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みいけ号

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みいけ号(みいけごう)は、九州産業交通がかつて運行していたバス路線の一つ。中央営業所荒尾営業所(いずれも当時)との共管路線であり、最末期は九州産業交通と熊北産交との2社共同運行であった。

概要

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熊本県 熊本市から鹿本郡 植木町玉名市玉名郡 岱明町長洲町荒尾市などを経由し、福岡県 大牟田市までを結んでいた。熊本県内では主に国道3号国道208号を走行していたが、荒尾市から大牟田市にかけて(長洲港経由便が走っていた長洲町を含む)は有明海に近い県道大牟田熊本宇土線などを経由していた。種別は「快速」の扱いで、石炭をイメージした黒いダイヤをバックにしたデザインのヘッドマークを取り付けていた。

大牟田駅で西鉄大牟田線(西鉄特急)と接続することにより、熊本から福岡市天神への乗客の利用も図られていた。

並行する鹿児島本線の普通列車増発の影響などにより廃止された。

廃止後は、植木町 - 大牟田市とを結ぶ普通バスとして運行されていたが、こちらも2000年頃に廃止となっている。熊本 - 荒尾四ツ山間の普通便についても2008年10月の改正で玉名において系統分割されている。

停車停留所

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(注記)1968年(昭和43年)当時

本村経由
辛島町〜市役所〜京町本町〜植木〜玉名中町〜玉名温泉〜玉名産交〜野原〜本村〜荒尾駅前〜荒尾四ツ山〜三川四丁目〜三川二丁目〜白金〜大牟田駅前
長洲港経由
辛島町〜市役所〜京町本町〜植木〜玉名中町〜玉名温泉〜玉名産交〜野原〜長洲港〜長洲宮前〜荒尾駅前〜荒尾四ツ山〜三川四丁目〜三川二丁目〜白金〜大牟田駅前

沿革

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  • 運行開始日 不明
    • 1965年にはすでに快速として運行されていた。なお、快速バス運行以前には急行バスが運行されていた。
  • 1968年 10月 16往復。うち6往復は四ツ山止め、4往復は長洲港経由
  • 1969年 4月 18往復に増発。うち7往復は四ツ山止め、4往復は長洲港経由
  • 1969年 12月 全便大牟田発着となる。4往復は長洲港経由
  • 1976年 12月 16往復に減便。長洲港経由3往復に。
  • 1991年 4月 16往復のまま長洲港経由2往復に。
  • 1992年 5月頃 廃止

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