コンテンツにスキップ
Wikipedia

バタフライドア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Alfa Romeo 33 Stradale
ポルシェ・911 GT1
BMW・i8

バタフライドア (Butterfly doors) は自動車ドアの開閉方式の1つである。シザーズドアと類似しているが、シザーズドアはAピラーの底部にある一つのヒンジを軸に上方へ開くドアなのに対し、バタフライドアはAピラーに沿った2つ以上のヒンジを軸に上方かつ外側へと開くドアである[1] 。(ガルウィングドア#類似のドアデザインも参照)この機構によって、シザーズドアよりも乗り降りするためのスペースが広くなり、乗り降りが容易となる。ドライバーの迅速な交代や乗り降りが決定的なレースでは、この機構は重要となる。

初めてバタフライドアを採用した車は、ベルトーネフランコ・スカリオーネがデザインした1967年のアルファロメオ・ティーポ33/2ストラダーレである[2] 。 ちなみにマクラーレンの車に採用されているドアの開閉方式は、正式にはバタフライドアではなく、メーカー担当者やディーラーのセールスマンによると、「ディヘドラルドア」と呼ばれている。

実例

[編集 ]


関連項目

[編集 ]

脚注

[編集 ]
ウィキメディア・コモンズには、バタフライドア に関連するカテゴリがあります。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /