南鑰島
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ロアイタ島[1] (英語: Loaita Island、タガログ語: Kota、ベトナム語:Đảo Loại Ta / 島Loại Ta)は、南沙諸島のロアイタ堆(英語: Loaita Banks、中国語: 道明群礁)最南端の島である。中国では南鑰島と呼ばれる[2] 。旧称中小島。
地理
面積は0.07平方キロメートル。高さは2メートルで、南沙諸島の中で最低の島である[3] 。
領有
フィリピンがこの島を実効支配しているが、中華人民共和国、中華民国(台湾)とベトナムも主権を主張している[4] 。1968年からフィリピン軍が駐留している。1994年、この島で中国軍と衝突し、二つ軍艦が沈没し、数個兵士が死亡した[5] 。
脚注
- ^ 浦野起央「南シナ海の安全保障と戦略環境(二・完) (PDF) 」 政経研究 49(2)、pp.35-87、2012年9月25日、日本大学
- ^ 南沙諸島 - 領土の帰属をめぐる紛争地帯 Archived 2016年7月13日, at the Wayback Machine.
- ^ 中国三沙網 - 南鑰島(中国語)
- ^ 宋燕輝「台湾の南シナ海南沙諸島太平島における滑走路建設をめぐる論争とその政策的含意」 問題と研究 37(3)、pp.1-54、2008年7月、国立政治大学国際関係研究センター
- ^ 文匯報 - 南海風雲(中国語)
関連項目
外部リンク
- ロアイタ島 Google Map
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北中部 (多国支配) |
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北東部 (主にフィリピン支配) |
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南西部 (主にベトナム支配) |
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中南部 (主にマレーシア支配) |
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座標: 北緯10度40分7.32秒 東経114度25分26.04秒 / 北緯10.6687000度 東経114.4239000度 / 10.6687000; 114.4239000