利用者:Ken.y
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本日は 2024年9月29日 日曜日
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2005年1月頃からIPで参加(誤字脱字修正をボチボチやってた気がする)、2005年5月3日に記事を執筆しようと思い立ち、アカウントを作成。 元々の専門分野は(一応)天然物化学と毒物学であるが、現在は精神薬理学屋。そのとき書きたい記事を書くために様々な分野をフラフラと放浪しがち。
記事に関して
[編集 ]新着で紹介して頂いた記事
[編集 ]- アブラカダブラ:困ったときの魔法の呪文。語源に定説が無いというのが意外だった。いつの間にやら珍項目にも入れて頂いたようで感謝。
- セラミド:化粧品に保湿成分としてしばしば配合されている、スフィンゴ脂質に属する化合物。仕事上で単離、同定したらたまたまコレだったので記念に翻訳立項した。
- ヒドロゲナーゼ:嫌気性代謝において重要な酵素。何らかの講義のレポート作成ついでに翻訳したような気がするようなしないような。
- クラック・コカイン:麻薬の中でも依存性の極めて高い代物(異論あり)。原文が長く難しかったので難儀したが、翻訳していて色々と勉強になった。パイプを空き缶で代用してるとこの写真とかを載せてよかったのかは些か疑問もある。とりあえず、クスリは「だめ。ぜったい。」
- ガートルード・バニシェフスキー:アメリカ版の女子高生コンクリート詰め殺人事件や栃木リンチ殺人事件といえるSylvia Likens Case の主犯。陰惨この上ない被害者への虐待と、事件に対するあんまりにもアレなフェミニストのコメントが印象的だった。
- バントゥー系民族:アフリカの一大言語カテゴリであるバントゥー語群に属する様々な言語を使う民族群である。5000年とも言われる民族の歴史を持つとともに、現在アフリカに暮らすおよそ3億1千万(世界人口の約5%)の人々が該当することから、アフリカ史を語る上で極めて重要かと思われたので翻訳した。記事後半にある様々な民族の画像を並べられて満足した。
- ドレイズ試験:主にウサギを利用した動物実験法で、学部生時代にちょっと縁があったので翻訳してみた。この試験のうちの眼性試験法は、ウサギの眼に試験化合物を直接加えて失明や出血といった兆候の判定を行うことから、(見た目のインパクトの大きさもあって)動物愛護団体から強い批判を受けている。なお、個人的には記事中のウィルヘルムス教授と近い見解を持っている。
- ヒトに由来する生薬:生薬史上に散見されるヒト由来の薬をまとめた記事。カニバリズムのタブーゆえ、逆に呪術的見地から効果が高そうだと昔のヒトは考えたんだろうな〜と思う。......尤もここ数年、怪しげな健康食品やスピリチュアルが流行しているところを鑑みると、科学リテラシー的には当時も今もあまり大差ないような気がしないでもない。新着掲載された初の起草記事でもある。珍項目と良質な記事にも選んで頂けたようで感謝感激。
- ムランジェ山:マラウイおよび南部アフリカで最高峰となる3001メートルの標高を持つ山。雨季に行くとえらく悲惨な目にあうらしいので、登山やハイキングは十分に時期を考えてから行きましょう。
- マラウイの政治:マラウイの政治系記事を書けば書くほど感じるやるせなさ。マラウイを独立へと導いた英雄のヘイスティングズ・カムズ・バンダ博士が、不正財蓄や言論弾圧に走った上に"終身大統領"とまでなってしまう様は何処か哀れでさえある。やはり権力は人を駄目にしてしまうものなのだろうか?......キューバのチェ・ゲバラは本当に偉大だったのだなとしみじみ思う。記念すべき10本目の新着入り。
- 2009年マラウイ総選挙:同じ大統領選挙でありながら、知名度は2008年アメリカ合衆国大統領選挙とは比べるべくも無いマラウイの総選挙の記事。地域POVから言えば、両大統領選挙の記事の価値は対等......なのだよね?
