サイバーセキュリティ講演会
7/16に埼玉工業大学の桑木道子先生をお招きして、ネットトラブルなどを防止するサイバーセキュリティ講演会を実施しました。
講演ではスマホなどの普及に伴い広がったインターネットが原因の健康被害について触れました。スマホ依存症には色々な症状が見られますが、特に集中力の低下が著しいことが問題として取り上げられていました。中でも現在の高校生は(勉強用なども含めて)一日に6時間半もの時間スマホを手にしているというのはちょっと驚きでした。依存症チェックなども行いましたが、現在の高校生で完全に依存症でないと言い切れる人はむしろ少数派なのかもしれません。さらに、スマホ依存の症状を聞くと、何をするにもやる気が起きなかったり、記憶力が低下したり、衝動のコントロールが効かなかったりと、色々な症例が報告されており、本当に注意しなければならないと感じました。少しずつでもスマホの使用時間を調整し、デジタルミニマリストを目指していく必要があります。
また、話はオンラインカジノやマッチングアプリ、闇バイトなど、高校生でも容易にトラブルに巻き込まれるものの注意にも及びました。最近のニュースでも闇バイトで10代にして無期懲役となった例がありましたが、こうした知識が少しでも安易な行動を抑制してくれればと思います。
桑木先生、本日は誠にありがとうございました。