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山田温泉 (富山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
画像提供依頼 :外観の画像提供をお願いします。(2017年7月)
山田温泉
温泉情報
所在地 富山県 富山市 山田湯
座標 北緯36度34分38.1秒 東経137度4分44.7秒 / 北緯36.577250度 東経137.079083度 / 36.577250; 137.079083 座標: 北緯36度34分38.1秒 東経137度4分44.7秒 / 北緯36.577250度 東経137.079083度 / 36.577250; 137.079083
交通 鉄道 : 北陸新幹線 富山駅よりバスで約50分。
または、高山本線 越中八尾駅よりタクシーで約10分
泉質 食塩泉
泉温(摂氏) 37.1 °C
湧出量 毎分200.0リットル(動力揚水)
pH 8.68
宿泊施設数 1
外部リンク 越中山田温泉 玄猿楼
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山田温泉(やまだおんせん)は、富山県 富山市(旧国越中国)にある温泉、また当地で温泉旅館を運営していた会社。温泉名は、かつての村名(山田村)に由来する。近くには牛岳温泉スキー場が存在する。

歴史

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開湯は1200年前とされる[1] 開湯伝説によれば、矢傷を負ったが傷を癒しているところを発見したという。

江戸時代富山藩藩主が遊覧(湯治)に訪れたことがあるという[2]

山田川の上流には一軒宿である『越中山田温泉玄猿楼』がある。かつての運営会社『山田温泉』は1959年8月に創業し、本館には清流を望む大浴場と六角形の建物に六角形の浴槽を設けた『夢殿』、混浴の岩風呂、釜風呂、和風サウナなどが存在した。別館『清流荘』は25m温水プールやシェイプアップフロアー、テニスやバレーボールの練習用コートが存在するスポーツレジャーセンターであった[1]

ピーク時には年間約7億円の売り上げがあったが、レジャーの多様化などで売り上げが減少し、2017年2月17日に自己破産申請した[3]

その後、新たな運営会社のもとで営業を再開すると報じられ[4] 、同年8月1日より再開[5]

2020年 8月11日、富山県は新型コロナウイルス感染拡大に備え、『山田温泉玄猿楼』を軽症者・無症状者専用の療養施設として選定、8月13日から12月末まで使用された[6] [7]

なお近隣には、小規模旅館の『山田温泉光楽』や、『ふれあいの里ささみね』などの宿泊施設も存在する。これらは山田西温泉という別源泉を引いている[8]

泉質

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現在の源泉は2号井(地下210mから動力揚水で毎分200.0リットルを湧出)を使用している[9]

  • 弱食塩泉(ナトリウム・カルシウム - 塩化物泉)[9]

脚注

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  1. ^ a b 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、野口冬人著、旅行読売出版社発行)470 - 471ページ。
  2. ^ 『写真集 富山県100年』(1989年6月10日、北日本新聞社発行)104ページ。
  3. ^ 山田温泉が自己破産...老舗宿「玄猿楼」営業停止 - ウェイバックマシン(2017年2月19日アーカイブ分)- 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  4. ^ http://webun.jp/item/7367575
  5. ^ http://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000011531
  6. ^ 新型コロナ「富山アラート」発令 知事「高い緊張感を」(北日本新聞Wedun、2020年8月11日)
  7. ^ 『北日本新聞』2020年12月19日付30面『軽症者 無症状者 東横イン受け入れへ』より。
  8. ^ 源泉一覧表
  9. ^ a b c d e 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)141頁。
用語
世界の温泉
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研究所
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関連人物
関連項目
外部リンク
カテゴリ
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