をお招きして、学校で育てた食材を使ったピザ作りを行いました。今回は「自分たちが育てたものを、自分たちの手で完成させる」ことで、一次産業から、二次産業、そして三次産業までを網羅した概念である「第六次産業」といったものを生徒たちに体験してもらうことが一つの主題でした。発酵させた生地を丁寧に伸ばして円形に整える作業から始まり、思い思いの具材と味付けを行いました。いざかまどで焼く段階になると、温度管理や焼き時間が難しく、焦げそうになったり、うまく生地を回転させられず四苦八苦することもありました。それでもなんとかリカバリーして全員が見事に焼き上げることができました。
焼き上がったピザはどれも香ばしく、生徒たちも一口で笑顔になっていました。昨年は具材を盛りすぎて具が落っこちるようなピザが量産され、皆で大笑いしたのですが、今年は全体的に量が控えめで、味のバランスを考えて仕上げている様子が印象的でした。学年ごとのカラーの違いが見えるのも面白いですね。ちなみにトップに載せたチョリソーは、学校で育てた豚を使ったもの。育てる、加工する、調理するという一連の流れがつながる貴重な経験となりました。