授業風景:豚の内臓の解体
10/10に金之介ホルモンの守屋様をお呼びして、豚からとれた内臓の活用の実習をしました。
ホルモンと一括りにしてしまいがちな豚の内臓ですが、実際には多種の臓器が複雑につながっているものです。今回は、普段は見れない繋がった状態の内臓からさばいていく実習を行いました。
まず講師の先生が捌いて見せ、それを生徒達もまねていきます。
初めに出てくるのは完全につながった形のどでかいタンです。この巨大な塊の先に、食道、気管支と続き、横に肺がくっついて、胃や肝臓、脾臓、心臓、横隔膜なんかもさばいていきました。この時、肺を持ってみると、これが見た目に反してすこぶる軽い。中身がほぼ空洞の肺胞なので当然といえば当然ですが、こうした機会でないと実感できなかったと思います。
その後は、小腸、大腸、直腸とさばいていきましたが、これもまた全員初めて見る光景で、ぎゅうぎゅうに縮こまった小腸を分離してみると、とんでもなく長い一本道になっているのがわかりました。本当にやってみないと実感できないことばかりでした。
その後は、せっかくなので、捌いたホルモンをみんなで焼いて実食!
もちろん味は一品で、提供していただいた甘辛ダレのおかげでさらに美味しく仕上がらいました!生徒達もおいしそうに食べてくれていて、良い授業になったと思います!
高校の授業でこんな機会を作れることは、滅多にありません!
本当に貴重な機会となったと思います。守屋様、本当にありがとうございました!