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植松伸夫

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植松 伸夫
2006年
基本情報
出生名 植松 伸夫
別名 ノビヨ
ノビヨ師匠
生誕 (1959年03月21日) 1959年 3月21日(65歳)
出身地 日本の旗 日本高知県 高知市
学歴 神奈川大学 外国語学部英文学科
ジャンル ゲームミュージック
劇伴
職業 作曲家
編曲家
音楽プロデューサー
キーボーディスト
担当楽器 シンセサイザー
キーボード
ピアノ
活動期間 1986年 -
レーベル DOG EAR RECORDS
事務所 SMILEPLEASE
共同作業者 THE BLACK MAGES
(2003 - 2010)
EARTHBOUND PAPAS
(2011 - )
公式サイト www.dogearrecords.com

植松 伸夫(うえまつ のぶお、1959年 3月21日 - )は、日本作曲家高知県 高知市出身。株式会社DOG EAR RECORDS、有限会社SMILEPLEASE代表。

愛称はノビヨ(公式)。姪が幼少の頃「ノブオ」の「ブ」と「オ」が発音しきれず、「ノビヨ」と呼ばれていたことに由来する。

ファイナルファンタジーシリーズ』の音楽における生みの親である。世界的に高い評価を受けて、ビデオゲーム界のベートーベンと評される[1]

来歴

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生い立ち

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1971年、12歳のときに姉のピアノを勝手に弄り始める。最初の作曲は小学生の時だった。高知学芸高等学校を経て、神奈川大学 外国語学部英文学科卒業。CM音楽や日活ロマンポルノ作品の音楽制作などを経て、1986年、後に共に『FF』を作ることになる坂口博信に誘われてスクウェア(現スクウェア・エニックス)入社[2]

スクウェアにて

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スクウェア初期作品(PCゲームファミコンディスクシステム等)や『FF』シリーズの大半の曲、『クロノ・トリガー』の一部の曲など、約30作のゲーム音楽を手掛ける。公式ファンクラブ「ノビヨのしっぽ」運営開始。2003年2月、バンド「THE BLACK MAGES」結成、自身はキーボードを担当。同時に、『FF』シリーズのバトル曲をロックアレンジしたファーストアルバム『THE BLACK MAGES』発売。

フリーランス以降

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  • 2004年10月末をもってスクウェア・エニックス退社。新会社「SMILEPLEASE」設立。
  • 2006年11月頃に自主レーベル「DOG EAR RECORDS」設立。
  • 2008年3月、「ノビヨのしっぽ」運営終了。
  • 2009年1月、公式ファンクラブ「犬耳家の親族」運営開始。
  • 2010年8月、NHK-FM『今日は一日"ゲーム音楽"三昧』に生出演した際に、「THE BLACK MAGES」解散を報告。
  • 2011年3月、バンド「EARTHBOUND PAPAS」結成、ファーストアルバム『Octave Theory』発売。
  • 2012年1月、「犬耳家の親族」運営終了。
  • 2014年6月、公式ファンクラブ「中位のおっさん」運営開始。
  • 2018年 9月20日、自身の健康上の理由などにより「心身の休息を取り、健康を回復させて充電して新たな創作活動に入りたい」旨のコメントを発出し、2018年末までを目処に活動停止する意向であることを発表した[3]
  • 2019年 1月5日 ×ばつ東京交響楽団ニューイヤー・スペシャルTHEUEMATSUWORKS〜ノビヨ、カンレキ!〜」で休養から復帰。

また、坂口の作品や古巣であるスクウェア・エニックスの作品、その他のRPG等で音楽を担当しており、オーケストラ吹奏楽のコンサート、自身のバンドのライブも積極的に行っている。

人物

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  • いわゆる"立派"な音楽教育は受けておらず、音楽の成績も中の上であったという。
  • 壮大なクラシック風の曲から、ラウドロックまでその作風は多岐にわたる。「プログレ博士」を自称するほどのプログレ好きであり、バトル曲には変拍子転調が入る曲が多い。
  • オカルトが好き。雑誌「ムー」を愛読している。
  • 子供の頃の将来の夢はプロレスラーであった。
  • 世界的な日本を代表するゲーム音楽界の

エピソード

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  • スクウェア入社以前からすでにアルバイトでよく出入りしており、PCゲーム『クルーズチェイサー ブラスティー』の曲を作るなどしていた。当時、霊能者のような人に「植松君は来週人生が変わるよ」と言われていた。翌週、スクウェアがあった横浜日吉の町を歩いていると向こうから坂口が歩いて来て、「何やってんの?」と聞いてきた。植松が「相変わらず曲をちまちま作ってますよ」と答えると、「俺はちゃんとした会社を作りたいから、お前うちで社員にならないか?」と言われ、道端でスクウェアへの入社が決定し、これ以降は同社内で唯一のゲーム音楽作り担当として法律と機械の制約などと困難を極める中で他社のゲーム音楽の研究を含めて孤軍奮闘する日々が始まる。なお、植松は入社に際して履歴書を出していない[4]
  • ファミコンスーパーファミコンの作品の楽曲を担当していた頃は、実機とアレンジアルバムを比較して、「自分はDTM上がりなのでキチンとした作法の音楽が書けない」と、自身の連載コラムなどで度々語っていた。また、そのコラムで子どもを見守る親へのメッセージとして「特別優秀なわけではない子どもでも、将来すごいことをするかもしれない」とも書いていた。
  • 1990年代NTT出版の『スクウェアソフト・インフォメーションサービス』というテレホン番組に稀に出演していた。
  • 1999年フェイ・ウォンをフィーチャーし、自身が作曲・プロデュースを担当した『FF8』のテーマ曲「Eyes On Me」が50万枚のセールスを記録。オリコンシングルチャート最高9位(洋楽チャートでは19週連続1位)。第14回日本ゴールドディスク大賞で、ゲーム音楽では初の「ソング・オブ・ザ・イヤー」(洋楽部門)を受賞した。
  • 2001年5月、アメリカ「TIME」誌の"Time 100: The Next Wave - Music"という記事において、音楽における「革新者」の1人として紹介された。
  • フルート奏者・瀬尾和紀のためにいくつか作曲した際、曲の1つを「曲調が悲しすぎる」との理由で封印していた。後日、『FF10』の制作期日が迫り、スタッフに曲の提出を求められた際にその曲を提出。オープニングの映像に合わせたところバッチリハマり採用された[5] [6] 。その曲こそ『FF』シリーズを代表する曲のひとつザナルカンドにてである。
  • プレイオンライン』では、稀に植松のインタビューがメールとして掲載されて送られてくることがあった。
  • アンリミテッド:サガ』では、製作総指揮である河津秋敏から直接打診を受けてゲストボイスとして声の出演をした[7]
  • 週刊ファミ通2000年 3月17日号(表紙:釈由美子)から2002年の年末まで3年近くに渡ってコラム「植松伸夫のみんなそうなの?」を連載していた。2冊の単行本が刊行されている。2005年秋から同誌でコラム「植松伸夫のオヤジ、いつもの!」を約半年の期間限定で連載した。
  • 2007年6月に放送された『ランク王国』の好きなゲーム音楽クリエイターランキングで第1位であった。
  • 2018年時点でもMacシーケンサソフトVisionとRolandのDTM音源SC-88Proを使って曲を作っていることが述べられている。何十年も使っているので頭に浮かんだことを短時間で形にできるのが理由[8]
  • 植松が関わった数多くのゲームタイトルをプレイして遊んだ世代が彼に憧れ、(自分も植松先生みたいな偉大なるゲーム音楽家になりたい!)と裕福な家庭を中心に楽器演奏の習い事に通学したり、アルバイトで貯めた貯金や親からのプレゼントでシンセサイザー、その他音楽関連グッズを買って遊んだ者もおり、やがて、その中で飽きずにちゃんとしっかり学業と音楽を両立継続できた者の中でゲーム業界と太いパイプのある専門学校や音楽大学へ入学後に学校内外の厳しい超戦国競争を勝ち抜き、学校や希望就職先の推薦入社試験を勝ち取り、今のスクエニ等のゲーム業界の名だたる大手企業にゲーム音楽作り担当となって活躍しているも多い。

参加作品

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家庭用ゲーム

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モバイルゲーム

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アーケードゲーム

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映像作品

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アレンジ作品

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  • ファイナルファンタジーIII 悠久の風伝説(1990年5月) - アレンジ版
    • Roaming Sheep - 歌:おおたか静流 原作詞:寺田憲史 作・編曲:植松伸夫 - 後にF.F.VIのCMで使用された
  • ファイナルファンタジーIV CELTIC MOON(1991年10月) - アレンジ版
  • ファイナルファンタジーIV PIANO COLLECTIONS(1992年4月) - ピアノアレンジ版
  • ファイナルファンタジーV マンボdeチョコボ(1993年1月) - アレンジ版
  • ファイナルファンタジーV DEAR FRIENDS(1993年3月) - アレンジ版
  • ファイナルファンタジーV PIANO COLLECTIONS(1993年6月) - ピアノアレンジ版
  • ファイナルファンタジーVI スペシャル・トラックス(1994年4月)
    • 近づく予感 - 歌:スクウェアF.F.VI開発スタッフ 作詞:伊藤裕之 作曲:植松伸夫
  • ファイナルファンタジーVI グランド・フィナーレ(1994年5月) - アレンジ版
  • ファイナルファンタジーVI PIANO COLLECTIONS(1994年6月) - ピアノアレンジ版
  • ファイナルファンタジー ヴォーカル・コレクションズ I: PRAY(1994年6月) - 歌:大木理紗
  • FINAL FANTASY 1987-1994(1994年11月)- アレンジベスト版
  • F.F. MIX(1994年11月)
  • ファイナルファンタジー ヴォーカル・コレクションズ II: Love Will Grow(1995年11月) - 歌:大木理紗・野口郁子
  • ファイナルファンタジーVII リユニオン・トラックス(1997年10月) - オーケストラアレンジ版の3曲が収録
  • FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC FINAL FANTASY VIII(1999年11月) - オーケストラアレンジ版
  • ピアノ・コレクションズ ファイナルファンタジーVIII(2000年1月) - ピアノアレンジ版
  • ピアノ・コレクションズ ファイナルファンタジーIX(2001年1月) - ピアノアレンジ版
  • ポーション リラクシン ウィズ ファイナルファンタジー(2001年2月) - アレンジベスト版
  • feel/Go Dream(2001年10月) - F.F.Xのユウナ&ティーダ名義でリリース
  • ポーション2 リラクシン ウィズ ファイナルファンタジー(2001年12月) - アレンジベスト版
  • ピアノ・コレクションズ ファイナルファンタジーX(2002年2月) - ピアノアレンジ版
  • ピアノ・コレクションズ ファイナルファンタジーVII(2003年12月) - ピアノアレンジ版
  • FINAL FANTASY SONG BOOK 「まほろば」(2004年3月) - 歌:清田まなみ
  • PIANO OPERA FINAL FANTASY I/II/III(2012年2月)
  • PIANO OPERA FINAL FANTASY IV/V/VI(2012年5月)
  • PIANO OPERA FINAL FANTASY VII/VIII/IX(2014年4月)

コンサート・ライブ収録作品

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  • 交響組曲ファイナルファンタジー - オーケストラ演奏(1989年7月)
  • 20020220 music from FINAL FANTASY - オーケストラ演奏(2002年2月)
  • MORE FRIENDS music from FINAL FANTASY (2006年2月)- 『FF』オーケストラコンサート、THE BLACK MAGESによるライブ
  • VOICES music from FINAL FANTASY - 『FF』オーケストラコンサート、THE BLACK MAGESによるライブ(2006年6月21日発売)(DVD映像による作品)
  • Distant Worlds music from FINAL FANTASY(2009年1月)
  • Distant Worlds II music from FINAL FANTASY(2010年5月) - ダウンロード配信
  • Distant Worlds music from FINAL FANTASY Returning Home(2011年1月)- 2010年11月の日本公演

バンド作品

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その他の作品

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  • Phantasmagoria(ファンタズマゴリア)(1994年10月)
  • TEN PLANTS(1998年4月) - ゲームミュージック作曲家によるアルバム
    • 明日の夢も忘れて - 歌:上野洋子 作詞:伊藤裕之 作曲:植松伸夫
  • TEN PLANTS 2(1999年10月) - ゲームミュージック作曲家によるアルバム
    • 明日の天気 - 歌:CHiCO 作詞:伊藤裕之 作曲:植松伸夫
  • elva first / elva - 楽曲提供
    • Show Me Your Love (2001年10月)
  • 蜜 / RIKKI - 楽曲提供
    • 蝶 〜ハヴィラ〜 (2002年8月)
  • ウダツ上がらないブルース - 歌:ウダツ田中 作詞:綿谷雅之 作曲:植松伸夫
  • 千の花 千の空 - 歌:清田まなみ(2006年3月) - NHKみんなのうた』にて、2005年10月-11月の期間中放送
  • 僕の街が森になるまで...(2010年10月)- 自由が丘森林化計画テーマ曲
  • 植松伸夫の10ショート・ストーリーズ(2010年3月)- 歌:CHiCO 編曲:ACE
  • A New Story / カノン - 楽曲提供 (2011年4月)
  • Reiki Japan(2012年4月)
  • 組曲 妖精の森(2013年4月) - 作詞作曲

ライブ・公演・イベント

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主催・企画イベント

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  • ファイナルファンタジー
    • 交響組曲ファイナルファンタジー - オーケストラ演奏(1989年5月)
    • 20020220〜music from FINAL FANTASY - 植松はゲストとして参加(2002年2月)
    • THE BLACK MAGESアルバム発売記念ライブ(2003年2月)
    • TOUR de JAPON - 日本国内6ヶ所での『FF』オーケストラコンサートツアー、総指揮・司会(2004年3-4月)
    • Dear Friends music from FINAL FANTASY - 海外初の『FF』オーケストラコンサート
    • THE BLACK MAGES II LIVE "The Skies Above"(2005年1月)
      • 神奈川県川崎市では2005年1月22日1月23日に、大阪府難波では1月28日に、それぞれライブを敢行した。ライブ当日までは、livedoor Blogにて「THE BLOG MAGES」というブログを立ち上げ、THE BLACK MAGESのメンバーと共に近況を毎日更新した。
    • MORE FRIENDS music from FINAL FANTASY - 『FF』オーケストラコンサート、THE BLACK MAGESによるライブ(2005年5月)
    • VOICES music from FINAL FANTASY - パシフィコ横浜 国立大ホールでの『FF』オーケストラコンサートツアー、総指揮・司会(2006年2月18日)
    • 2007年10月、『ファイナルファンタジー』20周年を記念した国際コンサートツアー、Distant Worlds: music from FINAL FANTASYを開催することを発表。まずは2007年12月4日にスウェーデンのストックホルム、続いて2008年3月1日にアメリカのシカゴにて開催された。その後、世界各地で順次開催されていく(3年で24ヶ所)。
    • 2008年 8月9日 - 『THE BLACK MAGES III Darkness and Starlight LIVE』、横浜BLITZにて開催。
    • PIANO OPERA music from FINAL FANTASY - (2012年8月)
    • PIANO OPERA music from FINAL FANTASY - (2014年5月)
  • ファンクラブイベント
    • ノビヨのしっぽ ファン感謝祭第1回 - 2005年。
    • ノビヨのしっぽ ファン感謝祭第2回 - 2006年1月28日。西新宿ホールにて開催。
    • ノビヨのしっぽ ファン感謝祭2007 - 2007年2月17日。新宿アイランドホールにて開催。
    • 親族会議Vol.1 - 2008年11月24日。晴れたら空に豆まいてにて開催。
    • 親族会議Vol.2 - 2009年4月26日。Shibuya DUOにて開催。
    • 親族会議Vol.3 - 2008年11月28-29日。原宿アストロホールにて開催。
    • 親族会議Vol.4 - 2010年3月13日。Shibuya DUOにて開催。
    • 親族会議Vol.5 - 2010年10月30日。Shibuya DUOにて開催。
    • 親族会議Vol.6 - 2011年4月24日。下北沢GARDENにて開催。
    • 親族会議Vol.7 - 2012年2月11日。吉祥寺CLUB SEATAにて開催。
  • プレススタート - 竹本泰蔵桜井政博酒井省吾野島一成と企画するゲーム音楽のオーケストラコンサート。
    • プレススタート2006 - 2006年9月。渋谷Bunkamuraオーチャードホール
    • プレススタート2007 - 2007年9月。パシフィコ横浜・梅田芸術劇場
    • プレススタート2008 - 2008年9月。渋谷Bunkamuraオーチャードホール
    • プレススタート2009 - 2009年8月。東京芸術劇場(2回公演)
    • プレススタート2010 - 2010年9月。東京芸術劇場(2回公演)
    • プレススタート2011 - 2011年8月・9月。新宿文化センター大ホール(2回公演)・センチュリーホール
    • プレススタート2012 - 2012年9月・11月。渋谷Bunkamuraオーチャードホール(2回公演)・日本特殊陶業市民会館
    • プレススタート2013 - 2013年8月。東京芸術劇場
    • プレススタート2014 - 2014年9月。東京芸術劇場(2回公演)
  • ファンタジーロックフェス - 「ストレンジ・デイズ」編集長の岩本晃市郎と企画する音楽イベント。

