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加藤健一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避 加藤憲一」あるいは「加藤謙一」とは別人です。
かとう けんいち
加藤 健一
生年月日 (1949年10月31日) 1949年 10月31日(74歳)
出生地 日本の旗 日本静岡県 磐田市
血液型 B型
職業 俳優
活動内容 舞台における活動が中心
 
受賞
第17回、第29回紀伊國屋演劇賞(1982年1994年)
文化庁芸術祭賞(1988年1994年)
文化庁 芸術選奨新人賞(1989年)
第11回読売演劇大賞優秀男優賞受賞(2004年)
文化庁芸術選奨文部科学大臣賞(2004年)
紫綬褒章(2007年)
第38回菊田一夫演劇賞演劇賞受賞(2013年)
毎日芸術賞(2022年)
毎日映画コンクール
男優助演賞
2016年母と暮せば
備考
紫綬褒章(2007年)、旭日小綬章(2024年)
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加藤 健一(かとう けんいち、1949年 10月31日 - )は、日本俳優静岡県 磐田市出身。加藤健一事務所主宰、青年座映画放送部所属。文化庁 芸術選奨新人賞(1989年)、第11回読売演劇大賞優秀男優賞受賞(2004年)、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞(2004年)、紫綬褒章(2007年)[1] 旭日小綬章(2024年)[2] [3] 受章。愛称は、カトケン。

来歴

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静岡県立袋井商業高等学校卒業後[4] 、半年間のサラリーマン生活を経て劇団俳優小劇場の養成所に入所。その後、劇団新芸を結成しその上演を続けつつ、劇団つかこうへい事務所の作品に出演していた。1980年に一人芝居『審判』を上演するため加藤健一事務所を設立。以降現在に至るまで年間3、4本のペースで東京都 世田谷区本多劇場を中心に公演を行い、主役を演じ続けている。また、1986年には加藤健一事務所俳優教室を開設し、若手俳優の育成にも力を入れている。

映画テレビドラマなどの映像作品については、舞台の稽古のためにスケジュールが合わないなどの理由から最近は少なくなっているが、ドラマ『想い出づくり。』、映画『椿姫』などへの出演経験がある。テレビ番組『おしゃべり人物伝』(NHK)にもゲスト出演している。

2016年、『母と暮せば』で第70回毎日映画コンクール・男優助演賞を受賞[5] [1]

