くよくよするなよ
「くよくよするなよ」 | |||||||
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ボブ・ディラン の シングル | |||||||
初出アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』 | |||||||
A面 | 風に吹かれて | ||||||
B面 | くよくよするなよ | ||||||
リリース | |||||||
規格 | 7インチ・シングル | ||||||
録音 | ニューヨーク、コロムビア・レコーディング・スタジオ(1962年11月14日) | ||||||
ジャンル | フォーク | ||||||
時間 | |||||||
レーベル | コロムビア・レコード | ||||||
作詞・作曲 | ボブ・ディラン | ||||||
プロデュース | ジョン・ハモンド | ||||||
ボブ・ディラン シングル 年表 | |||||||
ゴチャマゼの混乱 b/w コリーナ、コリーナ (1962年12月) 風に吹かれて b/w くよくよするなよ (1963年8月) サブタレニアン・ホームシック・ブルース b/w シー・ビロングズ・トゥ・ミー (1965年3月) | |||||||
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「くよくよするなよ」 | |
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ピーター・ポール&マリー の シングル | |
初出アルバム『In the Wind』 | |
B面 | オータム・トゥ・メイ |
リリース | |
規格 | 7インチ・シングル |
ジャンル | フォーク |
時間 | |
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード |
作詞・作曲 | ボブ・ディラン |
プロデュース | アルバート・グロスマン |
チャート最高順位 | |
ピーター・ポール&マリー シングル 年表 | |
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「くよくよするなよ」(原題: Don't Think Twice, It's All Right)は、ボブ・ディランが1963年に発表した楽曲。ピーター・ポール&マリーが同年にヒットさせて以降、現在に至るまで非常に多くのアーティストにカバーされている。ディランの代表作の一つ。
ボブ・ディランのバージョン
[編集 ]1962年 6月、当時の恋人だったスーズ・ロトロはディランを置いてイタリアのペルージャに半年ほど留学[3] 。本作品はロトロの不在中に書かれた。メロディはトラディショナル・ソングの「Who's Gonna Buy Your Chickens When I'm Gone」に基づいている[4] [5] 。
同年11月14日、ニューヨークのコロムビア・レコーディング・スタジオにおいて、ディラン自身によるスリー・フィンガー奏法のギターとハーモニカで録音された[6] 。1963年 5月27日発売のセカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』に収録された。同年8月13日、アルバムからシングルカットされた「風に吹かれて」のB面に収録された[1] 。なお『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』はビルボード・トップ LP's チャートで22位、全英アルバム・チャートで1位を記録している。
別バージョンは以下のとおり。
- 1962年 10月15日、ニューヨークのガスライト・カフェで行ったライブ。『Live at The Gaslight 1962』(2005年)に収録。
- 1963年3月に録音されたデモ。一般にウィットマーク・デモと呼ばれる。『ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック』(2005年)、『ザ・ブートレッグ・シリーズ第9集:ザ・ウィットマーク・デモ』(2010年)などに収録。
- 1963年4月12日、ニューヨークのタウン・ホールで行われたライブ。『The 50th Anniversary Collection 1963』(2013年)に収録。
- 1963年10月26日、ニューヨークのカーネギー・ホールで行われたライブ。同上。
- 1964年10月31日、ニューヨークのフィルハーモニック・ホールで行われたライブ。『ザ・ブートレッグ・シリーズ第6集:アット・フィルハーモニック・ホール』に収録。
- 1974年2月13日〜14日、ザ・バンドと共にロサンゼルスで行ったライブ。『偉大なる復活』(1974年)に収録。
- 1978年2月28日、3月1日 - 日本武道館で行ったライブ。『武道館』(1978年)に収録。
ピーター・ポール&マリーのバージョン
[編集 ]1963年 8月28日、ピーター・ポール&マリーは「風に吹かれて」に続く7枚目のシングルとして本作品を発表した[2] 。B面は「オータム・トゥ・メイ(Autumn to May)」。同年10月26日付のビルボード・Hot 100で9位を記録した[7] 。ビルボードのミドル・ロード・シングルズ・チャート(のちのイージーリスニング・チャート)においては2位を記録した。スタジオ・バージョンは全米アルバム・チャート1位を記録した3枚目のアルバム『In the Wind』に収録された[8] 。
ライブ・バージョンは日本で独自に発売された『イン・ジャパン』(1967年の公演)で聴くことができる。
その他主なカバー・バージョン
[編集 ]- 1960年代
ボビー・ダーリン、ザ・シーカーズ、ジャッキー・デシャノン、ジョーン・バエズ、ブライアン・ハイランド、トリニ・ロペス、ジョニー・キャッシュ、シェール、ウェイロン・ジェニングス、オデッタ、フォー・シーズンズ、ホセ・フェリシアーノ、チャド&ジェレミー、ボビー・ゴールズボロ、ランブリン・ジャック・エリオット、ビリー・ポールなど。
- 1970年代
ブルック・ベントン、ヒューゴ・モンテネグロ、ジェリー・リード、エルヴィス・プレスリー、ピート・シーガー、アーロ・ガスリー、メラニー、ニック・ドレイクなど。
- 1980年代
エリック・クラプトン、スーザン・テデスキ、ドリー・パートン、ロリー・ギャラガー、マール・ハガード&ウィリー・ネルソン、ランディ・トラヴィス、高橋幸宏、など。
- 1990年代以降
キム・グァンソク(1995年)、ブライアン・フェリー(2002年)
脚注
[編集 ]- ^ a b 45cat - Bob Dylan - Blowin' In The Wind / Don't Think Twice, It's All Right - Columbia - USA - 4-42856
- ^ a b 45cat - Peter, Paul And Mary - Don't Think Twice, It's All Right / Autumn To May - Warner Bros. - USA - 5385
- ^ スージー・ロトロ 著、菅野ヘッケル 訳『グリニッチヴィレッジの青春』河出書房新社、2010年1月19日、195-224頁。ISBN 978-4-12-004513-4。
- ^ Ruhlmann, W.. "Don't Think Twice, It's All Right". Allmusic. 2016年4月28日閲覧。
- ^ Bob Spitz, Dylan: A Biography, London: W. W. Norton & Co., 1991, p. 200.
- ^ STILL ON THE ROAD 1962 CONCERTS AND RECORDING SESSIONS
- ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF OCTOBER 26, 1963
- ^ Peter, Paul and Mary / ピーター、ポール&マリー「IN THE WIND / イン・ザ・ウィンド <紙ジャケット仕様>」|ワーナーミュージック・ジャパン
- 1963年の楽曲
- 1963年のシングル
- ボブ・ディランの楽曲
- ピーター・ポール&マリーの楽曲
- ジャッキー・デシャノンの楽曲
- エルヴィス・プレスリーの楽曲
- ジョーン・バエズの楽曲
- トリニ・ロペスの楽曲
- ジョニー・キャッシュの楽曲
- シェールの楽曲
- ブライアン・ハイランドの楽曲
- ザ・シーカーズの楽曲
- ボビー・ダーリンの楽曲
- ボビー・ゴールズボロの楽曲
- ホセ・フェリシアーノの楽曲
- フォー・シーズンズの楽曲
- チャド&ジェレミーの楽曲
- ブライアン・フェリーの楽曲
- ボブ・ディランが作詞作曲した楽曲
- ジョン・ハモンドがプロデュースした楽曲
- フォークソング
- コロムビア・レコードのシングル
- ワーナー・ブラザース・レコードのシングル
- 楽曲 く