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古山春司郎

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古山春司郎

古山 春司郎(ふるやま はるしろう、1883年(明治16年)1月16日 [1] - 1953年(昭和28年)5月11日 [2] [3] )は、日本検事弓道家。

経歴

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千葉県 上埴生郡 豊栄村(現在の長生郡 長南町)出身[1] 1912年(明治45年)、東京帝国大学 法科大学独法科を卒業し[4] 、司法官試補となる[1] 鹿児島地方裁判所予備判事、大分地方裁判所・大分区裁判所判事を経て、1916年(大正5年)に検事に転じ、名古屋地方裁判所・名古屋区裁判所検事、岐阜地方裁判所・岐阜区裁判所検事、甲府地方裁判所・甲府区裁判所検事、東京地方裁判所・東京区裁判所検事、横浜地方裁判所検事、東京控訴院検事、長崎控訴院検事を歴任した[4]

その後、台湾総督府法院検事となり、台北地方法院検察官長、高等法院検察官長を務めた[4]

1942年(昭和17年)に退官した後は台湾総督府評議員に就任した[4]

弓道家としては、1935年(昭和10年)5月、大日本武徳会弓道教士 [5] 。武徳会台湾地方本部講師などを務めた[6]

脚注

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  1. ^ a b c 帝国法曹大観 1915, p. 640.
  2. ^ 「古山春司郎氏(元台湾総督府高等法院検察長)」『朝日新聞』1953年5月12日、3面。
  3. ^ 「古山春司郎氏(弁護士、元台湾総督府高等法院検察官長)」『読売新聞』1953年5月12日、3面。
  4. ^ a b c d 大衆人事録 1943.
  5. ^ 武道範士教士錬士名鑑. 昭和12年 1937.
  6. ^ 弓道講義(二) 1938.

参考文献

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