ワルツ第8番 (ショパン)
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ワルツ第8番(ワルツだいはちばん)変イ長調 作品64-3は、フレデリック・ショパンが作曲したピアノ独奏のためのワルツで、生前に出版された最後の作品の一つである。カタジナ・ブラニツカ伯爵夫人に献呈された。転調が多く[1] 色彩感もある。
曲の構成
[編集 ]変イ長調、モデラート。左手のワルツリズムに乗り、右手が半音階を交えた旋律を歌う。属調 変ホ長調にいったん解決した後[要出典 ]、主題を繰り返す。中間部はハ長調 [2] 。右手がワルツリズムを刻む。巧妙な接続の後主題が再現される。ホ長調に予告なく転調するが唐突さはなく[要出典 ]、コーダに入る。
外部リンク
[編集 ]脚注
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- ^ 『最新 名曲解説全集 第15巻 独奏曲II』音楽之友社、1981年、265頁。ISBN 4276010152。
- ^ "Waltzes (3) for piano, Op. 64, CT. 212-214". 2018年5月1日閲覧。
第1番 変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」 · 3つの華麗なる円舞曲 作品34(第2番 変イ長調 · 第3番 イ短調 · 第4番 ヘ長調 「猫のワルツ」) · 第5番 変イ長調 作品42「大円舞曲」 · 3つのワルツ 作品64(第6番 変ニ長調 「小犬のワルツ」 · 第7番 嬰ハ短調 · 第8番 変イ長調) | |
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