参加イベント

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  • 「Microsoft Presents "Orchestral Pieces from LOST ODYSSEY & BLUE DRAGON"」『ブルードラゴン』『ロストオデッセイ』のコンサート 2007年11月19日 渋谷Bunkamura オーチャードホール
  • Festival of Creativity -イタリアのフィレンツェで開催されたコンサートにゲスト出演 『ブルードラゴン』『ロストオデッセイ』の曲を演奏
  • ルッカコミックス&ゲームズ '08
  • ヴァナフェス2010 - 2010年2月28日。TOKYO BUSINESS MENとして参加。
  • 4starオーケストラ - 2011年9月30日。
  • 自由が丘女神まつり2011 - 2011年10月。自由が丘。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • Oni-Con 2011 VIII - 2011年10月。テキサス。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • HEX2012 - 2012年10月。ハワイ。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • Oni-Con 2012 IX - 2012年10月。テキサス。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • 2012年11月18日。パリ。ソロライブ。
  • 2012年11月5日。ベルギー ブリュッセル王立音楽院。ソロライブ。
  • MAG Fest.2012 - 2012年1月。ワシントンD.C.。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • 夜★スタ - 2012年6月3日。渋谷。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • ヴァナフェス2012 - 2012年6月24日。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • 自由が丘女神まつり2012 - 2012年10月7日。自由が丘。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • Oni-Con 2013 X - 2013年10月25-27日。テキサス。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • Oni-Con Hawaii - 2013年11月1−3日。ハワイ。EARTHBOUND PAPASとして参加。
  • TOTAL OBJECTION LIVE TOUR 2014 [Monoral] TOUR FINAL - 2014年6月30日。渋谷。EARTHBOUND PAPASとして参加。