活動

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舞台

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加藤健一事務所

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  • 1980年 審判
  • 1981年 審判
  • 1981年 幽霊
  • 1981年 寿歌
  • 1982年 寿歌
  • 1982年 審判
  • 1982年 コレクター
  • 1983年 寿歌
  • 1983年 審判
  • 1983年 ザ・シェルター
  • 1983年 ちいさき神の作りし子ら
  • 1984年 改訂版 ザ・シェルター
  • 1984年 ちいさき神の、つくりし子ら
  • 1984年 最後の淋しい猫
  • 1984年 寿歌
  • 1985年 セイムタイム・ネクストイヤー
  • 1985年 キング・リチャードIII
  • 1985年 サラ・ちいさき神の、作りし子ら
  • 1986年 アダムとイヴの日記
  • 1986年 審判
  • 1986年 寿歌
  • 1986年 vol.1 最後の畜生
  • 1986年 vol.2 BENT
  • 1987年 vol.3 審判
  • 1987年 vol.4 建築家とアッシリアの皇帝
  • 1987年 vol.5 セイムタイム・ネクストイヤー
  • 1988年 vol.6 BENT
  • 1988年 vol.7 ザ・シェルター
  • 1988年 vol.7 寿歌
  • 1988年 vol.8 第二章
  • 1989年 vol.9 マイ・ファット・フレンド
  • 1989年 vol.10 ステイジ・ストラック
  • 1989年 vol.11 おかしな二人
  • 1990年 vol.12 ブラック・コメディ
  • 1990年 vol.13 審判
  • 1990年 vol.14 レンド・ミー・ア・テナー
  • 1990年 vol.15 セイムタイム・ネクストイヤー
  • 1991年 vol.16 ラブ・ゲーム
  • 1991年 vol.17 おかしな二人
  • 1991年 vol.18 カッコーの巣の上を
  • 1992年 vol.19 マイ・ファット・フレンド
  • 1992年 vol.20 第二章
  • 1992年 vol.21 牡丹燈籠
  • 1993年 vol.22 ラン・フォー・ユア・ワイフ
  • 1993年 vol.23 くたばれハムレット
  • 1993年 vol.24 三人姉妹
  • 1994年 vol.25 パパ、I LOVE YOU!
  • 1994年 vol.26 It's SHOW TIME!
  • 1994年 vol.27 審判
  • 1994年 vol.28 ブラック・コメディ
  • 1995年 vol.29 What a Sexy Dinner!
  • 1995年 vol.30 松ヶ浦ゴドー戒
  • 1995年 vol.31 セイムタイム・ネクストイヤー
  • 1996年 vol.32 レグと過ごした甘い夜
  • 1996年 vol.33 レンド・ミー・ア・テナー
  • 1996年 vol.34 私はラッパポートじゃないよ
  • 1997年 vol.35 ザ・フォーリナー
  • 1997年 vol.36 カッコーの巣の上を
  • 1997年 vol.37 K2
  • 1998年 vol.38 Prelude To A Kiss
  • 1998年 vol.39 トーチソング・トリロジー
  • 1998年 vol.40 千人のピエロ
  • 1999年 vol.41 銀幕の向うに
  • 1999年 vol.42 ザ・フォーリナー
  • 1999年 vol.43 おお、星条旗娘!
  • 2000年 vol.44 煙が目にしみる
  • 2000年 vol.45 審判
  • 2000年 vol.46 ラン・フォー・ユア・ワイフ
  • 2001年 vol.47 銀幕の向うに
  • 2001年 vol.48 セイムタイム・ネクストイヤー
  • 2001年 vol.49 すべて世は事も無し[6]
  • 2002年 vol.50 煙が目にしみる
  • 2002年 vol.51 劇評
  • 2002年 vol.52 バッファローの月
  • 2003年 vol.53 ギャンブラー
  • 2003年 vol.54 木の皿
  • 2003年 vol.55 詩人の恋
  • 2004年 vol.56 すべて世は事も無し
  • 2004年 vol.57 コミック・ポテンシャル
  • 2004年 vol.58 バッファローの月
  • 2005年 vol.59 煙が目にしみる
  • 2005年 vol.60 ヒーロー
  • 2005年 vol.61 審判
  • 2006年 vol.62 エキスポ
  • 2006年 vol.63 器の皿
  • 2006年 vol.64 詩人の恋
  • 2007年 vol.65 特急二十世紀
  • 2007年 vol.66 モスクワからの退却
  • 2007年 vol.67 コミック・ポテンシャル
  • 2008年 vol.68 思い出のすきまに
  • 2008年 vol.69 レンド・ミー・ア・テナー
  • 2008年 vol.70 詩人の恋
  • 2009年 vol.71 川を越えて、森を抜けて
  • 2009年 vol.72 パパ、I LOVE YOU!
  • 2009年 vol.73 高き彼物
  • 2010年 vol.74 シャドーランズ
  • 2010年 vol.75 モリー先生との火曜日
  • 2010年 vol.76 木の皿
  • 2011年 vol.77 コラボレーション
  • 2011年 vol.78 出発の詩集〜モスクワからの退却〜
  • 2011年 vol.79 滝沢家の内乱
  • 2011年 vol.80 詩人の恋
  • 2012年 vol.81 「ザ・シェルター」「寿歌」2本立て公演
  • 2012年 vol.82 川を越えて、森を抜けて
  • 2012年 vol.83 シュペリオール・ドーナツ
  • 2012年 vol.84 バカのカベ〜フランス風〜
  • 2013年 vol.85 八月のラブソング
  • 2013年 vol.86 モリー先生との火曜日
  • 2013年 vol.87 Be My Baby〜いとしのベイビー〜
  • 2014年 vol.88 あとにさきだつうたかたの
  • 2014年 vol.89 請願〜核なき世界〜
  • 2014年 vol.90 If I Were You〜こっちの身にもなってよ!〜
  • 2014年 vol.91 ブロードウェイから45秒
  • 2015年 vol.92 カトケン・シェイクスピア劇場 ペリクリーズ
  • 2015年 vol.93 バカのカベ〜フランス風〜
  • 2015年 vol.94 滝沢家の内乱
  • 2015年 vol.95 女学生とムッシュ・アンリ
  • 2016年 vol.96 Be My Baby〜いとしのベイビー〜
  • 2016年 vol.97 SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD〜ハリウッドでシェイクスピアを〜
  • 2016年 vol.98 誰も喋ってはならぬ!
  • 2017年 vol.99 喝采
  • 2017年 vol.100 夢一夜
  • 2018年 vol.101 ドレッサー
  • 2018年 vol.102 煙が目にしみる
  • 2018年 vol.103 Out of Order〜イカれてるぜ!〜
  • 2019年 vol.104 喝采
  • 2019年 vol.105 Taking Sides〜それぞれの旋律〜
  • 2019年 vol.106 パパ、I LOVE YOU!
  • 2020年 vol.108 プレッシャー〜ノルマンディーの空〜
  • 2021年 vol.109 ドレッサー
  • 2021年 vol.110 THE SHOW MUST GO ON〜ショーマストゴーオン〜
  • 2021年 vol.111 叔母との旅
  • 2022年 vol.107(延期公演) サンシャイン・ボーイズ
  • 2022年 vol.112 スカラムーシュ・ジョーンズor(あるいは)七つの白い仮面
  • 2024年 vol.118 灯に佇む[7]
劇団つかこうへい事務所
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劇団「暫」

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テレビ番組

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映画

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テレビドラマ

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著書

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  • 『加藤健一の俳優のすすめ』劇書房, 1984.2

脚注

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  1. ^ a b "たった1人で始めた「加藤健一事務所」コロナ禍乗り越え43年、134回目舞台は葛飾北斎に". 日刊スポーツ (2022年12月1日). 2023年7月3日閲覧。
  2. ^ "「時代や国を超え感動を」 俳優の加藤健一さん―旭日小綬章受章". 時事ドットコム (2024年4月29日). 2024年4月29日閲覧。
  3. ^ 『官報』号外第106号、令和6年4月30日
  4. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.538
  5. ^ "毎日映画コンクール 大賞に橋口監督の「恋人たち」". 毎日新聞 (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
  6. ^ "すべて世は事も無し インタビュー". ニフティ (2001年9月21日). 2022年3月8日閲覧。
  7. ^ "加藤健一事務所が描く"命を考える物語" 内藤裕子が作劇、堤泰之が演出手がける「灯に佇む」". ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月12日). 2024年8月12日閲覧。

外部リンク

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1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)
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