耳取山
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耳取山(みみとりやま)は、紀伊山地の和歌山県と奈良県との県境付近、龍神岳の東にある標高1,363mの山である。または、龍神岳の正式名称決定以前に呼ばれていた名称[1] 。
概要
[編集 ]国土地理院が2000年に和歌山県の最高峰と言われてきた護摩壇山(1,372m)より10m高い山があるということを発表したが、混同されて耳取山とされることがあった。しかし、耳取山は1,363mの山なので最高峰ではなく、実際の最高峰(護摩壇山の約700m東にある標高1,382mの山)には名称がなかったため、田辺市が最高峰の名称を公募した結果、2009年3月に「龍神岳」と命名された[2] 。周囲は和歌山県で最も標高の高い一帯であり、四方八方同じような1,000m級の山々に囲まれている。
関連項目
[編集 ]脚注
[編集 ][脚注の使い方]
- ^ 2004年5月1日発行の三省堂『日本山名事典』においても現在の龍神岳を「耳取山」と表記している。
- ^ 和歌山県(田辺市)の最高峰の名称が決定しました