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ピコプラチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピコプラチン

azane; 2-methylpyridine; platinum(2+); dichloride

識別情報
CAS登録番号 181630-15-9  チェック
PubChem 177358
ChemSpider 154428  ×ばつ">×ばつ
UNII B5TAN0L720  チェック
  • イオン型: Cc1ccccn1.N.[Cl-].[Cl-].[Pt+2]
  • 錯体型: Cl[Pt-2](Cl)([NH3+])[n+]1ccccc1C
  • InChI=1S/C6H7N.2ClH.H3N.Pt/c1-6-4-2-3-5-7-6;;;;/h2-5H,1H3;2*1H;1H3;/q;;;;+2/p-2 ×ばつ">×ばつ
    Key: IIMIOEBMYPRQGU-UHFFFAOYSA-L ×ばつ">×ばつ
  • InChI=1/C6H7N.2ClH.H3N.Pt/c1-6-4-2-3-5-7-6;;;;/h2-5H,1H3;2*1H;1H3;/q;;;;+2/p-2
    Key: IIMIOEBMYPRQGU-NUQVWONBAG
特性
化学式 C6H10Cl2N2Pt
モル質量 376.15 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ピコプラチン(Picoplatin)は、白金製剤抗腫瘍薬で、ポニアード・ファーマシューティカル(かつてのNeoRx)が固形腫瘍の患者向けに臨床開発を行っている[1]

第I相と第II相の臨床試験では、肺がん卵巣がん大腸がんホルモン不応性前立腺がんなど、様々な種類の固形腫瘍への効果が示された[2] 。しかし、第III相の臨床試験では、進行性小細胞肺がんの主要評価項目を満たせなかった[3] 現在では、[いつ? ]転移性大腸がんへの利用に希望が持たれている[4]

出典

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