シナノナデシコ
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シナノナデシコ |
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シナノナデシコ、飛騨山脈の烏帽子岳、長野県大町市にて、1997年8月14日撮影 |
分類 (APG III) |
階級なし
:
被子植物 angiosperms
階級なし
:
真正双子葉類 eudicots
階級なし
:
コア真正双子葉類 core eudicots
種
:
シナノナデシコ
D. shinanensis |
学名 |
Dianthus shinanensis (Yatabe) Makino [1] |
和名 |
シナノナデシコ |
シナノナデシコ(信濃撫子、学名:Dianthus shinanensis (Yatabe) Makino)は、ナデシコ科 ナデシコ属に分類される多年草の1種。日本の固有種で、本州中部に分布する。別名をミヤマナデシコ(深山撫子)という[2] 。
特徴
[編集 ]山地の河原や荒れ地、礫地などに生育する。高さは20-40cmになる。茎の断面は四角状で、ふくれた節をもつ。広線形の葉は対生し、長さが4-7cmになる。葉の基部は赤みを帯び、基部が茎を抱く。花は、紅紫色で茎頂に多数つく。花の直径は約2センチで、苞は2対、花弁は5個ある。花弁は広倒卵状で、カワラナデシコなどと比べて、先端はあまり細く裂けない。花期は7-8月。[2]
-
葉は広線形で対生する
-
花弁は5個で広倒卵状
脚注
[編集 ][脚注の使い方]
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) YList
- ^ a b 山に咲く花(1996)
参考文献
[編集 ]- 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList):シナノナデシコ 2011年7月29日閲覧。
- 畔上能力、菱山忠三郎・西田尚道『山に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1996年、347頁。ISBN 978-4-6350-7002-7。
外部リンク
[編集 ]- シナノナデシコの標本 国立科学博物館標本・資料統合データベース
- Dianthus shinanensis (Yatabe) Makino (The Plant List)(英語)
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