- ウィリアム・カムクワンバ:おそらくマラウイで最も有名な大学生。14歳のときに貧困によりセカンダリースクール(日本の中・高等学校)を中退、その後も図書館で独学を続け、風力発電用の風車を独力で作り上げた。「誰かが出来たのだから自分にも出来るはず」......周囲からの冷たい視線や風説にも負けずに努力を続け、ついには自らの運命を切り開いた彼に心から敬意を表したい。
- マラウイの歴史:学術的な百科事典であれば極めて重要であろうと思われる、現在マラウイと呼ばれる国家の歴史をまとめた記事。100本以上に渡って作成したマラウイ関連記事の集大成として翻訳、加筆を行った。めぼしいマラウイ関連記事はおよそ立て終わったので、次は某御人からお誘い頂いたモザンビークにでも行こうかと考え中。
- ルワンダの経済:中部アフリカに属するルワンダの経済記事。ルワンダの記事を整備する上での足掛かりとして翻訳した。英語版の記事では1965年から6年間に渡り中央銀行総裁を務めた服部正也氏について触れられていなかったのが少し残念、英語力があったら向こうにも記述しておきたいとこなのだが、英検五級だし......なぁ。
- スワジランドにおけるHIV/AIDS:ルワンダ虐殺全面改訂に向けて資料を猟集・学習し、その悲惨さに些か辟易しつつあったそんなある日。Opqrさんの翻訳記事、リード・ダンスを拝見し"アフリカも辛い話ばかりじゃないな〜"と励まされた。で、その勢いで翻訳したのがこの記事。やっぱりスワジランドも
(削除) ムスワティ3世を除いて (削除ここまで)楽じゃなさそうだった。 - 公立技術学校の虐殺:ルワンダ虐殺下にて発生した、国連平和維持軍が難民を見捨てて撤退した事件。国連がいざというという時に役に立たないのは国際連盟時代からの伝統みたいなモンなのかねぇ。
- 2008年コンゴ民主共和国サッカー暴動:13人もの死者を結果的に生じさせた暴動は、試合中に1人の選手が用いた呪術により発生したものであった......と書くと、何やら江戸川乱歩や横溝正史的な怪しげな雰囲気である。実際には暴徒鎮圧を目的とした警察の催涙ガス一斉射撃による窒息死が原因であったらしい。犠牲者のご冥福をお祈りしたい。
- ジェノシデール:ルワンダ虐殺の主要な面々。未だ逃亡中の者も存在しており、結構な額の賞金がアメリカ政府から懸けられている。
- フツ・パワー:ルワンダ虐殺の根拠の1つとなったフツ至上主義のイデオロギー。80年代後半以降の社会的不満を回避する策としてのプロパガンダが虐殺へ至らせたと考えると、若者の失業率上昇や経済不安といった社会的不満が高まりつつある今日の日本も些か危ういのかも分からんね。
投票して下さった皆様、有難うございました。
起草または全翻訳した記事のうち個人的に印象的なもの
[編集 ]- FLMASK:日本で初めてソフトウェア開発者が逮捕されたFLMASK事件の(間接的な)原因となった画像処理ソフト。日本のインターネット史を語る上で極めて重要なソフトであるにも関わらず記事が無かったので、事件の話を含めて起草した。要出典のお世話にならないような手堅い記事の作成を目指したため、出典を探すのにえらく難儀した。
- ポール・ワイス:ポールワイスの思考実験にて知られる生物学者。形態形成、生物学的発達、細胞分化、神経科学などの多様な分野に対する貢献と、異分野の研究者間の交流に尽力したことで知られる。なお、この項目はポールワイスの思考実験を単独立項するのが困難だったために立項したことは内緒。
- ジョン・フィリップス (企業家):通称"A-Bomb Kid"こと原爆少年。大学の提出レポートで原子爆弾の作成法なんぞを提出したばかりにパキスタンのスパイに追い回されたあげく、FBIにレポートを没収されるハメになった。学生の皆様、レポートは無難なものにしておきましょう。
- ウィルフリッド・ヴォイニッチ:ヴォイニッチ手稿にその名を残すポーランド生まれの古物商さん。前半生のご職業はなんと革命家。ホント、『人に歴史あり』ってやつですね。
