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Wikipedia:井戸端/subj/「ケースB1:履歴不継承」による削除の中断の提案

これはこのページの過去の版です。Kareha (会話 | 投稿記録) による 2023年7月19日 (水) 10:10 (個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎「ケースB1:履歴不継承」による削除の中断の提案: 返信)であり、現在の版 とは大きく異なる場合があります。

Kareha (会話 | 投稿記録)による2023年7月19日 (水) 10:10時点の版 (→‎「ケースB1:履歴不継承」による削除の中断の提案: 返信)
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「ケースB1:履歴不継承」による削除の中断の提案

In short: いわゆる「ケースB1:履歴不継承」を理由として記事を削除する運用の中断を提案します。
提案者: 枯葉(会話) 2023年7月8日 (土) 08:58 (UTC) [返信 ]

多くの方にご参加いただき感謝申し上げます。議論が長くなってきましたので、途中から参加される方への簡便のため、ノートページに議論のアウトラインを整理させていただきました。--枯葉(会話) 2023年7月19日 (水) 10:10 (UTC) [返信 ]

ウィキメディアプロジェクト群において発表されたテキストを日本語版ウィキペディア上で複製し、かつ適切な帰属の表示を怠った場合に、これをWikipedia:削除の方針#ケース B: 法的問題がある場合に合致するものとして削除するというのが日本語版ウィキペディアの古くからの運用であると観測しています。

私はこの運用について、コミュニティのリソースの無駄遣いであると古くから感じつつも、その潔癖さは尊重するに値するとも感じており、運用そのものについては触らずの立場をとるつもりでいました。しかし今月4日にUser:柏尾菓子さんが提起なさったとあるソックパペットが作成した記事の取扱いを拝見し、この運用が「荒らしに餌を与えている」ことを知ったことにより立場をあらためます。

この提案は、コミュニティのリソースを温存することに主眼をおいています。上記の荒らしへの対応の他、通常の場合でも削除の是非に1週間以上の審議の場を設けねばならず、その結果が版指定削除となれば管理者2名の立ち合いが必要です。これらの負担を低減することでプロジェクトに資することを期待します。

この提案を実行するには、ライセンスの解釈のすり合わせが必要です。履歴の不継承はライセンス違反であり著作権の侵害であることは間違いないからです。しかし私はこれを適法に回避できると考えています。いわゆる「履歴の補完」を行うことで履歴ページに帰属が表示されることになり、このタイミングで著作権の問題はクリアされるとみなせるからです。補足的にCC BY-SA 4.0 の利用許諾条項を参照しますと、3(a)(2)において「(利用許諾の)条件は、あなたがライセンス対象物を共有する媒体・方法・文脈に照らして、いかなる合理的な方法でも満たすことができます」とあり、履歴の補完が日本語版ウィキペディアのコミュニティにおいて合理的な方法であると認められている限り、ライセンスに違反することはないでしょう。GFDLに関しては遺憾ながら考慮から外さざるをえません。そもそもGFDLの履歴継承の要件を大真面目に適用するとひどい問題が生じてしまいますので、これを回避するために設けられたのがWP:TRANSにおける要約の書き方の規定であったと記憶しています。この問題をあえて蒸し返す必要はないと考えます。

参考までに英語版ウィキペディアの状況の調査結果を報告しますと、転記元への帰属を日本語版と同内容で初版の要約に記載するのを「理想」とし (en:Wikipedia:Copying within Wikipedia#Translating from other language Wikimedia projects)、それが行われなかった場合でも削除の必要はなく空編集の要約で補完さればよい (en:Wikipedia:Copying within Wikipedia#Repairing insufficient attribution) としています。他方、履歴の完全性を求めた場合に、転記元の履歴を過去版の記事内容ごとImport機能で取り込んだ実績が見受けられます (en:Levi Sherwood, 2014年05月13日T14:23:20前後を参照)。

以上、ざっくりとした大枠の議論を提示する形ではありますが、ご意見をいただければと思います。--枯葉(会話) 2023年7月8日 (土) 08:58 (UTC) [返信 ]

履歴補遺以前の版指定削除も行わないということでしょうか。--フューチャー(会話) 2023年7月8日 (土) 12:30 (UTC) [返信 ]
これをやったところで、荒らしは外部サイトから転載したり、プライバシー侵害となるような内容を書き込んできたりと手を変えてくるので、荒らし対処の効率化には役に立たないものと思われます。LTA:HEATHROWも記事を1つでも多く増やしたいという思いでやっているのではなくただの荒らしのようなので、対処の効率化には結び付きにくいでしょう。知らずに善意で履歴不継承をやる人がそんなにたくさんいるわけでもありません。あまり積極的に賛成はできませんね。--Muyo(会話) 2023年7月8日 (土) 13:18 (UTC) [返信 ]
ご意見ありがとうございます。 返信 (User:フューチャーさん宛) 履歴補遺以前の版指定削除を行いません。履歴を補い、それをもって対処を完了とします。 返信 (User:さえぼーさん宛) ご懸念のとおり、適用されるケースについて検討と整理が必要であるとは思います。ひとまず私の「理屈」について申し上げておきますと、履歴の不継承を主張するためには、継承されるべきであるが継承されていない履歴が確かに存在しなければなりません。その存在を特定できるのであれば補えばよく、特定できないのであれば存在の不確かな履歴の不継承を削除の理由とすることはできないという考え方です。 返信 (User:Muyoさん宛) 大意として本提案を実行すべきでないという旨で承知いたしました。現役の管理者さんとお見受けしますのでそのご意見は尊重すべきと考えますが、最長1か月ほど意見を募らせていただけますか。--枯葉(会話) 2023年7月8日 (土) 15:31 (UTC) [返信 ]
  • 提案自体の是非はさておき、提案の背景となっている問題(LTAによる履歴不継承)については、Wikipedia:即時版指定削除の方針#1-1を利用すればいいのではないでしょうか。そうすればもっと低負担で対応可能なように思いましたが。--Yapparina(会話) 2023年7月8日 (土) 16:34 (UTC) 問題となっているケースでは、他の利用者の編集があいだに挟まっているから即時版指定削除の方針だけでは対応し切れないんですね。失礼、よくわかっていませんでした。--Yapparina(会話) 2023年7月8日 (土) 16:50 (UTC) [返信 ]
  • 方針とガイドライン文書の改訂に関わる提案であれば、Wikipedia:削除の方針Wikipedia:著作権/履歴の保存(ガイドライン)のノートに議論場所を改めるか、通知するか、すべきだと思います。それに、細かいことですが「中断」はどちらかと言えば一時的にやめるがいずれは再開するという意味のように感じられますが、実際の提案は「廃止」に近いでしょうか。 --2001:268:C201:C372:75C2:F88F:2E8D:B726 2023年7月9日 (日) 01:50 (UTC) [返信 ]
  • 上のIP氏のコメントと同じく、提案内容の是非を問う以前の問題として、手続き不備の問題があります。仮に、このままで、提案内容に合意が得られたと見なせる状態になったとしても、だからと言ってそのまま実行すると手続き不備として大きな問題になります。
まずは議論の場所をWikipedia‐ノート:削除の方針に移行するか、またはそのノートページにこの場所でこういう議論が行われている、ということを通知してください。また、方針や規約にもかかわる提案ですから、それらの改変手続きに準じてWikipedia:お知らせおよびWikipedia:コメント依頼にも告知が必要です。もしかすると、方針の「廃止」ではなく「運用の中止」なのだからそこまで必要ない、とお考えなのかもしれませんが、実質的には規約の変更ですから手続きは必要です。--Loasa(会話) 2023年7月9日 (日) 02:52 (UTC) [返信 ]
  • 方針整備関連の手続きには昏いのでご指摘非常に助かります。ご指摘のページの他、WP:C, WP:TRANS, WP:CWWのそれぞれのノートページに通知を行いました。しかく今回私が「中断」という表現を用いているのは、「再開」の余地を残すためです。この提案は、10年以上の実績がある運用に触れるものですから、実行に至ったのちに実務上の深刻な問題が生じた場合に備え、すみやかな対応ができる柔軟性や安全弁を備えなければなりません。Wikipedia:定期削除の方針の経緯に見られるように、論理的には問題なく、他言語版で運用できているプロジェクトであっても、実務的な問題から破綻することがありますので、念を入れるのが好ましいと考えました。--枯葉(会話) 2023年7月10日 (月) 11:29 (UTC) [返信 ]
    • 英語版などで行われているインポートも日本語版でもやって、ごく普通の他言語版翻訳は皆それでやる、というのではだめなんでしょうか。例えばen:Mirjam Tolaで行われている処置です。要約欄でリンクがされていない、という削除依頼を見るたびに、なぜインポートを導入しないのか疑問に思っています。5人列挙とかいつの間にかやらなくなりましたし、解釈の問題ならそちらを追求した方がよいのではないでしょうか。--西村崇(会話) 2023年7月11日 (火) 04:38 (UTC) [返信 ]
      • だめということはなく、むしろ場合によってはもっともエレガントな履歴の修復方法だと思っています。ただ、このインポート機能は管理者権限が必要とされるため、私にはその実装がまったくわからず、導入を提案する資格を欠いています。また、これはあくまでもコミュニティの負担を減らすための提案ですから、その中で管理者権限を必要とする機能の導入を求めるのは狙いを外すものではないかとも考えました。とはいえ、解決方法の一つとしてはとても有効ですので個人的には導入を期待するところです。その期待を込めて、提起文の中で同様の事例である en:Levi Sherwood を紹介しています。--枯葉(会話) 2023年7月12日 (水) 09:18 (UTC) [返信 ]
        情報 インポート機能は特別:データ取り込みにて行います。
        • 現在は英語版、フランス語版、ドイツ語版、スペイン語版、ロシア語版、中国語版、アラビア語版、インドネシア語版ウィキペディア、コモンズ、メタウィキ、インキュベーターからのインポートが可能となっています。過去はWikipedia:利用者に記載されたとおり機能が無効化されていましたが、いつのまにか有効化されました。
        • インポート先は特定の名前空間や、特定ページの下位ページを指定できます。
        • インポートするときは最新版のみか、すべての版のデータをコピーできます。
        • すでに存在しているページの場合は自動で履歴を統合します。例としてメタウィキでの利用者ページを利用者:ネイ/sandbox/User:ネイに2度(1回目は最新版のみ、2回目はすべての版)インポートしました。
        • 日本語圏ではウィキブックスで運用されています。
        • 詳しくはm:Help:Import/jam:Importer/jaを参照。
        当分はインポート依頼プロセスを整備すれば運用を開始できますが、本格的に導入する場合は「ウィキ間インポート担当者の権限申請プロセスを整備する」「管理者が権限を付与できるよう合意を形成した後、Phabricatorでタスクを作成する」ことが必要でしょう。--ネイ(会話) 2023年7月13日 (木) 15:48 (UTC) [返信 ]
  • 現行の方針の改定に関する議題であることから告知をさらに広げることが望ましいと考え、Wikipedia:コミュニティ・ポータルに読み込まれるWikipedia:コメント依頼/リストに掲載しました。--YellowSmileyFace(会話) 2023年7月12日 (水) 13:01 (UTC) [返信 ]
  • シンプルに動機に問題があると考えます。荒らしが悪用しているから廃止しろでは、荒らしの行為を追認することになってしまいます。まして、LTAが悪用しているから問題を無かったことにしろなんてのはありえません。日本語版は腕ずくでの解決の定着はこれまでにもありますのでいまさらですが、堂々と提案されたら反対しかできません。また、補遺すれば削除しなくてもいいは、Wikiのシステム上正しくないのでこれも採れないです(途中版を取得できなくするのが版指定削除なので、提案が全く無意味)。
負担を理由にしていますが、これもおかしいです。負担を理由にするなら削除依頼乱発VPNとか、お気持ちで全く調べずに削除を主張するケースE常連(これは過去に複数のアカウントが無期限ブロックされていますが、複数人扱いのためLTA扱いされていないだけで本質的にはこちらもLTAでしょう)の方が問題です。少なくとも「削除依頼の提起資格」を最低限の「IP不可」に引き上げて、ケースE乱発をLTA化するだけでこれは防げますがこの程度のことすら出来ていないのが実情です。そしてこれを放置して事実上LTAの支援を行えってのは論ずるに値しません。LTA:HEATHROWの動機の一つはおそらく「俺の記事を見ろ」(その手段の一つとしての削除依頼)なので、相手にしないこの提案は結局「記事を確定的に残す」ことでLTAの行為を推奨することになります。
西村崇さんが紹介されたインポートは今の機能では足りないと思います。現在行われている履歴の継承と比べると余りにぶん投げているというか、精度が絶望的というか、機械的に冠付けてるだけなんで、オリジナルじゃないぞって宣言にはなりますが、もうちょっと高機能化してくれないとむしろ訳がわからなくなりそうです。それに日本語版で時々ある「程度の低い翻訳ぶった切ってオリジナル」にへの対応があまりうまくないんですよね。--Open-box(会話) 2023年7月14日 (金) 02:00 (UTC) [返信 ]
「複数人扱いのためLTA扱いされていないだけで本質的にはこちらもLTAでしょう」とはケースEで削除依頼を出しているのは全て同一人物ということでしょうか?それとも複数人を一組のLTAと見なしているということでしょうか?また「ケースE乱発をLTA化する」とは1人1人をそれぞれ一つのLTAとして扱うのか、複数人を一組のLTAとして扱うのかどちらでしょうか?いずれにせよ暴論だと思います。削除依頼の権利自体は全員に保証した上で実際に削除すべきかは削除依頼で議論すべきと考えます。そもそも削除依頼乱発を理由としたブロック自体好ましくないと思っています。依頼資格の制限や乱発のLTA化は「この程度」というほど簡単ではなく、それをコミュニティがしないのを能力不足かのように非難するのは適切ではありません。なお「LTAが悪用しているから問題を無かったことにしろ」や「これを放置して事実上LTAの支援を行え」などは論ずるに値しないどころか、そもそも論じてる人がいません。--フューチャー(会話) 2023年7月17日 (月) 09:24 (UTC) [返信 ]
要はケースBの緩和は手段でしかなく、LTA対処が簡便になればいいわけです。となると方向性としてはLTAの産物はざくざく削除してしまえとか、荒らしの記事であれば主題や内容にかかわらず削除対象とする方向でしょう。追放の方針と異なるのは、あくまで「LTAを含む長期荒らしの手段として作成されたもの」(ここまで広げると判る人には判るでしょうが、私のターゲットはLTA:ELLSのカテゴリ乱造です)を削除(できれば即時削除)できるようにすることです。--Open-box(会話) 2023年7月14日 (金) 02:00 (UTC) [返信 ]
返信 (user:open-boxさん宛) open-boxさんのご意見として本提案につき論外という趣旨、ひとまず承知しました。しかく本提案の技術的論拠についての言及がありましたので、open-boxさんに問います。「また、補遺すれば削除しなくてもいいは、Wikiのシステム上正しくないのでこれも採れないです(途中版を取得できなくするのが版指定削除なので、提案が全く無意味)」の「正しくない」あるいは合成して「途中版を取得できなくするのが正しい」は、なにを根拠とする評価ですか? この点に関する提起のロジックに不備が認められるのであれば即座に提案を取り下げますので、ご見解をおうかがいしたいです。しかくその他の論点につき、興味深く拝読させていただきましたが、いまこの場で私から意見を述べなければならないところはないかと思います。総論としては冒頭のとおり承りました。--枯葉(会話) 2023年7月14日 (金) 08:38 (UTC) [返信 ]
インポート機能の「精度が絶望的」に関してももう少し説明をお願いします。人手による履歴継承のほうがミスしやすい(リンクつけ忘れ、ページ名誤字など)はずです。「余りにぶん投げている」「もうちょっと高機能化」など曖昧なコメントではなく、具体的な問題点を指摘しなければ改善の要望すら出しようがありません。また前述の通り、いくつかのプロジェクトで実際に運用されているので、まったく実用にたえない機能ではないはずです。--ネイ(会話) 2023年7月14日 (金) 08:49 (UTC) [返信 ]
(Karehaさんへ)履歴継承できていない版が見える時点で、履歴の継承としてはなりたちません。これを出来なくすると結局版指定削除になります。インポートの冠は今のところ「これオリジナルじゃないよマーク」なので、これが履歴の役割果たしてくれるように進歩するといいのですけどね。
(ネイさんへ)履歴を見るとインポートされていることは判るのですが、紹介された方法ですとどこからインポートされているのか判らないんですよ。だから今のバージョンだと結局人力になりますから、「精度が絶望的」「ぶん投げている」としています。高機能化とも関わり合いがありますが、コンテンツ翻訳のように「必ず版指定のリンク」を張るようにすればこれは解決できるはずです。既存の実例があるので、そんなに難しい機能ではないと思います。履歴の継承として版指定を回避するのであれば本来どの版からもアクセスできるべきですが、こっちは思いつかないです(インポート時点で「XXの版を表示しています」の部分に埋め込まれるようにする? 要約欄に反応して他の版の表示に影響させるって処理としてあまり良くない気がします)。実は発生した時点での要約欄への追記が一番いいとは思うんですが、この安易な手が出てこない時点で見た目より難しいんでしょうね。--Open-box(会話) 2023年7月14日 (金) 13:23 (UTC) [返信 ]
MediaWikiの仕様として、過去のいかなる版を表示しているとしても、そこからリンクされる履歴ページは常に最新のものです。利用規約7(b)(i)「あなたが寄稿した記事へのハイパーリンク(可能な場合)またはURLによる(各記事にはすべての寄稿者、執筆者および編集者を一覧する履歴ページがあるため)」に照らして、最新の履歴が正しく表示されている状態であれば、帰属表示の条件は満たされるものと考えます。また、版削除によっても過去に著作権の侵害があった事実を覆すことはできないため、処理として無意味であると私は思います。必要とされるのは事後の承諾を得ること――すなわち、履歴の補遺を行うことです。--枯葉(会話) 2023年7月14日 (金) 13:44 (UTC) [返信 ]
  • (インポート元)利用者:ネイ/sandbox/User:ネイの履歴を見ればわかる通り、インポートごとに要約欄で「(インポート元へのリンク)からインポート済みの(版数)版」と書かれている版が生成されます。したがって、「どこからインポートされているのか判らない」ことはないはずです(インポートすれば履歴補遺がなされた状態になる=削除を回避できるのは枯葉さんが説明しました)。
  • (要約欄編集ができない理由)技術上、要約欄の変更はデータベースで2つのテーブル(版テーブルと最近の更新テーブル)を変更すればできますが、これでは要約欄の変更履歴が残りません。要約欄の変更履歴を残さないといつ・だれが・どの履歴を・どう変更したかがわかりませんし、残すとなると「履歴の履歴」が必要になります。要約欄の変更が技術上「安易な手」ではない理由は「履歴の履歴」の費用対効果が悪いためでしょう。
--ネイ(会話) 2023年7月14日 (金) 14:16 (UTC) [返信 ]
(Karehaさんへ)MediaWikiの仕様は、「履歴を操作して継承されていることにしている」であって、版指定削除が必要となる原因の「途中版のつまみ食い」に対応できるものではありません。これは、「MediaWikiの仕様に従った」エクスポートしか考えていないから発生する問題です。持っていく側は、「そんな事情なんて知らん」で終わりです(そもそもWikipedia由来と書いてくれないことも多いですし)。これは善意に基づいて解釈していいところではありません。
(ネイさんへ)それではまるでだめじゃないですか......。「(インポート元へのリンク)からインポート済みの(版数)版」で判るのは、「インポート元となった記事」と「インポート対象になった版の数」です。必要になるのは、「インポート元となった記事」ではなく「インポート元となった版」なんですよ。これを根性で掘り起こせ、断続的だったら途中から違うかもしれないぞってのが問題になるのです。新規翻訳時にそれが問題にならないのは、「当時の最新版」とみなされているからにすぎません。--Open-box(会話) 2023年7月16日 (日) 04:16 (UTC) [返信 ]
返信 (open-boxさん宛) 「履歴を操作して継承されていることにしている」ところまではご理解いただけましたようです。ではそこで改めてご検証いただきたいのですが、「履歴を操作して継承されている途中版のつまみ食い」が行われたとして、なにが問題になるのでしょうか? なお、インポート機能について突っ込んだ議論をできる材料を持たないのは前述のとおりですが、「必要になるのは、「インポート元となった記事」ではなく「インポート元となった版」なんですよ」というご主張は、著作権の原理から申し上げて目的と手段が入れ替わっているように思えます。 返信 (ネイさん宛) もしインポート機能のサンプルとして利用価値があるようでしたら、コモンズの私の利用者サブページにあるc:User:Kareha/PD-Artを実験台にしていただいてかまいません。コモンズの現行正式方針のひとつ c:Commons:When to use the PD-Art tag の起草に先行したテンプレート改修の叩き台として作成したページですが、私以外に2名の利用者(当時の管理者,お二人とも一応jawpにアカウントがあります)による編集があるため、より分かりやすいのではないかと思います。--枯葉(会話) 2023年7月17日 (月) 05:35 (UTC) [返信 ]
  • 引っかかるところはありますが、結論から言うと、CCライセンスとWMF利用規約との整合に配慮しても、後の版でダミー編集で帰属表示(履歴継承)を補遺すれば版指定削除不要という運用でも可能だと思います。
    • 引っかかるのは、要約欄での後付け補遺を正当な帰属表示法と位置づけるならば、間違いや悪戯・荒らしで虚偽の後付け補遺がされたときはどうするのか?という点です。
    • ちゃんと帰属表示している状態にするには、虚偽の補遺がされた版については版指定削除機能を使って要約欄の不可視化が必要になるように思います。
  • 英語版ではノートで補遺も認めているが、これは止めたほうがいい(すべきでない)と思う。
    • スマートフォンなどでモバイル表示だと記事のページ上にノートへのリンクが現れておらず、簡単にはたどり着けないようになっているよう。モバイル表示がこんな感じでは、ノートで帰属表示は帰属表示として機能しているとはいえない。
    • WMF利用規約では、履歴ページでの帰属表示はOKとして明示されているが、ノートでの帰属表示については何も書かれていない。言い換えると、ウィキメディアプロジェクト投稿者たちはノートという別ページでの帰属表示法に明示的に合意していない。
  • 改めてライセンス問題を考えて思うのは、デュアルライセンス以降以後のウィキペディアは、各投稿における投稿者自己が著作権を保有する部分はCC+GFDLでライセンスしているが、それらをウィキメディアプロジェクト内で他の利用者がコピーや翻訳するときはCCオンリーで移入している、と考えるべきだろうと思う。
    • よって、ウィキメディアプロジェクト内でコピーや翻訳に限った話なら、GFDLとの整合は考える必要性すら無くなっているのが現状だと思う。CCライセンスとWMF利用規約、これら2つだけとの整合を抑えればOK。
    • 今後は、GFDL由来の用語である「履歴不継承」よりも、「帰属表示不備」とか「帰属不表示」みたいな言葉を使っていった方が良いと思う。
  • 話が少しずれるけど、CCライセンス3.a.1.B.と利用規約7.g.のことを考えると、翻訳したことや改変したことも編集要約欄で明確に書かないとライセンス違反ですね。ケースB1って、いつもリンク有無が議論になってますが。--Yapparina(会話) 2023年7月16日 (日) 13:49 (UTC) [返信 ]

コメント 最近「即時削除」について色々調べていまして、Wikipedia‐ノート:版指定削除の方針の告知をみて来ました。特にコメントしたいのはこのような議論をするときに管理者の人数が少ないことをあまり配慮していないのではないかということです。一例を上げると最初の提案で枯葉さんは「この提案は、コミュニティのリソースを温存することに主眼をおいています。上記の荒らしへの対応の他、通常の場合でも削除の是非に1週間以上の審議の場を設けねばならず、その結果が版指定削除となれば管理者2名の立ち合いが必要です。これらの負担を低減することでプロジェクトに資することを期待します。」と書いておられます。枯葉さんの提案を実施すればコミュニティ全体の作業量は軽減できるのかもしれません。しかし、枯葉さんが問題としておられる状況で、管理者でなければできない作業は「削除の実施」と「削除の確認」だけです。どちらも議論が終結した状況で行う機械的な作業なので、きっちりした手順で行えばそれほど負担になるものではないように思えます。枯葉さんの提案を実施したときに管理者の作業量がどの程度のものになるのかはわかりません。しかし、元々管理者の作業は先に書いた2件だけなので軽減されるのは「管理者でない利用者」の作業量です。英語版のように管理者が800人以上いる状態ならば少しぐらい管理者の負担が増えても「管理者でない利用者」の負担が軽減できるのなら意味があるのでしょうが、日本語版のように管理者が40人程度しかいない状態で管理者の負担を増やすことはできるだけ避けるべきだと思います。Wikipedia:版指定削除の方針の初稿作成者がKs aka 98さんであることからも分かるように、活発に活動している管理者が積極的にルール造りに参加されることは少なくないようです。しかし、全部の管理者が活発に活動しておられるわけでもありませんし、Ks aka 98さんも現在は管理者ではありません。その点「管理者でない利用者」は管理者に比べて遥かにたくさんいるので無理に作業量を減らす必要はないように思います。(Ks aka 98さんがそうだというわけではありませんが、過去に活発に活動していた管理者が作成したルールが現在の管理者にとって「負の遺産」になっているということがあるかもしれません。)(全部のご意見を読んでのコメントではないので「反対」ではなく「コメント」とします。)--田代ダム(会話) 2023年7月18日 (火) 03:53 (UTC) [返信 ]

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