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ベロシペード

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(2015年9月)
ペダル駆動の自転車 - ピエール・ラルマン申請:米国特許 No. 59,915、1866年11月20日認可
2輪ベロシペード
1880年製3輪ベロシペード

ベロシペードまたはベロチペード(velocipede)は、自転車の祖先にあたる乗り物

概要

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ベロシペードはラテン語で「早足」の意。人間の力を動力とする乗り物であり、ヴィクトリア朝に登場した。多様なデザインがあり、2輪・3輪・4輪車がある。2輪車ではペダルが前輪に装着されているものがあるほか、3輪、4輪ではトレッドルレバーが後輪駆動のために用いられた。のち、2輪車はペニー・ファージング型となり極端に大きな前輪と小さな後輪を備え自転車ペダル(bicycle pedal)で前輪を直接駆動した。

1863年にフランスでピエール・ラルマンにより発明された2輪ベロシペードは英国に紹介された。当時の自転車は、振動を吸収する機構がなく、とてつもない揺れが生じたためボーンシェイカー(骨ゆすり機)と呼ばれた。ベロシペード製造の代表的な会社としてピエール・ミショーがある。これはベロシペードの大量生産をおこなった初の会社であり1867年から1870年にかけて製造している。米国では、1868年から1869年にかけて流行した。

  • 現在でも"velo(ベロ)"は「自転車」を表す接頭語として使われる場合もある(例 : ベロタクシー)。また、フランス語で"velo"は自転車の意味である。
  • 3輪・4輪車は電動モーター内燃機関が取り付けられて自動車の黎明期に「ベロシペード」や「ベロ」の名前のまま紹介されている。たとえば、カール・ベンツ1890年代に多くの「ベロシペード」を製作している。
  • 言語によっては「ベロシペード」という単語が近代的な自転車までもを指して使われる場合もある(ロシア語のヴェロシペード велосипед など)。

諸説

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特許

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関連情報

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外部リンク

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