- 鯉沼九八郎:自由民権運動家にして日本初の爆弾 テロリスト(いわゆる加波山事件)、刑務所を出所後には県議会議員として活動...という激動の人生を歩まれた御人。庶民の自由は(その手法の善悪は別として)このような幾多の闘争の果てに勝ち取られてきたという事を現代人は知るべきですね...ってわけで起草した。
- オカダ酸:有毒渦鞭毛藻が生産する環状ポリエーテルで、食中毒の原因となる物質である。名前はクロイソカイメンの学名"Halichondria okadai"に由来。日本人っぽい名前を持つ数少ない化合物である。有毒だけど。
- 孫維世:四人組の一人である「紅色女皇」こと江青の嫉妬を買い、文化大革命時代に拷問死した高名な女優。周恩来の養子でもある。なんというか...女の嫉妬は怖いね。ただ、桐生操の本で漢の高祖である劉邦の妻呂雉が戚氏を嬲る場面で似たような記述があったのを考えると、陵辱のくだりは呂雉の話の流用かもしれない。なお、自分にとって初の中国語版からの翻訳記事でもある。
- チェワ族:中央アフリカから南アフリカにかけて住む民族で、言語は主にチェワ語を用いる方々。オシャレな仮面と秘密結社で有名。全くの専門外分野であるが、アフリカ系の記事の貧弱さに驚愕したので気合を入れて翻訳した。自分にとって記念すべき50本目の記事でもある。
- アナル族:インドとミャンマーに暮らす民族で、言語は主にアナル語を用いる方々。農耕と牧畜を中心とした生活を行っている。英語で発音した際に些か物議を醸す可能性のある御名前であったため、普段よりも一層の下調べを行った上で十分な分量を以って起草した。
- ニイカ国立公園:マラウイで最大の規模を誇る国立公園で、北部州のニイカ高原に位置する。200種を超えるランが自生することと、ゾウやレイヨウなど様々な野生動物が生息している。なお、この記事の立項でマラウイの国立公園・保護区をコンプリートした、ばんじゃーい。
上記以外の起草または全翻訳した記事
[編集 ](なお、"即時"は即時削除記事を回収・大幅加筆したうちの主要なもの)
- 化合物と化合物群:テタノスパスミン、ヘキサメチルリン酸トリアミド、シクロヘキサノール、ロイコトリエン、馬尿酸、セレブロシド
- 実験手法、現象、物性など:モッシャー法、新モッシャー法、昇華 (化学)、解離、ラジカル重合、化学物理学、親水性(リダイレクト記事の執筆)、ブルース効果(即時)
- 化学者:リヒャルト・エルンスト、アブラム・ハーシュコ、アーウィン・ローズ、ジャック・ソレ 、ハリー・モッシャー
- 化学者以外の人物:フィル・カッツ、スタニスラフ・レフチェンコ 、ジョン・フィリップス(あいまい回避ページ)、ゲザ・ド・カプラニー、孫炳文、マッテオ・バルトリ、トゥオネ・ウダイナ、ジョン・フィリップス (経済学者)
- ソフトウェア:Soribada、ISIS/Draw、ChemDraw、XDrawChem
- マラウイの地理:チズムル島、リコマ島、チシ島、ニイカ高原、マラウイの地理、リンベ (マラウイの地区)、リビングストニア、ムジンバ (マラウイの都市)、ドワングワ川、マフィンガ丘陵
- マラウイの県・都市:チクワワ、ムワンザ (マラウイ)、ルンピ、ムジンバ、チティパ、リコマ、マチンガ、チラズル、ネノ、ンサンジェ、チョロ (マラウイ)、パロンベ、ムランジェ、ドーワ、ンチシ、カスング、マンゴチ、カタベイ、ムチンジ、バラカ (マラウイ)、チポカ、ルチェンザ、リウォンデ
- マラウイの国立公園など:マラウイの国立公園および保護区の一覧、リウォンデ国立公園、カスング国立公園、レングウェ国立公園、マジェテ動物保護区、ムワビ野生動物保護区、コタコタ動物保護区、ヴワザ湿地動物保護区、ムランジェ山森林保護区
- マラウイのオリンピック選手団:オリンピックマラウイ選手団、ミュンヘンオリンピックマラウイ選手団、ロサンゼルスオリンピック (1984年) マラウイ選手団、ソウルオリンピックマラウイ選手団、バルセロナオリンピックマラウイ選手団、アトランタオリンピックマラウイ選手団、シドニーオリンピックマラウイ選手団、アテネオリンピック (2004年) マラウイ選手団、北京オリンピックマラウイ選手団
- マラウイの湖:チルワ湖、チウタ湖、マロンベ湖、カズニ湖、カウリメ湖
- マラウイの歴史:マラビ帝国、イギリス中央アフリカ保護領、ニヤサランド(リダイレクト記事を執筆)
- マラウイの政治:マラウイ会議党、統一民主戦線 (マラウイ)、ムグウイリザノ連合、マラウイの選挙、国民議会 (マラウイ)、2004年マラウイ総選挙、民主進歩党 (マラウイ)、民主同盟 (マラウイ)、1993年マラウイ国民投票、マラウイの副大統領一覧、1999年マラウイ総選挙、1994年マラウイ総選挙、1961年ニヤサランド立法議会選挙、1971年から1992年までのマラウイ総選挙、1964年マラウイ総選挙、マラウイの首相一覧、共和党 (マラウイ)
- マラウイの人物:ジマニ・カザミラ、フランク・チパスラ、ジョイス・バンダ、チャクフワ・チハナ、アッタチ・ムパカチ、エセル・ムタリカ、ナーセル・カラ、ルーシャス・バンダ、グアンダ・チャクアンバ、ジョン・テンボ、ラブネス・ゴンドウェ、グドール・ゴンドウェ
- マラウイの施設:クンゴニ文化芸術センター、ムズズ大学、マラウイの空港の一覧、マラウイの銀行一覧、在マラウイ大使館の一覧、マラウイの在外公館の一覧、チレカ国際空港、マラウイの鉄道駅一覧、マラウイ鉄道、カムズ・スタジアム、マラウイ準備銀行、カムズ・アカデミー
- その他マラウイ関連:おお、神よ、マラウイに祝福を、マラウイの国章、マラウイの切手の人物一覧、ムランジェ山保全トラスト、マラウイの教育、マラウイ・テラー・ビースト、マラウイにおけるLGBTの権利、1989年マラウイ地震、マラウイにおけるイスラーム、マラウイの人口統計、マラウイの文化、マラウイの国際関係、マラウイの経済、マラウイの軍事、マラウイの交通、マラウイの通信、マラウイにおけるHIV/AIDS、マラウイの世界遺産
- ルワンダ虐殺:ニャルブイェ大虐殺、ムランビ虐殺記念館、フェリシアン・カブガ、フツの十戒、公立技術学校の虐殺、ギコンド刑務所、インプザムガンビ、アカズ
- ルワンダ関連:ルワンダの空港の一覧、ルワンダにおけるHIV/AIDS、ニュングェ国立公園、アカゲラ国立公園、ルワンダの首相一覧、ルワンダの人口統計、ルワンダにおける売春、プレトリア包括合意_(第二次コンゴ戦争)、ルワンダにおけるLGBTの権利、ギシュワティ森林保護区、ルワンダの地理、クウィタ・イジナ、カント・ハウス自然史博物館、共和国防衛同盟_(ルワンダ)、開発国民革命運動
- アフリカ関連:エマニュエル・ドンガラ、マリアン・ングアビ大学、トゥンブカ族、ンセンガ族、ササンドラ川、ロムウェ語、ニイカ国立公園 (ザンビア)、中央カラハリ動物保護区、ルブンバシ大学、大統領特殊師団、東カサイ州、西カサイ州、バンドゥンドゥ州、スワジランドにおけるHIV/AIDS、ヘマ族、2008年コンゴ民主共和国サッカー暴動
- 施設、学校など:フライブルク大学、ハバナ国立美術館、横浜小学校(即時)
- その他:江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間、銛、キュベット、カルボーン、クキ・チン諸語、アナル語、アヌス語、オマン湖、カナダにおけるHIV/AIDS、ハイチにおけるHIV/AIDS
大幅に加筆翻訳した記事のうち個人的に印象的なもの
[編集 ]- スーパー伊勢湾台風:国土交通省中部地方整備局河川部の有識者検討会である「中部地方の天変地異を考える会」により想定された架空の台風。すごく強い。具体的にいうと910ヘクトパスカル、超コワイ。そして検討会名のセンスにも脱帽。
- 無電極ランプ:こんな便利なモノが実用化されていたことに感心した。確かにフィラメント電極部分が無ければランプは駄目になりにくいよね、納得。
- スマートドラッグ:翻訳中の状態で2年以上放置されていたので残りを翻訳した。やりかけた仕事は責任を持って必ず最後までやり遂げましょう。
近況
[編集 ]翻訳と加筆、出典探しなどの活動しております...が、英検5級な上に日本語の文章作成能力も大変にアヤシイ始末。
文章や書式、翻訳の誤りなどをご指導下さる皆様、いつもご迷惑をお掛けして申し訳ありません。頑張りますので宜しくお願いします。