虎林虎吉
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虎林 虎吉(とらばやし とらきち、1855年(安政2年) - 1907年(明治40年)11月6日)は摂津国 西成郡難波村(現・大阪府 大阪市 中央区 難波)出身の大相撲力士。本名は不明。大阪相撲で活躍し最高位は大関。地元出身とあって人気を博した。
略歴
[編集 ]朝日山に入門し、のち藤嶋の弟子となる。1879年(明治12年)9月虎林 虎吉(寅吉)で見習二段目に顔を出す。トントン拍子に出世し1884年(明治17年)9月入幕。1886年(明治19年)10月小結、1場所で1887年(明治20年)9月には大関となった。
大阪の第一人者として活躍し1893年(明治26年)10月限りで引退、一代頭取(年寄)虎林となり勝負検査役を努める傍ら貸席などを経営していた。1907年(明治40年)11月6日数え53歳で死去。
実弟の高根松竹治郎が1890年(明治23年)8月に入幕し兄弟同時幕内と話題になるが、高根松は現役で亡くなった。
参考文献
[編集 ]- 「大相撲人物大事典」、2001年 ISBN 9784583036403
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