どんぐり日記

Meta社『障害理解の勉強会』にて

投稿日時 : 11/10 自立活動

こんにちは。総合支援部 自立活動専任の増田です。

先月、フェイスブックやインスタグラムを運営するMeta社にて、障害理解をテーマにお話しをする機会をいただきました。

同社では、多様なバックグラウンドを持つ社員が安心して働き続けられる環境づくりの一環として、定期的に勉強会を開いているそうです。今回、ご縁があってお声掛けいただき、上尾かしの木特別支援学校の代表として登壇をしました。

「特別支援学校はどんなところ?」

「日々の苦労と喜び」

「街で障害のある人が困っていたら、どのように声をかけたらいい?」

など、社員の方々から寄せられた声をもとに進行。対話を重ねるうちに、みなさんの真摯なまなざしや、理解を深めようとする姿勢が伝わってきました。

勉強会後のアンケートでは「絶対的な正解のない状況の難しさを改めて感じた」「障害有無に関わらず他者とのコミュニケーションの工夫を今後も意識したい」「先生方の意識が柔軟なことを知り、この先の社会への期待や希望が持てた」などの声をいただきました。また、高等部作業班の作品を手渡すと「おしゃれ!」「お店で売っている商品みたい」「これを作れるなんてすごいね〜」と社員のみなさんの表情が一気にほころびました。対話を通して誰もが尊重される社会のかたちを、少しでも共有できたように思います。

私自身も、障害理解とは「相手を知ろうとする小さな一歩の積み重ね」なのだと、改めて感じる時間になりました。

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