コンテンツにスキップ
Wikipedia

緑川ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
緑川ダム
所在地 緑川ダム管理支所
熊本県 下益城郡 美里町畝野3456
左岸所在地 熊本県 下益城郡 美里町洞岳
河川 緑川水系緑川
ダム湖 肥後みどりかわ湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
(ロックフィルダム)
堤高 76.5(35.0) m
堤頂長 295.3(244.0) m
堤体積 367,400(347,000) m3
流域面積 359 km2
湛水面積 181 ha
総貯水容量 46,000,000 m3
有効貯水容量 35,200,000 m3
利用目的 洪水調節不特定利水
灌漑発電
事業主体 九州地方整備局
電気事業者 熊本県企業局
発電所名
(認可出力)
緑川発電所(35,140kW)
施工業者 飛島建設
着手年 / 竣工年 1964年1971年
出典 [1]
備考 ()内は脇ダムの値
テンプレートを表示

緑川ダム(みどりかわダム)は、熊本県 下益城郡 美里町一級水系 緑川水系緑川の上流部に建設された国土交通省直轄ダムであり、重力式コンクリートの主ダムとロックフィル式の脇ダムの2つのダムからなる。ダムによって形成された人造湖は、肥後みどりかわ湖(ひごみどりかわこ)と命名された。

概要

[編集 ]

九州背陵山系の一つ三方山に端を発する緑川は、たびたび大洪水を引き落としてきた。そのため、地域の要請を受け緑川ダムの建設が計画され、昭和34(1959)年から予備調査を開始し、昭和46(1971)年に完成した。

主ダムは洪水調整、かんがい、河川維持、発電を目的に造られた多目的ダムであり、堤頂部がZ型に湾曲しているのが特徴である。また脇ダムは増水時のみに使用し、通常時は浸水しておらず、周辺は広場として使用されている。

経緯

[編集 ]

これまでの経緯は次の通り[2]

  • 1959年 緑川ダム予備調査に着手
  • 1964年4月 調査事務所を設置し、実施計画調査に着手
  • 1966年4月1日 工事事務所を設置
  • 1967年11月28日 損失補償基準協定書の調印
  • 1968年1月 本体工事に着手
  • 1969年4月25日 基本計画を告示
  • 1971年3月25日 完成
  • 1971年4月1日 管理所を設置

アクセス

[編集 ]

九州自動車道 松橋IC御船ICより車で30分、JR交通センター駅からバスで80分、家族旅行村西入口バス停下車、徒歩25分

脚注

[編集 ]

注釈

[編集 ]

出典

[編集 ]
  1. ^ 緑川ダム - ダム便覧(日本ダム協会).2022年2月5日閲覧
  2. ^ 緑川ダムの位置・歴史 国土交通省九州地方整備局緑川ダム管理所

外部リンク

[編集 ]
北海道開発局
東北地方整備局
関東地方整備局
北陸地方整備局
中部地方整備局
近畿地方整備局
中国地方整備局
四国地方整備局
九州地方整備局
(内閣府)
沖縄総合事務局
地方自治体に移管
関連組織
共同事業者
関連法令
関連事業
その他

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /