コンテンツにスキップ
Wikipedia

美しきパースの娘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
印刷用ページはサポート対象外です。表示エラーが発生する可能性があります。ブラウザーのブックマークを更新し、印刷にはブラウザーの印刷機能を使用してください。
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?"美しきパースの娘" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL
(2024年2月)

美しきパースの娘』(うつくしきパースのむすめ、:La jolie fille de Perth)は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼー1866年に作曲した全4幕のオペラ・コミックである。ウォルター・スコットの小説『The Fair Maid of Perth』を元にジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュジュール・アドニス (英語版)台本を作成した。1867年 12月26日に初演された。

一般には、第2幕と第4幕で歌われるアリア「セレナード」と、後にエルネスト・ギローによって『アルルの女』の第2組曲に転用された「メヌエット」しか知られていない。日本では、2008年 7月12日新国立劇場中劇場において東京オペラ・プロデュース合唱団東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団他により、初めて全曲上演された[1]

概要

14世紀、内乱期のスコットランドの王都パースが舞台。婚約を間近に控えたキャサリンとヘンリーが、些細なトラブルが元で互いに不貞を働いたと誤解してしまうという愛憎劇。2人のいさかいは領主やジプシーの女王らを巻き込んで一大事となってしまうが、最後は誤解が解けて結ばれる。

登場人物

キャサリン

編曲

「セレナード」はNHKみんなのうた』において、石川皓也編曲・海野洋司作詞により「小さな木の実」の名で1971年1983年1995年に放送された(歌はそれぞれ大庭照子斉藤昌子蒲原史子による)。このため、日本においてビゼーの作品としては『カルメン』などとともに広く知られるようになった。

『アルルの女』第2組曲に転用された「メヌエット」は、実は第3幕のロスシー伯爵とキャサリン(に成りすましたマブ)との二重唱の伴奏部分をギローが編曲したものである。このため、原曲とは大きく異なる[2]

脚注

外部リンク

ミラクル博士 (1857) - ドン・プロコーピオ (1860) - 真珠採り (1863) - イヴァン4世 (1865) - 美しきパースの娘 (1867) - ジャミレ (1872) - カルメン (1875)

カテゴリ カテゴリ

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /