カンテミール家
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カンテミール家(Cantemireşti)は、モルダヴィア出身の大貴族の家系。元来はチンギス・ハーンの血を引くとも言われるタタール貴族で、16世紀頃クリミア・ハン国からモルダヴィア公国に移住し、イスラム教からキリスト教に改宗した。
輩出した人物
[編集 ]- コンスタンティン・カンテミール (Constantin Cantemir, 1693年没)...1685年から1693年までモルダヴィア公を務め、宗主国オスマン帝国がオーストリア・ロシアなど周辺列強と戦争状態にある困難な時代に、モルダヴィアを平穏に保つよう務めた優れた統治者であった。
- アンティオフ・カンテミール (Antioh Cantemir, 1726年没)...コンスタンティンの子で、父を継いでモルダヴィア公を二度務めた(1695年 - 1700年、1705年 - 1707年)。