バーチェルサバンナシマウマ
バーチェルサバンナシマウマ |
---|
分類 |
亜種
:
バーチェルサバンナシマウマ
E. q. burchellii |
学名 |
Equus quagga burchellii (Gray, 1824) |
英名 |
Burchell's Zebra |
バーチェルサバンナシマウマ(英名:Burchell's zebra・学名:Equus quagga burchelli)は、奇蹄目 ウマ科に属するサバンナシマウマの亜種の一つ。バーチェルシマウマ、ダマラランドシマウマ(ダマラシマウマ)、ズールーランドシマウマと言われる。
概要
[編集 ]かつてはナミビアから南アフリカ共和国にかけての南部アフリカの草原地帯に生息していたが、現在ではナミビア北部のエトーシャ塩湖周辺、ボツワナ南部やマラウイ・ザンビアのニイカ高原、クワズール・ナタール州・エスワティニに生息している。一度絶滅したとされた。名前の由来は、イギリスの博物学者 ウィリアム・バーチェルがこのシマウマを初めてヨーロッパに連れ帰ったことによる。
体長2.5m、肩高1.5m。脚には縞がなく足が白くなっている(後脚の踵には時に縞が現れる事がある)。体には同亜種のチャップマンシマウマ同様、黒縞と白縞の間に薄いかげ縞があリ、チャップマンシマウマよりも縞が細い。他のサバンナシマウマの亜種と同じく肉食獣から身を守るため、オグロヌーまたはオジロヌー、ダチョウとともに集団を作って生活している。
一度は絶滅したと言われた程大激減した原因は、肉や皮を得るために乱獲された為である。1870年頃にはすでに南アフリカ周辺では野生の群れは見られなくなっており、大地主や動物園に飼われたものだけが生き残っていた。それらの最後のものが死んだのが1910年、ロンドン動物園でのことである。
これを最後にバーチェルサバンナシマウマは絶滅したとみられていたが、2004年にナミビア北部のエトーシャ塩湖周辺で再発見された。また、クアッガプロジェクトのため、エトーシャ国立公園からモカラ国立公園やカルー国立公園に人為的に放たれた。
関連項目
[編集 ]この項目は、動物に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:生き物と自然/プロジェクト:生物)。