弦楽四重奏曲第3番 (ベートーヴェン)
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の弦楽四重奏曲第3番(げんがくしじゅうそうきょくだいさんばん)ニ長調op.18-3は1798年に書かれた。6曲セットでop.18として出版されたが、この曲はその番号に関わらず、曲集では最初に作られ、のどかな曲想を持ち、ごく古典的である。
構成
[編集 ]- 第1楽章 allegro ソナタ形式
- 7度上行で始まる第1主題が10小節という、変則的な形をとり、ニ長調でありながら第2主題がハ長調で開始されるという、作曲上の工夫が見られる。
- 第2楽章 Andante con moto 変ロ長調
- 第3楽章 Allegro
- 明記されていないが、スケルツォの形をとる。主部の前半8小節が嬰ヘ短調で終始するなど、和声的な工夫がある。中間部はミノーレ(ニ短調)となり、滑らかな動きによって、主部と対比される。
- 第4楽章 Presto ソナタ形式
- 語りかけるような第1主題と、ユーモアに満ちた第2主題からなる。
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]初期 | |||||
---|---|---|---|---|---|
中期 |
| ||||
後期 | |||||
ベートーヴェンの楽曲一覧 |
スタブアイコン
この項目は、クラシック音楽に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル クラシック音楽/ウィキプロジェクト クラシック音楽)。