堺地蔵堂
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堺地蔵堂(さかいじぞうどう)は、和歌山県 みなべ町堺にある地蔵堂。
概要
[編集 ]堂内に祀られている地蔵は隠岐の焼火権現(焼火神社)の地蔵菩薩の分身とされ、後鳥羽上皇を危難から救ったと伝わる(白浜町市江崎にある地蔵にも同様の伝承がある)[1] 。堺地蔵堂の地蔵は森崎の大溝の海底から引き揚げられたという[1] 。
地蔵堂は近世に武蔵国の田嶋市右ヱ門や地元の漁業者などの勧進で建立された[1] 。
2023年(令和5年)9月から大規模改修工事が行われ、2024年(令和6年)5月12日に落慶法要が営まれた
堺地蔵堂のソテツ
[編集 ]地蔵堂の前には3本のソテツがあり、地蔵堂の前にある樹が最大で(高さ3.65m、幹周り4.5m)、みなべ町の天然記念物に指定されている[2] 。
脚注
[編集 ]- ^ a b c 100年ぶり大規模改修 みなべ町堺の地蔵堂、和歌山 紀伊民報(2024年5月21日閲覧)
- ^ 印南町〜みなべ町(日本風景街道 熊野 〜シーニックバイウェイ紀南〜) 国土交通省近畿地方整備局(2024年5月21日閲覧)