代表曲

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FINAL FANTASY
FF1』でオープニングテーマとして作曲され、後の『FFシリーズ』内のテーマ曲としてオープニングやエンディングのテーマとして使用されている。
プレリュード
『FF1』で作曲される。「FINAL FANTASY」と並んで『FF』を象徴するメロディとして、オープニングやエンディング曲にフレーズが埋め込まれるなど、今日の『FF』でも使用されている。主にハープ系の音色で山型のアルペジオを描く曲。なお、2014年 6月よりトヨタ・アクアのCM(「日本のハイブリッド 芝桜・雲海」篇)にもこの曲が使用されている。
マトーヤの洞窟
『FF1』で作曲される。
すぎやまこういちがこの曲を弦楽四重奏に編曲し、自身のコンサートで演奏。それが植松の楽曲で初めてコンサートで演奏されたものになった。のちにTHE BLACK MAGESのアルバム『THE BLACK MAGES II The Skies Above』でもアレンジされている。
チョコボのテーマ
『FFシリーズ』並びに、チョコボが関係する各作品において、「しろまるしろまるしろまる(3文字が多い)deチョコボ」という曲名で植松伸夫を含む多くのコンポーザーの手によってアレンジされている。
涙を拭いて
魔界塔士Sa・Ga』にて作曲される。『Sa・Ga2 秘宝伝説』にてアレンジされた。『サガシリーズ』を監督する河津秋敏のお気に入りの曲であり、『ロマンシング サ・ガ』を始めとする後のシリーズでもイントロが加えられアレンジされた。同シリーズにおいて重要な位置を占める曲である。
愛のテーマ
FF4』で作曲。小学校高学年の音楽の教科書に現在掲載されている。
ビッグブリッヂの死闘
FF5』で作曲。本人談によれば、「アルペジオが連続するだけの曲がなんで人気あるのかがわからない」とのこと。THE BLACK MAGESのアルバム『THE BLACK MAGES』や『FF12』や『FF15エピソードグラティオラス』でアレンジがなされている。
マリアとドラクゥ
FF6』の劇中曲として作曲された。のちに「ファイナルファンタジーコンサート」でオペラ『マリアとドラクゥ』として再現・上演された。THE BLACK MAGESのサードアルバム『THE BLACK MAGES III Darkness and Starlight』にアレンジが収録されている(英語版ではなく日本版)。
妖星乱舞
『FF6』で作曲された、ラスボスの進化形態に合わせて曲が変化する4章構成の大作。曲が切り替わる際に繋ぎ目が出来るとプレーヤーの気が削がれてしまうため、楽曲を止めることなくスムーズに繋がるゲーム上の仕様をプログラマーに考えてもらったという[12] 。THE BLACK MAGESのアルバム『THE BLACK MAGES』でアレンジされている。
2006年8月、ドイツライプツィヒにて本物のパイプオルガンとオーケストラ、混声合唱による演奏が実現した。
エアリスのテーマ
FF7』で登場したメインヒロイン、エアリスのテーマ曲。FFシリーズのBGM人気投票で1位となり、のちに白鳥英美子(『FF9』の主題歌を担当)により詞がつけられ、「Pure Heart」としてRIKKI(『FF10』の主題歌を担当)が歌唱した。
片翼の天使
『FF7』で作曲され、混声合唱をサンプリングしたものが使用されている。
THE BLACK MAGESや『FF7 AC』、『キングダム ハーツ FINAL MIX』などでアレンジ・使用される。
「VOICES music from FINAL FANTASY」ではTBMとオーケストラとの共同でアレンジアンコール上演2回ほど「再臨:片翼の天使」として演奏される。
曲名の「片翼」の読み方はSMILE PLEASEの2006年1月15日の日記により、「カタヨク」と読むのが正しい事が分かっている。
Eyes On Me
編曲:浜口史郎、ボーカル:フェイ・ウォン。『FF8』で作曲され、1999年の第14回日本ゴールドディスク大賞で洋楽ソング・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。のちにアンジェラ・アキによってアレンジされ、VOICESなどで歌われている。
Melodies of Life
編曲:浜口史郎、ボーカル:白鳥英美子。『FF9』で作曲される。オーケストラコンサートの定番曲で、1972年札幌オリンピック公式テーマ曲を歌ったトワ・エ・モワの白鳥英美子によって歌われている。
ゲーム内では「Melodies of Life〜Final Fantasy」というタイトルで、メインテーマのオーケストラアレンジとつながれていたが、「ファイナルファンタジーコンサート」では「いつか帰るところ〜Melodies of Life」といった形でつながれている。
ザナルカンドにて
『FF10』で作曲される。のちにTBMでボーカル・歌詞付きでハードロックアレンジされた。
Image d'amour』には羽毛田丈史演奏による同曲が収録されている。
Otherworld
『FF10』で作曲された『FFシリーズ』初のラウドロックで、Bill Xtillidiex Muirによるデスヴォイスが取り入れた。
冒頭および実質上のラスボス戦の曲として使用された。
後にTHE BLACK MAGESでボーカル付でハードロックアレンジされている。
Memoro de la Ŝtono
『FF11』で作曲される。全編エスペラントの歌詞が付けられており、タイトルは日本語で「石の記憶」という意味。のちに「Distant Worlds」というアレンジボーカル曲もできた。

