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最勝寺 (江戸川区)

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曖昧さ回避 目黄不動」と「目黄不動尊」と「目黄不動明王」はこの項目へ転送されています。その他の目黄不動については「五色不動#複数の目黄」をご覧ください。
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(2016年4月)
目黄不動 牛寶山最勝寺

目黄不動
所在地 東京都 江戸川区 平井1-25-32[1]
位置 北緯35度42分14.1秒 東経139度51分3.7秒 / 北緯35.703917度 東経139.851028度 / 35.703917; 139.851028 (最勝寺 本堂) 座標: 北緯35度42分14.1秒 東経139度51分3.7秒 / 北緯35.703917度 東経139.851028度 / 35.703917; 139.851028 (最勝寺 本堂)
山号 牛宝山[1]
院号 明王院[1]
宗旨 天台宗 [1]
本尊 釈迦如来
創建年 (伝)元慶元年(877年)
開山 良本[2]
開基 慈覚大師円仁 [2]
正式名 牛寶山明王院最勝寺
別称 目黄不動尊、目黄不動明王、目黄不動
札所等 江戸五色不動
関東三十六不動霊場19番
文化財 目黄不動明王像 他
法人番号 4011705000081 ウィキデータを編集
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最勝寺 本堂

最勝寺(さいしょうじ)は、東京都 江戸川区 平井にある天台宗の寺院。通称「目黄不動尊」、正式名称は「牛宝山(ごほうざん)明王院最勝寺」である。

本尊

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歴史

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寺伝によれば、貞観2年(860年)、円仁(慈覚大師)により隅田川畔(現在の墨田区 東駒形)に草創され[3] 、元慶元年(877年)、円仁の高弟良本阿闍梨により開山されたという[4] [注釈 1] [3]

近世には牛島神社(牛嶋神社、牛御前社、牛ノ御前、墨田区向島一丁目)の別当寺を務めた。なお、牛島神社も貞観2年、円仁の草創伝承をもっている。

明治初年、神仏分離により別当をつとめていた牛島神社の本地仏であった大日如来像が最勝寺に遷座された[1]

大正2年(1912年)、寺は駒形橋の架橋工事による区画整理で本所表町の旧地から南葛飾郡下平井(現在地)へ移転した[4] [1] [3]

文化財

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  • 木造不動明王坐像 - 江戸川区登録有形文化財・彫刻、昭和56年1月13日告示[5] 。右目は大きく見開いていて悪事を許さない、一方左目が半開きになっているのは慈悲の表れであると言われている。拝観は住職に声をかければ可能である。

墓所

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身体障害者のため、関東大震災で逃げ切れず焼死した。
平井に住んでいたが、東京大空襲に被災し死去した[6]

札所等

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交通アクセス

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  • バス
    • 都営バス 平23「小松川区民館前」下車8分(約575m)(注記)平井駅から約5分、葛西駅から約30分
    • 都営バス 平28「小松川区民館前」下車8分(約575m)(注記)東大島駅前から約10分
    • 都営バス 錦25「小松川三丁目」下車9分(約670m)(注記)船堀駅から約15分、葛西駅から約30分、錦糸町駅から15分
    • 都営バス 亀26「小松川三丁目」下車9分(約670m)(注記)一之江駅から約18分、亀戸駅から約10分
    • 都営バス 錦27「小松川三丁目」下車9分(約670m)(注記)小岩駅から約25分、亀戸駅前から約10分、両国駅から25分

脚注

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注釈

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  1. ^ 『江戸川区史』は円仁を開山、良本を中興としている[1]

出典

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参考文献

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関連項目

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