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ジェフ・ポーカロ

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(2022年4月)
ジェフ・ポカーロ
Jeff Porcaro
Jeff Porcaro 1988
基本情報
出生名 Jeffrey Thomas Porcaro
別名 Jeff Porcaro
生誕 1954年 4月1日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 コネチカット州 ハートフォード
死没 (1992年08月05日) 1992年 8月5日(38歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス
ジャンル ロック
AOR
R&B
フュージョン
職業 ミュージシャン
セッション・ミュージシャン
ドラマー
担当楽器 ドラムス
パーカッション
活動期間 1970年代 – 1992年
共同作業者 TOTO
ビージーズ
ソニー・アンド・シェール
ポール・マッカートニー
スティーリー・ダン
ドナルド・フェイゲン
ボニー・レイット
ダイアー・ストレイツ
マーク・ノップラー
デヴィッド・ギルモア
ボズ・スキャッグス
マイケル・ジャクソン
ロジャー・ウォーターズ
ポール・アンカ
エリック・クラプトン
ジョー・ウォルシュ
アース・ウィンド・アンド・ファイアー
バートン・カミングス
ブルース・スプリングスティーン
ヴァン・ヘイレン
その他大勢

ジェフリー・トーマス・ポカーロ(Jeffrey Thomas Porcaro、1954年 4月1日 - 1992年 8月5日)は、アメリカミュージシャンロックバンドTOTOのリーダーであり元ドラマーセッション・ミュージシャンとしても数多くのレコーディングに参加した。同じくTOTOのメンバーのマイク・ポーカロスティーヴ・ポーカロは実弟。

ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において37位。

略歴

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コネチカット州 ハートフォード出身のイタリア系アメリカ人。父はジャズ・ドラマー、パーカッション奏者として著名なジョー・ポーカロ(1930〜2020)。7歳から父の教えでドラムを習い、10代の頃からセッション・ミュージシャンとして活動を始める。活動初期にスティーリー・ダンのツアーとレコーディングに参加したのをきっかけに注目を浴び、幅広い演奏スタイルでその実力を認められ、一躍売れっ子ドラマーとなった。数多くのミュージシャンとのセッション参加したため、日本人 歌手の作品の幾つかでも、彼の仕事をジャンルを問わず聴くことが出来る。プロとしてのキャリアは20年余りにも拘らず参加作品は200作を超え、スティーヴ・ルカサー曰く「ずっとジェフとやってきたから僕はメトロノームを使って練習する必要がなかった」と言わしめるほどの腕であった。

1978年、共に売れっ子セッション・ミュージシャンとして活躍していたルカサー、デビッド・ペイチ、弟のスティーブらとTOTOを結成。商業的な大成功により、ポーカロはその名声を一層高めた。

TOTOの代表曲「ロザーナ」における「ハーフタイム・シャッフル」と呼ばれるリズムパターンは、ジェフを語る上で1つの代名詞とも呼べる。また、様々なドラマーを研究して自らのプレイに取り込む研究熱心さでも知られている。前述の「ロザーナ」のリズムパターンは「スティーリー・ダンのアルバムでプレイしたバーナード・パーディの「安らぎの家」「バビロン・シスターズ」、レッド・ツェッペリンの「フール・イン・ザ・レイン」でジョン・ボーナムが叩いていたリズムパターンをミックスし、バスドラムのパターンにボ・ディドリーのリズム(いわゆる「ボ・ディドリー・ビート」)を取り入れた」と、ジェフ自身が教則ビデオの中で解説している。

1983年よりパール社とエンドース契約していた。同社のラック・システム(ドラムラック)は、彼の発案により開発されたものである。

1992年8月5日、自宅の庭で殺虫剤を散布後にアレルギー心臓発作を起こし急死。38歳没。コカイン 中毒が原因の動脈硬化症という説が流れたこともあったが、スティーヴ・ルカサー等TOTOのメンバーは「彼はドラッグを使用したことは無い」と、コカインの使用について否定している。

セッション履歴

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日本人アーティストとのセッション

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他多数。

日本人アーティスト参加アルバム

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1975年

  • 『2年目の扉』 (NSP)

1978年

1980年

1981年

1982年

1983年

1984年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

  • 『NANNO SONGLESS』(NANNO L.A.PROJECT)(注記)南野陽子の楽曲のインストゥルメンタル集
  • 『NEXT』 (山本達彦)

1991年

1992年

参考文献

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  • 「ジェフ・ポーカロの(ほぼ)全仕事」 著者:小原由夫 発行元:DU BOOKS 発売元:ディスクユニオン (2015年 2月27日) ISBN 978-4907583149
  • 「スティーヴ・ルカサー自伝 福音書(ゴスペル)――TOTOと時代の「音」を作った男たち」 著者:スティーヴ・ルカサー 訳者:川村まゆみ 発行元:DU BOOKS 発売元:ディスクユニオン (2018年 11月23日) ISBN 978-4866470443
  • 「ジェフ・ポーカロ イッツ・アバウト・タイム――伝説のセッション・ワークをめぐる真実のストーリー」 著者:ロビン・フランズ 訳者:島田陽子 発行元:DU BOOKS 発売元:ディスクユニオン (2022年 3月11日) ISBN 978-4-86647158-7

外部リンク

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デヴィッド・ハンゲイト | ジェフ・ポーカロ | ファーギー・フレデリクセン | ボビー・キンボール | ジャン・ミシェル・バイロン | サイモン・フィリップス | グレッグ・フィリンゲインズ
スタジオ・アルバム
コンピレーション, ライヴ・アルバム,
& サウンドトラック

Dune | グレイテスト・ヒッツ | グレイテスト・ヒッツ・ライヴ・アンド・モア | アボソルティリィ・ライブ | TOTO・ザ・バラード | TOTO XX | ライヴ・フィールズ | スーパー・ヒッツ | The Very Best Of Toto | ライヴ・イン・アムステルダム | エッセンシャル・TOTO | フォーリング・イン・ビトゥイーン・ライヴ | The Collection | オールタイム・ベスト1977-2011 〜イン・ザ・ブリンク・オブ・アイ〜

シングル

ホールド・ザ・ライン | ジョージ・ポージー | 愛する君に | 99 | メイク・ビリーヴ | ロザーナ | アフリカ | ホールド・ユー・バック | アイル・ビー・オーヴァー・ユー | パメラ | ストップ・ラヴィング・ユー | ムシャンガ | ボトム・オブ・ユア・ソウル

関連項目
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