ジュリア・ロングボトム

曖昧さ回避「ロングボトム」はこの項目へ転送されています。『ハリー・ポッターシリーズ』の登場人物については「ネビル・ロングボトム」をご覧ください。

ジュリア・ロングボトム Julia Longbottom CMG

イギリスの旗日本駐箚英国特命全権大使日本の旗
現職
就任 2021年 3月
君主	エリザベス2世チャールズ3世
首相	ボリス・ジョンソンリズ・トラスリシ・スナクキア・スターマー
前任者	ポール・マデン
個人情報
生誕	1963年 7月13日イギリスの旗イギリス・イングランドの旗イングランドウェスト・ヨークシャー
配偶者	リチャード・シヴァ (Richard Sciver)
子供	3人(1男2女)
出身校	ケンブリッジ大学

ジュリア・ロングボトム(英語: Julia Longbottom CMG、1963年 7月13日 - )は、イギリスの外交官、大使。2021年3月から日本駐箚英国特命全権大使を務めている^[1]。彼女は、イギリスを代表して東京に駐在する初の女性の大使である^[2]。

女王エリザベス2世より聖マイケル・聖ジョージ勲章 (Order of St Michael and St George)のコンパニオン章(CMG) を授与^[3]。駐日大使在任中の2022年 9月8日にエリザベス2世が崩御したため、ロングボトム大使がエリザベス2世の任命による最後の駐日大使となった^[4]。

経歴

[編集 ]

ロングボトムは、ウェスト・ヨークシャーのブラッドフォード・ガールズ・グラマースクール (英語版)を経て、ケンブリッジ大学のジーザス・カレッジでフランス語とドイツ語の教養学士号を取得。また、彼女は日本語、ポーランド語およびオランダ語の教育を受け、前者については彼女はよどみなく話す事ができる^[5]。

ロングボトムは、 1986年にケンブリッジを卒業すると、英国外務省(FCO)に入省し、外交官となった。最初の2年間、彼女は、ニューヨークの国際連合とブリュッセルの欧州委員会で働いた。1990年、日本へ赴任。以後3年間、駐日英国大使館政治部二等書記官として東京に駐在した。1994年、彼女は、イギリス領香港に置かれた外務省の事務局に異動し、1997年に香港が中華人民共和国に返還されるまで、国籍や移民問題を担当する部署の長として働いた。その後、彼女は、ハーグにある在オランダ英国大使館 (英語版)に異動して、政治・EU問題の長として勤務した^[1]。

2012年、ロングボトムは東京に戻り、2016年の夏まで駐日英国大使館の首席公使として勤務した。その後、彼女はイギリスに帰国し、英国外務省で領事局長やコロナウイルス対策本部長を歴任した^[1]。

2020年12月、ポール・マデンの退官に伴う後任人事として、ロングボトムが日本駐箚英国特命全権大使になる事が発表された^[6]。2021年3月、彼女は正式に大使に就任した^[2]。

私生活

[編集 ]

ロングボトムは、東京駐在から一時帰国していた1990年12月28日に、ノース・ヨークシャーのワーフデール (英語版)にあるボルトン・アビー (英語版)で、リチャード・シヴァと結婚した^[7]。ロングボトムとシヴァの夫妻は、キングストン・アポン・テムズ区に住居を構えている。夫妻の間には、1男2女の3人の子供がいる^[1]。長女のナット・シヴァ (英語版)^[8]は、クリケットイングランド女子代表 (英語版)チームの副将である。

脚注

[編集 ]

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d "Julia Longbottom" (英語). GOV.UK. 2021年3月3日閲覧。
^ ^a ^b "Farewell to Japan". Foreign, Commonwealth & Development Office Blogs. Foreign, Commonwealth and Development Office (2021年2月22日). 2021年3月3日閲覧。
^ "Julia Longbottom" (英語). GOV.UK. 2021年6月4日閲覧。
^ エリザベス英女王が死去 96歳写真7枚国際ニュース:AFPBB News
^ "Profile of Julia Longbottom". LinkedIn. 2021年3月3日閲覧。
^ "Change of Her Majesty's Ambassador to Japan: Julia Longbottom" (英語). GOV.UK. 2021年3月3日閲覧。
^ @JuliaLongbottom (2020年12月28日). "This day 30 years ago we came home from #Japan to be married at a wintry #BoltonAbbey in #Yorkshire surrounded by wonderful family and friends" (英語). X(旧Twitter)より2022年5月28日閲覧。
^ "Women’s World Cup to be Live Streamed!". Japan Cricket Association (2017年6月24日). 2021年7月26日閲覧。

外部リンク

[編集 ]

駐日英国大使館による公式プロフィール、同 (英語)
ジュリア・ロングボトム (@JuliaLongbottom) - X(旧Twitter)
英国・ビジネスフォーラム相互補完的に協力両国関係発展を - 2022年8月
プラチナ・ジュビリーが70年に及ぶ公務を称える (Jubilee honors 70 years of public service) (英語) - 2022年6月16日
ロングボトム駐日英国大使と懇談 - 2021年6月24日
69年間の公務を経てより一層輝く二国間の絆 (Bilateral ties bright after 69 years of service) (英語) - 2021年6月15日
英国王位継承権第3位をめぐる歓喜の声 (Well-wishers around for third in line to the U.K. throne) (英語) - 2013年7月27日

外交職
先代ポール・マデン	イギリスの旗駐日英国大使日本の旗 2021年 -	次代 (現職)

表話編歴日本の旗現職の駐日大使
特命全権大使	2002年サンマリノの旗マンリオ・カデロ 2003年エリトリアの旗エスティファノス・アフォワキ・ハイレ 2005年ベネズエラの旗セイコウ・ルイス・イシカワ・コバヤシ 2008年ミクロネシア連邦の旗ジョン・フリッツカメルーンの旗ピエール・ンジェンゲ 2011年コートジボワールの旗ジェローム・クロー・ウェヤ 2014年マルタの旗アンドレ・スピテリ 2015年サモアの旗ファアラヴァアウ・ペリナ・ジャックリーン・シラ・ツアラウレレイクロアチアの旗ドラジェン・フラスティッチ 2016年アルバニアの旗ジェルジ・テネケチェジウモロッコの旗モハメッド・ラシャッド・ブフラル (英語版) 2018年ガボンの旗ジョゼフ・ジロ・エファンゴン・オバゲパラグアイの旗ラウル・フロレンティン=アントラレバノンの旗ニダル・ヤヒヤー (英語版) バーレーンの旗アハメッド・ムハッマド・ユースフ・アルドーセリレソトの旗パレサ・モセツェタジキスタンの旗ミルゾシャリフ・ジャロロフ・アソムッディノヴィチオマーンの旗モハメッド・サイード・ハリファ・アル・ブサイディ 2019年ナミビアの旗モーヴェン・M・ルスウェニョルクセンブルクの旗ピエール・フェリングブルネイの旗ハジ・シャブディン・ハジ・ムサメキシコの旗メルバ・マリア・プリーア・オラバリエタ南アフリカ共和国の旗ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ (英語版) ヨルダンの旗リーナ・アンナーブニュージーランドの旗ヘイミッシュ・ネヴィル・フランシス・クーパーリベリアの旗ブラモー・ネルソンデンマークの旗ピーター・タクソ=イェンセン (英語版) スウェーデンの旗ペールエリック・ヘーグベリコスタリカの旗アレクサンダー・サラス・アラヤポーランドの旗パヴェウ・ミレフスキ 2020年パナマの旗カルロス・ペレトンガの旗テヴィタ・スカ・マンギシ東ティモールの旗イリディオ・シメネス・ダ・コスタ (ドイツ語版) アゼルバイジャンの旗ギュルセル・イスマイルザーデオーストリアの旗エリザベート・ベルタニョーリバングラデシュの旗シャハブッディン・アーメドジャマイカの旗ショーナ=ケイ・マリー・リチャーズスイスの旗アンドレアス・バオムウクライナの旗セルギー・コルスンスキーフランスの旗フィリップ・セトンミャンマーの旗ソー・ハンインドネシアの旗ヘリ・アフマディ 2021年ドミニカ共和国の旗ロバート・ミキイ・タカタ・ピメンテルエルサルバドルの旗ディエゴ・アレハンドロ・ダルトン・ロサレスアラブ首長国連邦の旗シハブ・アハマド・アル・ファヒームアイスランドの旗ステファン・ホイクル・ヨハネソン (英語版) アルメニアの旗アレグ・ホヴァニシャン (ロシア語版) ブルガリアの旗マリエタ・ペトロヴァ・アラバジエヴァ・デ・デスカルシーイギリスの旗ジュリア・ロングボトムトルコの旗コルクット・ギュンゲンアフガニスタン・イスラム共和国の旗シャイダ・モハマド・アブダリラオスの旗フォンサムット・アンラワンチリの旗リカルド・ロハスカザフスタンの旗サーブル・エシムベコフカナダの旗イアン・G・マッケイセルビアの旗アレクサンドラ・コヴァチュウズベキスタンの旗ムクシンクジャ・アブドゥラフモノフボツワナの旗ホツィレエネ・モラケルーマニアの旗オヴィディウ・ドランガドイツの旗クレーメンス・フォン・ゲッツェパプアニューギニアの旗サミュエル・アバル (英語版) ジブチの旗イブラヒム・ビレ・ドゥアレイタリアの旗ジャンルイジ・ベネデッティイスラエルの旗ギラッド・コーヘンジョージア (国)の旗ティムラズ・レジャバモルドバの旗ドゥミトル・ソコランエジプトの旗モハメド・アブバクル・サレー・ファッターフタンザニアの旗バラカ・ハラン・ルヴァンダ 2022年マラウイの旗クワチャ・チシザペルーの旗ロベルト・セミナリオコソボの旗サブリ・キチマリカンボジアの旗トゥイ・リーギリシャの旗ディミトリオス・カラミツォス=ジラスアメリカ合衆国の旗ラーム・エマニュエル南スーダンの旗クレン・アクエイ・パチ・ギャランスペインの旗フィデル・センダゴルタ・ゴメス・デル・カンピージョガーナの旗ジェネヴィーヴ・エドゥナ・アパルゥ (英語版) ポルトガルの旗ヴィットル・パウロ・ダ・コスタ・セレーノマーシャル諸島の旗アレクサンダー・カーター・ビングエクアドルの旗セサル・アウグスト・モンターニョ・ウエルタパラオの旗ピーター・アデルバイリトアニアの旗オーレリウス・ジーカス (リトアニア語版) コンゴ共和国の旗ベンジャマン・エヴァユルウルグアイの旗ビクトリア・エウヘニア・フランコリーノ・エスレパクモルディブの旗ハッサン・ソービルウガンダの旗トーファス・カーフワ (英語版) 大韓民国の旗尹徳敏ブラジルの旗オタヴィオ・エンヒッケ・ジアス・ガルシア・コルテストルクメニスタンの旗アタドゥルディ・バイラモフネパールの旗ドゥルガ・バハドゥール・スベディマリ共和国の旗ニナ・ワレット・インタルーラトビアの旗ズィグマールス・ズィルガルヴィスアイルランドの旗デミアン・コールニカラグアの旗サンディ・アナベル・ダビラ・サンドバルクウェートの旗サーミ・ガッサーブ・ムハンマド・アルザマーナーンフィンランドの旗タンヤ・ヤースケライネン欧州連合の旗ジャン=エリック・パケ (ドイツ語版) マレーシアの旗シャフリル・エフェンディ・アブドゥル・ガニーイエメンの旗アーデル・アリ・アハマド・アル・スナイニー 2023年スリランカの旗エルッピティムディヤンセラーゲ・ロドニー・マノーランジャン・ペレーラインドの旗シビ・ジョージ (英語版) フィジーの旗フィリモネ・ワガバザパキスタンの旗ラザー・バシール・ターラルグアテマラの旗マヌエル・エストゥアルド・ロルダン・バリジャスフィリピンの旗ミレーン・デ・ホヤ・ガルシア=アルバノオーストラリアの旗ジャスティン・ラウール・ヘイハーストジンバブエの旗ステュワート・ニャコチョキルギスの旗エルキンベク・オソエフ中華人民共和国の旗呉江浩イランの旗ペイマン・セアダットエチオピアの旗ダバ・デベレ・フンデベトナムの旗ファム・クアン・ヒエウザンビアの旗トバイアス・ムリンビカシンガポールの旗オン・エン・チュアンアルゼンチンの旗ルベン・エドゥアルド・ミゲル・テンポーネアンゴラの旗テオドリンダ・ローザ・ロドリゲス・コエーリョ (英語版) エストニアの旗マイト・マルティンソンセネガルの旗ジャン・アントワーヌ・デュフスロベニアの旗ユーリ・リフェルノルウェーの旗クリスティン・イグルムベルギーの旗アントワン・エヴラーチェコの旗マルチン・クルチャルキプロスの旗ヤニス・ミハイリディスアルジェリアの旗ファリード・ブーラハベルモンゴル国の旗バンズラグチ・バヤルサイハンボスニア・ヘルツェゴビナの旗マト・ゼココンゴ民主共和国の旗ルクムエナ・センダハンガリーの旗オルネル=バーリン・アンナモーリタニアの旗シディヤ・エル・ハ―ジュキューバの旗ヒセラ・ベアトリス・ガルシア・リベラ
非常駐大使	1998年トーゴの旗ノラナ・タ・アマ(中国常駐) 2008年アンティグア・バーブーダの旗アンソニー・リバプール(本国常駐) エスワティニの旗ムプメレロ・ジョセフ・ンドゥミソ・ロペ(マレーシア常駐) 2010年ブータンの旗ヴェツォプ・ナムギャル(インド常駐) 2012年赤道ギニアの旗マルコス・ムバ・オンド(中国常駐) 2013年ギニアビサウの旗マラン・サンブー (ポルトガル語版)(中国常駐) 2014年ブルンジの旗パスカル・ガスンズ(中国常駐) スリナムの旗ロイド・ルシエン・ピナス(中国常駐) キリバスの旗テーコア・イウタ(台湾常駐) 2016年チャドの旗アハメッド・スンギ(中国常駐) モンテネグロの旗ヨバン・ミルコビッチ(本国常駐) 2017年ニジェールの旗イヌサ・ムスタファ(中国常駐) 2018年セントクリストファー・ネイビスの旗ジャスミン・ハギンス(台湾常駐) 2019年カーボベルデの旗ターニャ・セラフィム・イヴォンヌ・ロミュアルド(中国常駐) 2022年シエラレオネの旗アーネスト・ビンバ・ドマヒナ(中国常駐) セントビンセント・グレナディーンの旗アンドレア・ボウマン(台湾常駐) ベリーズの旗キャンディス・ピッツ (シンプル英語版)(台湾常駐) モナコの旗ディディエ・ガメルダンジェ (フランス語版)(本国常駐) 2023年モーリシャスの旗マリー・クレア・ジャン・モンティ(オーストラリア常駐) トリニダード・トバゴの旗ロジャー・ゴポール(インド常駐) コモロの旗マウラナ・シャリフ(中国常駐) バハマの旗セドリック・アレキサンダー・スコット(本国常駐) セーシェルの旗アンヌ・ラフォルテューン(中国常駐)
次期大使	ホンジュラスの旗ハロルド・エフライン・ブルゴス・カストロカタールの旗ジャベル・ジャララ・アルマッリ
臨時代理大使	2019年マダガスカルの旗ツィラヴ・マエリゾ・ランジャザフィ 2021年ボリビアの旗ナターリア・フェルナンダ・サラサール・バルデラマ 2022年リビアの旗アハメッド・S・A・アルナァースギニアの旗ムッサ・ファンタ・カマラコロンビアの旗フロル・アンヘラ・ドゥラン・コンスエグラスーダンの旗アリ・モハメド・アーメッド・オスマン・モハメドシリアの旗ナジブ・エルジホンジュラスの旗アニバル・アロルド・アンドン・シルバロシアの旗ゲンナーディー・オヴェチコ (ロシア語版) トーゴの旗ドジヴィ・エヴァ・ケケリ・ムヴィベラルーシの旗エヴゲーニイ・ラヴリネンコブルキナファソの旗テウェンデ・ポール・スィンガ 2023年ハイチの旗ワトソン・レイシウス・デニ北マケドニア共和国の旗エフェンディレール・スナイチュニジアの旗アバス・フセムオランダの旗セオドーラス・ペータースバチカンの旗リヴェ・ファブリスタイ王国の旗プラーンティップ・ガーンジャナハッタキットカタールの旗アブダラ・セイフ・アルカヤリンナイジェリアの旗ディンバ・エニオマルワンダの旗ボニー・ムセファノモザンビークの旗ジョゼ・アントニオ・ジュスティーノ・ニャルンゴスロバキアの旗ロマン・ハウザー 2024年サウジアラビアの旗アナス・サーレ・A・アルノワイセーイラクの旗ペワン・ジャセム・イブラヒム・ザウィタイケニアの旗アーサー・アマヤ・アンダンビベナンの旗モルジャン・アルビンヌ・カールメンヌ
その他	2003年パレスチナ国の旗ワリード・アリ・シアム 2012年朝鮮民主主義人民共和国の旗許宗萬 2016年中華民国の旗謝長廷 2020年ガンデンポタンの旗ツェワン・ギャルポ・アリア東トルキスタンの旗于田ケリム 2022年ミャンマーの旗ソー・バ・フラ・テイン

スタブアイコン

この項目は、外交官に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ政治)。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ジュリア・ロングボトム&oldid=101407502」から取得