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Steam Deck

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(2022年8月)
Steam Deck
開発元 Valve Corporation
種別 ゲーミングPC携帯ゲーム機ハンドヘルド
発売日

アメリカ合衆国の旗 カナダの旗 イギリスの旗 欧州連合の旗 2022年2月25日

日本の旗 大韓民国の旗 香港の旗 中華民国の旗 2022年12月17日
対応メディア ダウンロード販売
OS SteamOS
SoC AMD セミカスタム APU コードネーム "エアリス"(TSMC 7nm、TDP=3-15W)
CPU AMD Zen 2、4コア/8スレッド
可変周波数 @ 2.4-3.5GHz
メモリ 16 GB (LPDDR5)
ストレージ

基本モデル: 64 GB eMMC
中間モデル: 256 GB NVMe SSD
最上位モデル: 512 GB 高速NVMe SSD

すべてのモデルがM.2 2230モジュールを使用
リムーバブルストレージ UHS-I
microSD/SDXC/SDHC
ディスプレイ

7インチ 1280 x 800
タッチスクリーン IPS 液晶 @ 60Hz(16:10)400nit

外部出力: 最大8K @60Hz または 4K @120Hz
グラフィック AMD RDNA 2、8x CUs
可変周波数 @ 1.0-1.6GHz
サウンド

本体: DSP内蔵ステレオ

デジタル出力: マルチチャンネルオーディオ
コントローラ入力 2 x 静電容量方式 アナログスティック
2 x 3.5mm トラックパッド
6軸IMU(3軸加速度計,3軸ジャイロスコープ)
2 x バンパー(L1, R1)
2 x アナログトリガー(L2, R2)
4 x グリップボタン(L4, R4, L5, R5)
A/B/X/Y ボタン
十字キー
表示/メニューボタン
Steamボタン
クイックアクセスボタン
ボリューム +/− ボタン
電源ボタン
振動効果: HDハプティクス
デジタルカメラ 環境光センサー
タッチパッド

スクリーン: 静電容量方式、10点マルチタッチ

トラックパッド: 静電容量方式、触覚フィードバック、感圧センサー
外部接続

1 x USB Type-Cポート、USB 3.2 Gen 2 および DisplayPort 1.4 Alt mode
Bluetooth 5.0
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac

3.5mm ヘッドフォン/ヘッドセットジャック
電源 40Wh リチウムイオンバッテリー 5200mAh
充電: 45W USB Type-C PD3.0
(デバイス全体の最大消費電力=25W)
プラットフォーム Linux
オンラインサービス Steam
サイズ 298mm x 117mm x 49mm
重量 約669グラム
関連商品 ドッキングステーション
ウェブサイト https://www.steamdeck.com/ja/

Steam Deck(スチーム デック[1] )は、Valve Corporationより販売されている携帯ゲーム機型 ゲーミングPCAdvanced Micro Devices (AMD) 社と共同開発し、2022年 2月25日に発売された[2] 。日本では2022年8月4日に予約受付が始まり、12月17日から発送が開始された[3] 。日本を含む東アジアでのサポートと販売は、KOMODOが担当している[4] 。同社は日本でSteamの決済事業を担当しているDEGICAのゲーム部門が独立した企業であり「Valve Index」も販売している。

概要

2012年頃からValveはPCゲームを体験できるデバイスやフォームファクタを追求しており、「Steam Machine」「Steam Controller」「Steam Link」「Valve Index」の提供を通して、PCを置いた自室からリビングルームへと体験できるスペースを広げてきた。その流れで携帯型ゲーム機も構想しており、当時はSteamを十分楽しめるまでハード技術が到達していなかったが、2018年頃からハードウェアの進化の行き着く場所が予測でき、それまでの開発や製造の経験で得られたベンダーとの関係や知識やスキルセットが結実したことでプロトタイプを作り始めた。Steam DeckもValveの哲学であるオープンプラットフォームに位置付けて開発されており、ユーザーの所有物として自由なカスタマイズができるように努められている[5] 。その表れとしてValveは英語圏に向けて発売前にサムスティック、SSDの交換方法を公開したり[6] iFixitと提携し交換パーツの販売と修理ガイドを提供している[7] 。一方で公開したのは「自己責任で分解するのなら,こうするべき」ということを明確にするためであり、安易に分解しないよう警告もしている[5] 。デバイスの改造は自己責任であり、故障や不具合がその改造に起因する問題となる場合、保証の対象外である。SteamOS以外で運用している場合でもほとんどの場合は保証を受けられるが、上記に当てはまる場合は対象外となる[8]

ハードウェア

Steam Deckに搭載されているAMDのAPU(Van Gogh)。画像はLCD版のもので、製造プロセスはTSMC 7nm。

Steam Deckには、AMDがZen 2RDNA 2アーキテクチャをベースに製作したカスタムAPUが搭載されており、ファイナルファンタジーVIIのキャラクターであるエアリス・ゲインズブールにちなんでエアリスと名付けられた[9] 。CPUは4コア/8スレッドのユニット、GPUは8つの演算ユニットで実行され、合計1.6 TFLOPSの推定性能を持つ。CPUとGPUは共に可変周波数を使用し、CPUは2.4から3.5GHz、GPUは1.0から1.6GHzの間でシステムの要求に基づいて動作する。Valveは、CPUはRyzen 3000シリーズ、GPUはRadeon RX 6000シリーズと同等の性能であり、大型AAAゲームを含むSteamライブラリ全体をハンドヘルド ゲーミングPCでプレイできるようにすることに重点を置いていると述べた[10] 。Deckにはハイエンドスマートフォンで使用される高速メモリ、LPDDR5 RAMがクアッドチャネル構成で16GB 搭載されており、総帯域は88GB/秒である。

Steam Deckは内部ストレージによって64GB (eMMC)、256GB (NVMe SSD)、512GB (ハイスピードNVMe SSD)の3つのモデルがあり、512GBモデルはスクリーンが防眩エッチング加工されている。それ以外のハードウェアの仕様は全て共通となっている。ストレージはmicroSDカードで拡張可能で、速度はUHS-I(〜104MB/sec)[11] 、容量はSDXC(〜2TB)[12] まで対応している。なお、512GBモデルはキャリングケースと仮想キーボードテーマが特別仕様になっており、256GBモデルと512GBモデルはそれぞれコミュニティで使用できる限定プロフィールの特典がある[13] 。Valveは、内部ストレージはエンド ユーザーが交換できるようには意図されていないが、修理のために必要に応じて交換できると述べている[14]

コントローラは取り外し可能ではないが、追加のコントローラを用意すればデスクトップとしてもプレイできる。また、両端のコントローラー部分にトラックパッドを搭載し、Windows向けのPC用ゲームをプレイしたり、FPSのプレイ速度を上げることが可能となっている。

バッテリーは40Wh(5313mAh)[15] で、ゲームにもよるが公称2〜8時間持続する[15]

ソフトウェア

OSはArch LinuxをベースにしたSteamOSを搭載している。ホーム画面はSteamのライブラリ、ストア、コミュニティにアクセスできるようになっており、デスクトップモードに切り替えることでPCのように使用できる。SteamOSにはValveが開発した互換レイヤー「Proton」が含まれており、認証されたゲームであればSteamOS上でWindows向けのゲームを起動することができる。また、内部ストレージやmicroSDカードからのマルチブートに対応し、Windowsをインストールすれば、直接Windows向けゲームを起動することも可能である。

周辺機器

この節には内容がありません。 加筆して下さる協力者を求めています。 (2022年8月)

関連項目

  • UMPC
  • AYANEO, 携帯型ゲーミングPCの競合ブランド
  • GPD Win, 以前の同様のデバイス

脚注

  1. ^ @OnDeckJP (2022年9月6日). "「Steam Deck(スチームデック)」が日本に上陸!". X(旧Twitter)より2023年2月19日閲覧
  2. ^ Valve、ゲーム機「Steam Deck」を2月25日発売へ」『ITmedia NEWS』2022年1月27日。2022年12月22日閲覧。
  3. ^ "日本、香港、韓国、および台湾での STEAM DECK の出荷を 12月 17 日に開始します". 株式会社 KOMODO. 2022年12月22日閲覧。
  4. ^ "VALVEがKOMODOと提携し、アジアでSTEAM DECKを提供開始". PR TIMES. 2022年12月22日閲覧。
  5. ^ a b "ゲーム向け小型PC「Steam Deck」開発者インタビュー。オープンプラットフォームであることが,Valveの経済活動の原点". 2022年12月22日閲覧。
  6. ^ "よくある質問 - エンドユーザーがサムスティック/SSDを交換するのはどのくらい簡単ですか?". Valve Corporation. 2022年12月23日閲覧。
  7. ^ "よくある質問 - Steam Deckの交換パーツは購入できますか?". Valve Corporation. 2022年12月22日閲覧。
  8. ^ "出荷が始まったSteam DeckのアフターサポートについてKomodoに訊いた―Windowsをインストールしたり自分でSSDを交換したりすると1年保証はどうなる?". 2022年12月22日閲覧。
  9. ^ "Steam Deck:Valveの開発者サミットで学んだ5つの大きなこと". The Verge. 2022年12月23日閲覧。
  10. ^ "Valve は、Steam Deck は AAA を含むあらゆるゲームを処理できると主張しています。". TechRadar. 2022年12月23日閲覧。
  11. ^ "バスインターフェーススピード規格/大容量データ転送と、高画質高速連写撮影のための規格". SD Association. 2022年12月23日閲覧。
  12. ^ "SD、SDHC、SDXC、SDUCカード容量の選択肢". SD Association. 2022年12月23日閲覧。
  13. ^ "自分に合ったSteam Deckを選択". 株式会社KOMODO. 2022年12月25日閲覧。
  14. ^ "Steam Deck SSD はアップグレード可能ですが、簡単ではありません". IGN. 2022年12月23日閲覧。
  15. ^ a b ミル☆吉村 (2022年7月16日). "Steam Deckを入手。細かい部分まで触れたレビューをお届け。使用感からディープなカスタマイズや拡張まで、『エルデンリング』などで試しつつ一気に紹介". ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage. 2022年10月16日閲覧。

外部リンク

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