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Digital Tape Format

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曖昧さ回避 DTF」はこの項目へ転送されています。ウェブサイトについては「DTF (ウェブサイト)」をご覧ください。

Digital Tape Format(DTF、デジタルテープフォーマット)はコンピュータ補助記憶装置磁気テープの規格の一つ。 1997年ソニーによって、同社のデジタル ビデオ規格Digital BETACAMを元に開発された。 ヘリカルスキャン記録方式で、テープ幅は12.65 mm(1/2インチ)。使用するカセットハーフの形状はBETACAMのものとほぼ同一で、LカセットとSカセットがある。 「DTF」および「Digital Tape Format」はソニーの商標である。

DTF-1様式

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Lカセットで42G B、Sカセットで12GBの記録が可能。 Adaptive Lossless Data Compression(ALDC)圧縮を併用するとそれぞれ108ギガバイト、31ギガバイトの記録を可能としている。

  • 規格番号 ISO/IEC 15731:1998 Information technology -- 12,65 mm wide magnetic tape cassette for information interchange -- Helical scan recording -- DTF-1 format

DTF-2様式

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DTF-1様式の記録波長を短波長化し、トラックピッチ幅も短縮して約5倍の記録容量を実現した。 Lカセットで200GB、Sカセットで60GBの記録が可能。圧縮技術を併用し、それぞれ518GB、154GB。

  • 規格番号 ISO/IEC ISO/IEC 20061 Information technology -- 12,65 mm wide magnetic tape cassette for information interchange -- Helical scan recording -- DTF-2

外部リンク

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磁気テープ補助記憶装置のフォーマット
リニア方式
3/4インチ
(19.05 mm)
1/2インチ
(12.65 mm)
8ミリ
(8 mm)
1/4インチ
(6.35 mm)
1/8 (0.15)
インチ
(3.81 mm)
細幅
(1.58–
1.9 mm)
ヘリカル方式
3/4インチ
(19.05 mm)
  • Sony DIR (19xx年)
  • Ampex DST (1992年)
1/2インチ
(12.65 mm)
8ミリ
(8 mm)
4ミリ
(3.81 mm)

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