テレビ出演

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インターネット

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書籍

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  • 人生思うがまま(1994年11月)- ベストアルバム「FINAL FANTASY 1987-1994」に封入
  • 植松伸夫のみんなそうなの?(2002年2月)
  • 楽して暮らしてぇなぁ。(2004年3月)
    当作品の中に、シンガーソングライター柴田淳についての記述があることが、柴田本人のオフィシャルサイトにおいて紹介された。

関連項目

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脚注

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  1. ^ [1]
  2. ^ 株式会社DOG EAR RECORDS代表 作曲家 植松 伸夫さんCREATIVE VILLAGE(2015年10月)
  3. ^ "「FF」作曲家の植松伸夫氏が活動休止「心身ともに弱っている」". サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2018年9月20日). https://www.sanspo.com/article/20180920-3EMZZEOVI5JZ3KLNCL2T2BNT5Q/ 2018年9月20日閲覧。 
  4. ^ 『キングスナイト』の曲は『ドルアーガの塔』を意識した──作曲家・植松伸夫が語るスクウェア初期作品の思い出
  5. ^ 阿部美香「特集ゲームオンガク INTERVIEW植松伸夫」『DTM magazine 2014年9月号』寺島情報企画、2014年、p31
  6. ^ FINAL FANTSYの楽曲で知られる世界をまたにかける作曲家『エンタメの今に切り込む新企画【ザ・プロデューサーズ】第十七回・植松伸夫氏』SPICE(2017年3月)
  7. ^ スタジオベントスタッフ、スクウェア、 ファミ通書籍編集部 編『アンリミテッド・サガ 解体真書』エンターブレイン、2003年3月、536頁。ISBN 978-4-75-771418-2 
  8. ^ 電ファミニコゲーマー編集部 (2018年5月31日). "「ささやかなことをメロディでつぶやいていたい」──『FF』音楽の父・植松伸夫の幼少期から今日までの体験。何を聴き、どう曲を紡ぐのか?". 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない?. 2024年1月7日閲覧。
  9. ^ "植松伸夫氏や皆葉英夫氏が手掛けるMobage向けRPG「グランブルーファンタジー」発表会をレポート。平田広明さん,長谷川明子さんら豪華声優陣も登場". 4Gamer.net (2013年11月9日). 2014年11月1日閲覧。
  10. ^ "「勇者ヤマダくん」「moon」のサントラ発売も告知された,「タマネギ大忘年会 勇者たちの宴」レポート". 4Gamer.net (2019年12月9日). 2020年4月26日閲覧。
  11. ^ "グイン・サーガ : 作品情報". アニメハック. 2020年9月15日閲覧。
  12. ^ 阿部美香「特集ゲームオンガク INTERVIEW植松伸夫」『DTM magazine 2014年9月号』寺島情報企画、2014年、p31。
  13. ^ 『題名のない音楽会』2015年11月22日「ゲーム音楽史の音楽会」
  14. ^ 4月14日(木)放送「ゲーム音楽の巨匠 植松伸夫の世界」

外部リンク

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旧サイト

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