上妻駅
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上妻駅 | |
---|---|
こうづま Kōzuma | |
◄今古賀 (1.3 km) (2.4 km) 山内 ► | |
地図 | |
所在地 | 福岡県 八女市大字祈禱院 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 矢部線 |
キロ程 | 9.3 km(羽犬塚起点) |
電報略号 | コウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
89人/日(降車客含まず) -1981年度- |
開業年月日 | 1945年(昭和20年)12月26日 [1] |
廃止年月日 | 1985年(昭和60年)4月1日 [1] |
備考 | |
テンプレートを表示 |
上妻駅(こうづまえき)は、かつて福岡県 八女市大字祈禱院に置かれていた、日本国有鉄道(国鉄)矢部線の駅(廃駅)である。矢部線の廃止に伴い、1985年(昭和60年)4月1日に廃駅となった[1] 。
歴史
[編集 ]- 1945年(昭和20年)12月26日:矢部線の全線開通と同時に、一般駅として開業[1] 。
- 1971年(昭和46年)2月20日:貨物および荷物の取り扱い廃止[2] 。無人駅化[3] 。
- 1985年(昭和60年)4月1日:矢部線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1] 。
駅構造
[編集 ]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する無人駅であった。矢部線の開通とともに開業した駅で、当初は駅員が配置され駅舎もあったが、無人駅化後に取り壊されてホーム上に待合所が置かれるのみの簡素な駅となっていた。
現状
[編集 ]駅跡地には警察官舎が建てられ[4] 、現在は八女市営上妻団地の敷地の一部となっている。
その他
[編集 ]駅跡地の前を通る道路には「バルビゾンの道」という愛称が付いている。これは久留米市出身の画家、坂本繁二郎の功績を讃えたものである(※(注記)フランスでの絵画留学から帰国した後、八女市を制作活動の拠点としていたため[注釈 1] )。坂本の死後、八女公園の一角に銅像が建てられた[8] 。
隣の駅
[編集 ]脚注
[編集 ][脚注の使い方]
注釈
[編集 ]出典
[編集 ]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年、700頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ "日本国有鉄道公示第53号". 官報 . (1971年2月18日)
- ^ 「通報 ●くろまる鹿児島本線西牟田駅ほか3駅、矢部線上妻駅ほか2駅、湯前線肥後西村駅ほか1駅及び高森線長陽駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月18日、4面。
- ^ 夕刊フクニチ新聞社・編『福岡駅風土記』 1974年 葦書房 P.159
- ^ 「【花宗川の詩 八女筑後大木大川】(4)アトリエ跡 繁二郎が愛した風景」『西日本新聞』2017年10月6日。オリジナルの2021年5月15日時点におけるアーカイブ。2023年4月3日閲覧。
- ^ "台東区ゆかりの巨匠たち 岡倉天心 -茨城県五浦のこの地において、新たな芸術運動が始まりました。-". 台東区文化探訪アーカイブス. 台東区・早稲田大学メディアデザイン研究所 (2017年8月7日). 2023年4月3日閲覧。
- ^ "「東洋のバルビゾン」赤倉温泉". 赤倉温泉の歴史. 赤倉温泉観光協会. 2023年4月3日閲覧。
- ^ "坂本繁二郎銅像(八女公園)". 福岡県観光WEB クロスロードふくおか. 福岡県観光連盟. 2023年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月3日閲覧。
参考文献
[編集 ]- 『国鉄全線各駅停車10 九州720駅』(小学館、1983年)
関連項目
[編集 ] スタブアイコン
この項目は、鉄道駅に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:鉄道/PJ鉄道)。